季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

ナチュラリスト Naturalist

2013-01-22 18:54:26 | 暮らし Daily life
Kindleで無料で手に入れた洋書「ドリトル先生」の2冊目「航海記」を読んでいます。
トミー・スタビンズ少年と先生との出会いの所から始まる。

日本語ではドリトル先生は「博物学者」と言うことになっています。英語で初めて知った元はNaturalistナチュラリストでした。それは動物や植物や鉱物の事について詳しく知っている人の事だそう。まあ博物学者かも。
でも語感が違う。ナチュラリストと聞いてしっくり来た。
きっと私もナチュラリストだ。この世界に存在するあらゆる物事に感心があってその変化や反応にも興味があるから。この言葉に出会った時に本の上でこの言葉が光ってるように見えた。ピカー!って。
今までこういう人たちの事をサイエンティストだと思ってた。ナチュラリスト、いい響きだ。

それからオウムのポリネシアがトミーに動物語を教える場面が出て来た。
やっぱり注意深く観察することが大事だと言っている。言葉だけでなく仕草でも多くを語るので。
そうやって注意深く観察できる人の事をNorticerと言っています。この言葉も初めて聞いたけどなんだかしっくり来る。
あと、習うためには我慢強くないといけないとも言っている。Patient。これは馴染みのある言葉だった。

それからトミーが用事でドリトル先生の家の近くに行った時に突然の豪雨にあった時、ちょうどドリトル先生と出くわして家に入れて貰い。濡れた服を暖炉で乾かしている間に美味しいソーセージをご馳走になる場面で

It was a marverous kitchen. It was like the Doctor, comfortable, sensible, friendly and solid.
そのキッチンはとても素敵でした。それはまるで先生のようだった。心地よくて、実用的で、親しみやすくそして堅実な。
とある。solidと言う言葉をそういう風に使うのも初めて聞いた。普通は固体とか硬いとかと言う意味だと思う。いいなあsolidな人。体格もガッチリしてて性格も落ち着いてる人。
やっぱり素敵だ~。ドリトル先生。


あとドリトル先生がトミーの家に怪我したリスを診に行った時にお母さんが入って下さいと行った時に
The place is a little bit untidy.(少し散らかってますけど)
と言ったのに、入って

Thank you! What a charming home you have!(なんて素敵な家にあなたは住んでいるのでしょう!)と言って
And after wiping his enormous boots very, very carefully on the mat, the great man passed into the house.
大きな靴を丁寧に良くマットで拭いてからその偉大な方は家に入った。とある。
その前にトミーがずぶ濡れでドリトル先生のうちに上がるときは「靴なんか拭かないで良いよ、泥なんて気にしないで!」って言ってたのに。

これからもNaturalistで居て、NoticerでPatientに動物や植物や鉱物を観て、それらの言葉が聴き取れるように修練しようと思う。
まだまだこれからの展開も楽しみ。やっぱり原書で読むのは面白い。

(無料本であるのはこの2冊だけで、後は買う事ができるけど全巻はないらしい。それはアメリカにも。なんだか人種差別的な表記があると言う事で発行されてないらしい。残念。)うちには全巻日本語である。良かった。

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18年でやっと

2013-01-21 22:17:48 | ハンドワーククラブ HandworkClub
今年2回目のハンドワーククラブ。

いつものメンバーが次々集まる。日常が戻ってきました。
それぞれの作品に取り組む。

マフラーを編んでいた彼はすぐに目数が増えてしまう。4玉用意した毛糸を全部使ってマフラーっぽくない生地を編んでしまいました。この2週間の間にそれをほどいて全部編み直したらしく、今朝見たのは細長いまさにマフラーにしか見えない編地。根性あります。さすが!
彼に関しては皆口を揃えてそのすごさをたたえる。あの根性はないない。

