今日も暑くならないうちにチャチャッとボケ防止を!
でも、日曜日らしくない面倒な話
説得力について思うこと
同じような話をしても説得力のある人とない人がいる
それは話し手の力量とか人格によるものだが
今日の話は、話の内容についての違い
説得力は聞き手の力量によってもかなり違う
力強く断言してシンプルに対立点を浮き立たせて、自説を訴えるパターンがある
聞き手の中に、それは一方的な視点すぎるとか、肝心な部分を敢えて触れないでいる
と感じる人も出てくると、疑いが生じて、その主張は説得力を持たなくなる
だから客観的に反対からの視点も混じえて、それでもなおかつ自説のほうが良い
と話すほうが、冷静で客観的と評価され説得力をもつ
ところが、聞き手の方には多様な視点からの話をされると迷ってしまう人がいる
普段からその内容について考えていなかったり、情報が少ない人などがそれに当たる
その人たちにとっては客観的な話は、頭が混乱するだけで説得力は持たない
「一体何が本当なのだ、手っ取り早く、こうだ!と説明してほしい」
と考える人が出てくるのは容易に想像される
つまりは話し方は、聞き手の力量によって変えるべきということになる
この聞き手の力量がどうあるべきかとか、そのくらいが現実的かという問題は
かなり深刻な問題のように思われる
一部の「意識高い系」と称される人々には、客観的な多様な視点からの主張が好まれるが
絶対数からはシンプルに断言してもらったほうが良いと思う人のほうが多いのではないか
(わかりやすいために納得しやすい?)
このシンプルな断言系は一歩間違うとポピュリズムに陥りそうだ
物事の知り始めは妙に過度な自信を持ってしまうダニング・クルーガー効果というのがあって
シンプルなわかりやすい情報を好む人はこれに陥ってしまいそう
現実問題として多数の人が客観的な判断ができるようになるのが望ましいが
この数字の割合が国の民力を示しているかもしれない
(最近は選挙を控えて、巷にセンセーショナルな言説が多いのでつい不安を覚えてしまう)
結局のところ、教育の問題かな、、、とつくづく思う
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