歌(声)がないと聴くのがしんどいとか退屈だという知り合いがいた
一方で最近の自分は、歌があると面倒くさいと思い勝ちだ
ストーリー性のある歌とかカンタータとかオペラは
その内容を知ってこそ楽しめるものだとは思うが
老眼が進んだ今ではテキストを追うだけでストレスを覚えてしまう
だから歌がある音楽でも歌詞は気にせずに
音の変形とか流れとか掛け合いそのものを楽しんでいる
これはクラシックに限らずポップスでも同じで
大半の場合、歌詞はあまり気にしていない
だからビートルズで評価の高い「イン・マイ・ライフ」も
さほど好きな曲ではない(この曲は歌詞が評価されていると思う)
歌がなくても音楽は楽しめる
バッハのシャコンヌとかモーツァルトのピアノ協奏曲とかは
音同士が思索したり会話をしているようで、
歌がないだけに音楽だけに集中できる
音楽は実は音だけで自己完結する世界のような気もする
このように聴いていると最近の若い人が大勢で歌う音楽は
全部同じ様に聴こえるし、どこか幼稚な気がしてつまらない
それは年齢のせいで時代の空気を感じ取れないこともあるもしれない
だが少しだけ印象に残ったグループがあった
それは「SEKAI NO OWARI」というグループで
サーカスのピエロのような化粧をしているメンバーが居るようだ
と言っても彼らの「Habit」を聴いただけだが、これはなんとなく好きだ
そういえばちょっと前の米津玄師の「パプリカ」も不思議な音楽で好きな方だ
ということで、若い人たちの音楽が全部好きじゃないのではない
でも男も女も大勢集まっての視覚中心のトレンドを追いかけるだけの
音楽らしきものは、そろそろやめてほしいな、、とおっさんは思う
SEKAI NO OWARI「Habit」
最新の画像[もっと見る]
- 経験の差が価値判断の差になる 1週間前
- 天皇機関説事件と似ている出来事 1週間前
- 何故あんなに簡単に信じてしまうのだろう? 2週間前
- 再読の候補は、、 3週間前
- 再読の候補は、、 3週間前
- 再読の候補は、、 3週間前
- 再読の候補は、、 3週間前
- 積読本、再読本などについて 3週間前
- 超訳「資本論」と資本主義に関係する本を読むと、、、 1ヶ月前
- 超訳「資本論」と資本主義に関係する本を読むと、、、 1ヶ月前