後で話してた時に言ったんだけど、彼の場合は何かのスイッチがカチッと入って物事が良い方向に向かう時があったよねって。
みんなここに来てる人たちっていっぱいエネルギーを持っている人たちだ、元々。それを全部お酒につぎ込んでたから病気になった。何年も通ってお酒を断って自分に向き合っていろんな講義も受けて、体もだんだん治して。そして入ったそのスイッチ。
今は持っているエネルギーがすごい迫力で良い方向に向かっています。それを観る事は素晴らしい事だ。
一人の患者さんが「今度生まれたら、こういう先生してもいいなあ。みんながいろいろ作ってうまくなって行くのを観るのはええやろ?!」って。それで「そうやよ!ええよ!」って言いました。

先週迎えた18年目の震災の記念日の話が出た。そしたら今まで聴いたことのない話がいろいろ出て来た。
もうそれこそ10年以上神戸で仕事してるけど、地震の話で悲惨な話が出たのは殆ど初めて。
今までは出たとしても「何ともなかった」とかおかしくおもしろくされたはなしが多かった。または自分の事でも人ごとのように話す。時々家が燃えた話やいろいろをちらと聞くことはあっても。
今日はどんなに悲惨で大変な目にあったかの話が結構出てました。
神戸の人たちは地震後の数日、神戸でどんなに被害があったかさえテレビなどなかったので観てなかったそうです。ひたすら耐えてたって。

18年です。18年たってやっと話せるようになってきたみたいです。東北はまだまだこれから、自分に起こっている事を認めて前に進んで行くのにはかかりそうだと思います。
それでもとにかく生きてきた、そしてこれからも生き抜く。神戸もまだまだこれからです。

ちょっとフラフラ見物して帰ってティラミス食べました。美味しかった。

       
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元気が出る食べ物

2013-01-20 12:15:35 | 食べ物 Eat
昨夜、「グレーテルのかまど」と言う番組をちらと観たら、ティラミスを作っていた。
イタリアの家庭の様子などもあってティラミスの文化的背景もわかって面白かった。
ティラミスって「私を天国に連れて行って!」と言う意味だとザルツブルグで聞いたけど、番組ではその意味を「元気が出る、気分が上がる」って風にとらえていた。
そう言えば元気を今使っている人が一人、もう一人も。それでティラミスを作ることにする。

こういう時はみんな作りたいと思っているだろうと考えて開店時間を調べて朝いちばんで店に行く。
自転車漕いで。そしたらありました。
フィンガービスケットは前のが半分残ってるから大丈夫。今日いるのはマスカルポーネチーズ。
これがなかなか難しい。だいたいすごく高い。それで見てみたらまずまずの質とお値段。良かった。
できたらイタリアのが良い。

番組の作り方を見てびっくり、とっても丁寧で手がこんでる。
うちのはシンプル。簡単です。うちのやり方で十分だ。作り方は前にアップしたことがあると思うので、興味ある人はブログ内で検索してみて下さい。

今日はベトナムのコーヒーを濃く淹れて使ってみる。娘が淹れてくれた。ベトナムのコーヒーはちょっとキャラメルの薫りがしてコクがあって合うと思う。元々の飲み方も練乳をたっぷり入れると言うものだし。

娘は夕方からの活動らしく、作る間一緒に居る。そして泡だて器に着いたクリームを舐めたりフィンガービスケットをポリポリ食べたりしてる。子どもの時みたいだね、と言って笑う。

クリームが出来た。フィンガービスケットを敷いてクリームを載せる。

       

これがあっという間に出来るんです。たぶん30分かからないと思う。冷蔵庫で8時間置く。
この容器はザルツブルグの友達に貰ったものをずっと使っているけど、500gのマスカルポーネチーズで作るティラミスがちょうどぴったり入ります。

       

材料が少し高いけど、外で食べる事を思ったら断然安いです。それに思い切りたくさん食べられる。
センター試験で疲れていてもきっとこれは大丈夫だろう。毎日黒いスーツで寒い中会社の話を聞きに行く娘もこれは大丈夫だろう。元気を出す食べ物、ティラミス。みんなで食べよう。
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科学的かつ瞑想としての調理 cooking in scientifical way as a meditation

