イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

感情生活を決める生活の質! 1/2 (宝の山9/10)

2010-08-25 | 第一章「意識と知覚」
 7年前にサラリーマンを辞めて、福祉の勉強を始めた。その時、良く耳にしたのはQOL(Quolity Of Life 生活の質)であった。主に医療や福祉などで使う言葉であるが、簡単に言えば、例えば歩けなくなったら、寝たきりで何もできないと諦めるのではなく、車いすを使ったり、バリアフリーの施設をつかったりし、豊かな生活をエンジョイしましょう・・・ということだと思う。

 これは、これで大事なことだと思うが、最近こころの健康という面、生活の質はどんなものかと考えてる。

 人生はそれなりに、いつも不思議なほど課題に直面する。入試、就職、恋愛、結婚、人間関係、病気、事故、経済的問題、大切な人の問題、死・・・・。それはそれで大切であるが、その他に日々のルーチン的なことがある。食事をとる。トイレに行く。洗面やお風呂にはいったりする。テレビを見る。音楽を聴く。散歩に行く。ペットの世話をする。新聞を読む。趣味・・・

 このルーチン的な部分の生活の質を上げることは、意外にも大切だと最近つくづく想う。そして、この部分の底上げのノウハウは先に述べた大きな人生の課題に直面するときにも機能すると思う。生き甲斐の心理学を勉強していくと、自分の今の感情は何かを良く聞かれる。日々刻々移り変わる感情をどうとらえ、どう生活に活かしていくかは、極めて大切なノウハウなのである。

 若いころ、独身で関西に住んでいた。そのころのことを考えると、週末は頻繁に京都や奈良に行って神社仏閣を見学したり、小旅行をしたりした。また、神戸の気の聴いた場所にいったりもした。恐らく、それだけで随分こころの健康という面では役にたっていたと思う。

東京に住むと、京都・奈良というようにはいかないが、意識すれば、充実した旅行や優れた芸術鑑賞などはできる。この世で、天国を味わうことはできる(感情生活という面で)。

宝の山 9/10(信じて見える世界 9/30)

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