毎年、最初に聴く音楽は選曲に悩む
その良し悪しで1年の音楽生活が左右されそうな気がして
悩んだ末選んだのは
プーランクの室内楽曲集のなかから、フルート・ソナタ
新しい時代の曲だが、小難しいことはなく冒頭の印象的なメロディでつかみはバッチリ
なかなか楽しく聴ける
不謹慎なことだが、聴いている最中に次に聴く曲を思い浮かべていた
フルートつながりでモーツァルトのフルート四重奏曲がいいかな、、
ということで、レコードの方で(CDも同じ演奏を持っているが)聴いた
最初のK285のイ長調の針が落ちた瞬間、何という生き生きとした生命力にあふれた音楽が始まったのかと
かすかな驚きを覚える
この曲は聞き流しても心地よいけれど、耳を澄まして聴いても楽器間のやり取りとか会話が
完璧というしか表現しようのない形で進んでいく
ということで、今年はじめの選曲は成功した、、、という感じ
これで次からはお気楽に選ぶことができる
(今は静かだが、今日はそのうちに、、、)