2013-01-19 11:58:26 | 食べ物 Eat
今日明日は大学入試センター試験。
息子は全教科は受けないけど二日とも受験します。

数日前からそれを見越しての献立作り。
(息子が言うには時代と国を違えたら)魔女である、(化学の大元であるので)錬金術師である、そして「食堂かたつむり」のオーナーのごとく私は今までの経験と様々な知識を動員して絶妙なバランスとタイミングで栄養素を考慮したメニューを紡ぎだす。

昨日の夕食はミートボール入り、具だくさんトマトスープ。
タンパク質、ミネラル、ビタミン、繊維、消化の良さ、腹持ちの良さなど考える。

朝からニンジンスープを作る。この本を参考に。

子どもに野菜!はスープがいちばん
田辺 由布子
文化出版局


ニンジンは親戚が大事に丁寧に育てた物を私と夫が年末に抜いてきたもの、それをきれいに洗って皮ごとスライス。お節で使わなかった金時人参も入れる。

       

多めのバターでじっくりと柔らかくなるまで加熱して、牛乳と水を入れてミキサーにかける。牛乳を足して温めて塩コショウ。それだけ。
そう、だしとか入れないんです。このメニュー。それがとっても素敵に甘くて美味しい。

       

ニンジンの薫りがお腹に広がってふくふくと体を満たしてくれる。
ニンジンをはじめとする根菜は頭に効くと聞いたことがある。
植物を植わっている状態から逆さに見るらしい。根っこの部分が頭に。

休み時間に食べる少しの食事も用意して、あとは見送るだけ。
本当に頑張って勉強してきたのを見ているので、こちらは清々しいくらいだ。
これで出せる結果で勝負していいと思う。結果はどうでも。

さあ、帰ってきたら何を食べさせようかな?そして明日のものも少し買い足して持たそう。
私の祈りの行為は食事作りの中に。
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井伏鱒二の力

2013-01-18 22:15:29 | 暮らし Daily life
AmazonのKindleサイトを見てたら、洋書の無料本をたくさん見つけた。
すごいなー。1万点以上ある。読み放題。
いくつかダウンロードしました。
一つはドリトル先生。子どもの頃好きで図書室で借りて何回も何回も読んだ。
その原著。読んだら昔読んだ話が甦って来て楽しい気持ちも一緒に甦る。
覚えてるもんだなぁ。読みながら次の展開はもう知ってる。

ヒュー・ロフティングが書いたそのままの文で読めるとはすばらしいと読み始めたんだけど、なんだか調子がおかしい。濃度が薄い気がする。もっと味のある濃い文章だったような。
ドリトル先生のちょっと古めかしい決まり文句や話し言葉、オウムのポリネシアの船乗り風のしゃべり口調。
フクロウのトートーの思慮深そうな話しぶり。それがわからない。

日本語版の方がいいやん。

それで訳者を思い当った。井伏鱒二だった。
彼自身が有名で高名な小説家だ。だから日本語に翻訳するときにその訳に趣を添えた。

「いやはや!」「なむさん!」なんて元は”Well Well"。場合分けしてドリトル先生らしい正直で重みのある言葉に訳されていた。

慣れもあるかもしれないけど、井伏鱒二のすごさがわかった。
同じドリトル先生ファンの息子にその話をしたら、「それで映画化されたやつ見たらあんまり面白くないんちゃうん?軽いよなあ。だって原作書いた人って素人やろ?」って。そうかも。
ヒュー・ロフティングは戦争に行って息子に出す手紙にお話を書いてたのがドリトル先生の本になったのです。
和訳して原作より面白くするってすごい!井伏鱒二さすが日本語表現のプロ。恐れ入りました。

今日読んだドリトル先生が初めて動物の言葉をオウムのポリネシアから習うところが印象的。
「動物は声だけじゃなくて仕草でも話すんです。」そしてもっと後でトミーと言う少年に教える時にはこう言う「とにかく動物の何もかもを良く観察する事です。」それで私は小学生の時から動物の言葉がわからないかと、スズメや犬やいろいろな動物、はては植物も観察し続けていた。
今も良く観ています。じっと、はたから見たら不思議だと思う。
会話って観察から始まるのかも。
まあとにかく「アフリカ行き」と「航海記」はあるので読もう。

もう一つはファラデーの書いた「ロウソクの科学」これは学生の時に面白いと思って今も置いてある。それも英語で読めるとは、楽しみだ。
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大物に挑戦!

