統一地方選挙が終わって、結果次第では衆議院の解散があるとも噂されたが
新聞では、岸田さんはまだその時期ではないと報道されている
このように解散総選挙の噂される時、我が家の電話には
調査会社を名乗る組織から政党支持等のアンケート調査を求められることが多い
(既に数回経験をしている)
一般的に日中の固定電話は本当に迷惑な内容が多い
電気代の節約のための切り替え、インターネットプロバイダーの変更
貴金属、宝石、カメラ等の買取、それらがまるでローテーションの様に
代わる代わるかけてくる
電話口に女性が出ると組みやすいが、男が出ると面倒と思うのか
自分が出るとすぐに切られたり、間違い電話でしたと言い訳して
それで電話を終えてしまう(背後に多くのオペレーターの声が聞こえる)
家に自分がいるときは、男の方が良いだろうと電話に出るようにしているが
数日前、選挙絡み、支持率絡みのアンケートの電話がかかってきた
こういう時は、ぶっきらぼうに答えずに質問がどういう内容なのか
どんな意図でそのアンケートが行われるのか等の興味があるので
調査会社の名前をメモしながら案外真面目に答えている
今回は機械による調査ではなくてオペレーターによる調査だった
これは珍しいことで、何故コストのかかるオペレーターを用いた
調査をするのだろうと疑問を覚えた
ただ今回は調査対象が女性の意識の調査だったので自分は該当せず
それで電話は切れることになった
こうしたアンケート調査には割合真面目に答えているので
調査会社には電話をかける価値のある家庭としてのデータでも
残っているのだろうか?(それで何度もかかってくるのだろうか)
今までで経験した中で奇妙だったのは、直前に参議院選があるにも関わらず
調査では参議院ではなくて衆議院選挙の投票先を聞いてきたことだった
この時は同日選が噂されていたときで、そのための事前調査だったのかもしれない
もう一つ奇妙だったのは、質問の途中で切れてしまったことで
確か支持政党絡みの質問で、野党側の答えの番号を押したところ
いきなり電話が切れてしまったことだ
支持率は実は正確な数字ではなく、一部の間には好ましくない数字はカウント
しないように調査が行われるという噂が広がっているが
この時はふとその噂を思い出した
それにしても、メディアの投票先の予測の報道は選挙にとって有益なのだろうか?
と考えてしまう
媒体にとっては視聴率とか販売部数に影響するかもしれないので
意味はあるかもしれないが、一般市民にとってはどんな意味があるのだろう
人は多くの人がいる側に自分がいることで安心する傾向があると思う
自分自身の考えを持つよりは、みんなと同じ方が良いと思考停止して
その方が死票にならないと自己弁護してしまうのではないか
だが当選に至らなくても、決して死票(無駄)ではなくて
反対する人もこれだけの数字があるという証になるので
好き勝手にさせない効果があると考えれば、自分で選ぶ意味は十分にある
外国の一部では選挙の予想を報じることが禁止されているところもあるそうだ
選挙の行動は事前の予想報道とどのような相関関係があるのか
どこかの組織が調べてくれないかなと思う(大学の政治学部とかで)
それにしても、ずっと垣間見られるのは現職が強かったり、家系だよりにしたりで
日本は変化を求めない国民性だな、、と実感する
本当は、急激な変化は好ましくなくても、不断の変化は必要だと思う