パンセ(みたいなものを目指して)

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「シンクライアント方式」についてSNS上で知り得たこと

2019年12月03日 10時20分33秒 | あれこれ考えること

昨日の国会、安倍さんの答弁で突如出てきた言葉「シンクライアント方式」
「桜を見る会」の招待者のデータはサーバで管理し端末にデータは残っていないシステムで
その上でサーバで削除したものは復元できないものと聞いている
と答えた

サーバが「さあば」に聞こえるとか、解って答弁しているのか疑問の声が
あがっているが、自分はこの方式のことを知らないので、この分野の明るい人の
情報の提供をお願いしてみた

するとSNSで得られたのは

「シンクライアント」が意味するのは、「作業端末にはデータが残らない」程度の意味しかありません。
サーバーデータの保全とはまったく別の話です。

もう一つ

Thin client とは、簡単に言うと、 端末にはデータを残さない。 なんでそうしたかと言うと、
個人のノートパソコンに顧客データ、個人情報を入れていて、酔っ払って電車に置き忘れたりして、
情報漏洩が問題になったの。 うちは5年前くらいから導入してるけど、内閣府はむしろ導入が遅いと感じた。

どうやら、いろんな視点から個別のデバイスにはデータを残すようにはなっていないらしい
しかし個別に残っていないこととサーバに残っていないこととは違うとある

そこでまたもやSNSをいろいろ見ていると以下の図がアップされていた

サーバのシステムの全体像でこれがとてもわかり易い
左側の半分が安倍さんの答弁の個別のデバイスには残っていないとする部分
ところが右側の部分がとても現実的で、この図はまさかの時に対応できるようなサーバシステムとなっている
常識的に実態はこのようなものだろうな、、と想像できる
データは紛失すること壊れることが一番不安なので幾重にも保険をかけて残しておくようにする
そもそもサーバにアクセスできる人が限られているので削除した人もわかるようになっている
自分が理解したところでは多少の間違いはあるかもしれないこんなものだ

知らない人同士でもこのような有益な情報を手にすることができるのが「集合知」と言われるらしいが
正直なところこ田舎のおっさんが手にすることができる世界は驚きを覚える

だがその上で不満となるのはマスコミの努力不足
マスコミ(テレビや新聞)は安倍さんの言い分を「報告」しているだけ
それが本当に説得力のあるものかどうか、、聞いた瞬間はわからないとしても、、調べようとしたのか
そもそも初めて聞くことになった(?)「シンクライアント方式」について、データの削除がなされたら
復元できないのかを技術的な視点から専門家に聞いてみたのだろうか

既にネットでは「シンクライアント方式」が検索キーワードの上位にあがっているとされ
上記のような様々な情報が溢れている
ただネットの世界は全体を網羅できるわけではない
だからこそアナログ的なマスコミの力は必要だし大きいと思われるが
そこにいる人達が「発表報道」に終止して「調査報道」をしていない現実は
ホント、危なっかしい、、と思うばかり

 

 

 

 

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