読んでも頭に入らなかったり、忘れてしまうことが多いが
それでも大事そうなところは抜き出して残しておくことがある
今日は横着して、それらの紹介を
最初にハンナ・アーレントの全体主義の起源(3)から
代表制という民主的な手続きをとっているものの実態はこうなのだ
とまるで我が国の今の様子を予感しているような内容だ
というより、人はこうした状況を作り出してしまうのだろうか?
より日本の状況に特化した著述があるのは「歴史の終わり」で
なんだかなあ〜、ちょいと不安感を覚えてしまう
世の中のことを我が事の様に感じて、自ら考えてより良いものを目指す
面倒なこうした行為が無理なく当たり前のようにできる社会は
現実にはどこにも存在しないかもしれないが、
それでもある程度の確率でそうした人々がいる世の中のほうが
大人の社会だと思う
極論から極論へ
断定的な決めつけのほうがウケるために広がり
その結果としての多数決が正当化される世の中
こうしたことが頻繁に見られる日本は大人の社会なんだろうか?