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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

慈眼は仲良しのもと! ≪嫌いな人が好きになる方法≫4/4 (共感⑩)

2010-08-06 | 第十章「今ここでの恩寵」
 携帯で写真を撮るようになってから、もう3-4年経つ。毎年1000枚以上撮っているが、その中でも悩みがある。特に蝶やトンボなどの素早い昆虫は撮るのが難しいのだ。先日も、涼しい高原でモンシロチョウやハチを撮ろうとするのだが、思うようになかなか撮れなかった。

 逆に、面白いほど、撮れる時もある。一ヶ月前に、多摩動物公園の昆虫館では、今まで何回も試みて全て失敗した青い蝶の写真が何枚もとれた(次に孫と行ったときは一枚も撮れなかった)。



 考えてみると、どうも自分のこころの状態が、良い写真を撮れるかを左右しているようでもある。以前U先生に教えられたが、人には慈眼と邪眼があるという。自然体で、自己肯定・他者肯定(この場合は蝶だが)でいる時に、自ずと慈眼になれ、何かギスギスしているときは邪眼になる。それを、小さな生命体でも見抜くようだ。

 ≪嫌いな人が好きになる方法≫は私の一つの課題である。今まで述べたようなことで、嫌いの感情を緩和できると思うが、好きという感情はひとりでに湧くわけにはいかない。ただ、自然体で慈眼になれ相手の方と接する時、相手の方がふと、こころを開くことがあると思う。そういった、不思議な恩寵の時に好きという感情が湧くと思う。

 いくら仏性や愛そのものの魂を相互に持っていても、生育史や身体は互いに違う。それが、諍いの原因となるのであるが、決して絶望する必要はない。

共感⑩(暮らしの中のカウンセラーの基本の基本 20/30)

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