2013-01-16 21:45:14 | 暮らし Daily life
片づけ熱とどまる所を知らず。

今日は昼から仕事の予定だったけど、急きょ無くなったので時間が出来た。それで思い切って大物の片付けに入った。
手仕事用品が入ってる押し入れ。
うちは古い形式の家なので、押し入れがたくさんあります。それは大変な長所だと思う。
それでも羊毛やなにかが押し込んであってとても使い難くなっていた。
その上この前布団を買い換えたら分厚くて入れにくいので布団スペースを広げようと思って。
(布団って買い替えると快適度が230%くらいになったのでびっくりした。違う家みたい。旅館かと思うほど~。)

前に部屋を子どもたちと入れ替えた時にやったので想像はついてたけどやっぱりすごかった。とにかく全部の物を出すと6畳間に入りきれない。うず高く積み重なる物に埋もれて行く。それでもずんずん放り出して行った。
最後の方はもう遊びみたいになんでもかんでも放り出す。引き出しの中も全部。
そして要るものと要らないものに分ける。数年前にやったのでそんなに「ゴミ袋十個」とかは出なかったけど、それでもたくさん要らないものがあった。
そうしてそれらを元あった空の衣装ケースに分別して入れていく。なるべく物が見えるように立てるようにして。
今まで隙間や空間に押し込んでいつも落ちたり挟まったりしてたものも良い具合に引き出しに収まっていくのが楽しい。羊毛も袋に入れてたら何が入ってるかわからないけど、ちゃんと洗って染めたもの、毛糸に紡いだもの、洗っただけの物、まだ洗ってないものなどに分けると全体が見通せてこれからの作業の指針にもなる。

驚いたのは布が結構多かったこと。たぶん羊毛は使うから減るけど布はそんなに使ってないから減らない。
その上ちょいちょい買ったりしてる。
思い切ってどうしても使わないものはリサイクルに出す。
洋裁ももうちょっとやったらいいな。
何だって作れるくらいある。
昔から「勿体なくてハサミを入れられない」布が貯まってる。使ったら良いと思う。思い切って。
そうしよう。スカートでも何でも。

朝ちょっと遅くから初めて、夜までかかった。夕食が遅くなったくらい。
さすがにぐったり疲れたけど、欲しかった空間も出来たし仕事の準備もしやすくなったし良い事だらけだ。良かった。

夕食はガッツリ食べた。早めに寝よう。

さあ、次のチャンスにはどこを片付けようか?いつも考えています。片づけをすると部屋にものが出てないので掃除もしやすい。気分も良い。なんだか自分がこんなになるなんて思わなかった。すごい。良かった。

Comments (2)
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肉食系男子の育て方

2013-01-16 10:12:57 | 心と体 Mind&Body
今、Danny the Chanpions of the Worldを読み終えました。
最高に面白かった!

最後のメッセージが胸を打った。

A MESSAGE
to Children Who Have Read This Book

When you grow up and have children of your own
do please remember
something important

a stodgy parent is no fun at all

What a child wants
and deserves
is a parent who is

SPARKY



一言
この本を読み終わった子どもたちへ

君が大きくなって子どもを持つようになったら
どうかこれを覚えていてほしい
大切な事だ

古くさい退屈な親はまったくおもしろくない

子どもが欲している 渇望している
そんな親は

SPARKY(エネルギッシュな、生き生きとした人)


ほんとにそうだ。涙が出た。
私はSPARKYとまでは行ってないけどSHINYくらいまでは行ってると思う。それでも控えめな大和撫子の中では浮いてるけど、それが良いんだって思えて嬉しかった。
sparkって言ったらほとばしるような輝き、スパークって日本語でも言うかも。火花?

