今になって涙が出てきた
実はアントニオ猪木氏が亡くなったニュースでは心が反応しなかった
一時期、猪木信者だっただけに、その反応は自分でも驚いた
ジョン・レノンがなくなった時は、立ってる脚に力が抜けてしまうほどだったから
それと同様なショックがあるものだと思いこんでいた
ところが、事実の確認だけのような反応しかしない
不思議だ、こんなことなら大好きなポール・マッカトニーのそのときも
心が動かないのだろうか、と不安になった
ところが、ネットで藤波辰爾が猪木さんとの最後の別れの記事を読むと
急に、涙が溢れてきた
一気にいろんな思い出が溢れてきて、あとからあとから涙が出てきてしまった
そして先程モーニングショーで猪木さんの特集をやってる最中は
心が冷静ではいられなかった
同居人にはテレビを見ながら涙を流す姿は見られずに済んだが
まだ後を引きずって猪木氏のことを思い出していた
結局のところ、自分は彼の生き様に惹かれていたのだと思う
なにかに挑戦し続けること
何かを証明するには自らの身体を張ってまずは行動すること
自分にはできないそうしたことが、お手本とすべきものとして
刻まれていた気がする
ショックはいきなりではなく徐々に現れることもあるのだ
人の心は、、、とても不思議だ