これは男の子を男らしく育てるとってもすばらしいお話だと思う。
男の子の子育てってすごく大変だ。そして父親不在の家庭が戦後、多く長く存在することで今の日本は「草食系」男子と女子が多数発生している。
ガッツリエネルギッシュに物事に取り組む肉食系の人を育てたかったら、こういう父親的なエネルギーが子どもの頃、そして思春期の頃に不可欠だと思う。それは母親であっても、でもやっぱり母は女性であるのでそこまでスパークできない。
日本をエネルギッシュに建て直そうと思ったら、エネルギッシュな若者が育つことが不可欠だと思う。

SPARKYな父親が増えて元気な若者がこれから育ったらいいなあと思う。
お母さんたちも日陰にたたずんでないで輝こう!そしたらきっと元気な子どもが育ちます。
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キットてんこ盛り

2013-01-15 21:16:31 | 講習 PrivateClass
たまに声がかかる。
子どもたちが通っていた幼稚園からお母さん達への羊毛の講習。
ニードルをする事が多いです。

いつも申し込みがものすごく多い。
私の仕事の中ではもう「祭り」と言っていいくらいの大きさです。
役員のお母さんたちと一緒に相談していろいろ準備して開催します。

昨年のうちにテーマを決めて材料の目安も付けて、「年明けに送って下さい」と手配までしていた。
それを仕分けてキットを作る作業を今日しました。

私でもなかなか見る事のない大量の羊毛。
この一色だけでこんなに…。すごいです。

       

グラム数を測ってどんどんずんずん分けて行く。

       

祭りなのでどうせだから思い切り色の数も増やしててんこ盛りのキットを用意します。

いつも思うけど、今日も。お母さんたちの段取りと手際の良さは秀逸!いつも小さい子どもの世話をしながら家事もして、この方たちは幼稚園の役員もして…と頭も体も手も足もいつもフル回転だから、きっと。
それを言ったら「いつも褒められないから、褒められてうれしい!」と一人のお母さんが。
お母さん達、もっと褒められていいと思う。すごい事毎日してるのに。

このPTAの会の名前が「はぐくみの会」。子どもをはぐくむのもお母さん達をはぐくむのも、子ども同士お母さん達同士、お母さんと先生などの関係をはぐくむのもお仕事だと思う。それを進んで楽しんでやっている雰囲気が素敵だといつも思います。

私の見込み通り、短時間で仕事が進んでたくさんのキットが出来上がりました。
少し羊毛が足りなかったり、入れ忘れを後で見つけたりはあったけど大体大丈夫。

これで準備ができた。次は役員講習。はりきって行こうと思う。
祭りだから。
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洋書の勧め

2013-01-14 18:57:18 | 暮らし Daily life
久しぶりの雨、それもたくさん。と思ったら成人式でしたね。
新成人の皆さんの着物が濡れるのがかわいそーやね、と娘と話す。
東京は大雪。もっと大変だな。

いくつも取り込んでおいて、並行して読んでいるKindle本。
今夢中なのは

Danny the Champion of the World
Quentin Blake
Puffin


日本語版は1365円。英語版のペーパーバックは750円、Kindle版は462円です。
安いね。
これもそうだけど、ロアルド・ダールの本はたぶん中学卒業程度の英語力で読めます。私はそれくらいと思う。
子どもたちの高校の英語は読めても文法はあんまりわからない。高校以上はいつも勘で解いてたから聞かれても答えられない。

そもそも私が洋書を読むようになったのは学生の時。
ミヒャエル・エンデのモモを読みたかったんだけど、その頃はハードカバーしかなくてそれがとっても高い。
洋書だったら1000円くらいで買えた。生協にあった。
それで読み始めた。まあ原書はドイツ語だからほんとはドイツ語が一番だろうけど、英語でもわかる。
自分が読みたくて面白い本は読んでいると本の真ん中に穴が開いて、そこから話の世界が実際に見えるような気がする。実感として読める。それはモモに続く「はてしない物語」のバスチアンそのものだと思うけど。

モモを読んでいるときに思った。日本語の「灰色」と英語の「gray」って直訳したら同じなんだけど、実際の言葉から受け取るイメージって違うなって。言葉と言う本質のうち印刷されている部分はほんの一部で、実はその奥に大きな文化的民族的なバックグランドに根差した魂のようなものがあると思った。だから西洋人の思うgrayと日本人の思う灰色は違う色だしイメージだ。

実際にヨーロッパに行ってもわかったのは、日本人の黄色と向こうの人のそれとは実際の色さえ違う。
向こうの人の黄色はもっと淡くて日本人からしたらクリーム色っぽい。
光の加減かな?と思う。

英語の文章を日本語に訳すると、やっぱり訳者の意図が多少なりとも入る。まるで笊でこしたものみたいだ。
そこで漉し取られたものこそ味わいがあったりする。
文化も違うから訳しきれないところもある。
だからできるだけ英語の物は英語で読みたいと思っている。映画も吹き替えより字幕派。

この本は日本語でも出ていて、小学3年生以上のお子さんにはとっても楽しいものだと思います。特に男の子。

ダニーは世界チャンピオン (ロアルド・ダールコレクション 6)
クェンティン ブレイク,Roald Dahl,Quentin Blake,柳瀬 尚紀
評論社


お父さんがとっても素敵です。お母さんがいなくてもこんな風に育ったら元気で素敵な男の子に育つと思う。

まだ続きがあるからこれからの展開に目が離せない。どんどん読んで行こう。

あ、ロアルド・ダールの本にははずれがないと思います。もちろん「チャーリーとチョコレート工場・3部作」は秀逸だけど「マチルダ」も絶品です。他にも読んでないのがあるので読んで行きたい。
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一歩進む

2013-01-13 21:33:52 | 暮らし Daily life
今日夢中でやっていた事と言えば
Amazon.comから洋書のKindle書籍を買えるように画策。

Amazon.comとはアメリカのAmazon。日本のはAmazon.co.jpです。ここには洋書のKindle版はまだまだこれから。
昨日comを覗いてみたらあまりに読みたい本がたくさんあったので、どうにかして買いたいと思って。
簡単に出来そうだったけど結局はカスタマーセンターに頼んで手続きをして貰う必要があって、それをメールでやりとりして、それでも不都合があったらそのたびにメールで聞いたりしていたので一日かかった。
まあずっとパソコンの前に居るわけではないので。

そしてさっきやっとの事で買えました。気を付けないといけないのは、co.jp(日本)で買った方が安いものがあると言う事。日本のAmazonにあるのは日本で買った方が安そうです。一つ「ロアルド・ダール」の作品を買ったけど、それは日本の方が安かった。
なくてどうしても読みたい物はアメリカで買う。アメリカから買うって言っても本そのものではないので、瞬時に自分のKindleに来ます。それも魔法みたいです。文明ってすごい。

KindleではAmazonで買った書籍はクラウドと言ってAmazonの方にネット上でストックして置けるところがあって、そこに無制限に置けるので、本体の容量を気にしないで本を買う事が出来ます。たぶん外からだったら制限がある。
それを日本のAmazonのもアメリカのAmazonのも同じクラウドに入れてくれるように設定しました。
すごいなあ。うれしいなあ。

今「八重の桜」を見てたけど、今でもいろんな国の知識を取り入れる事が大切だと思う。そのために少なくとも英語はわかってると便利だ。本当はもっとドイツ語とか分かってたらいいんだけど。
私も英語がそれほど得意ではないので、この前何時間もかかって読んだところを途中からその日本語版を妹が貸してくれたので読んだら、追いつくのに30分くらいだったのには驚いた。英語だとこんなに遅いのか…。
それでも英語で書かれたものを英語で読む大事さってある。
あと、和訳されてないものを英語でいち早く読むのも特だ。

西洋の知識を持って東洋の心で行う。っていい言葉だと思う。参考になる。
友達と書籍で世界と繋がる、そして私はもっともっと日本人らしく日本人として誇りを持って生きる。
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