![]() 三重県立美術館のサイト:2010年度コレクション展 物語る美術 内容は 1.描かれた物語 ー西洋の美術ー 2.描かれた物語 ー日本の美術ー 3.画家の織りなす物語 ー挿絵・詩の世界ー 4.わたしだけの物語 ー何を紡ぎだしますか? 絵を鑑賞するというよりは、解説文を読むことになるだろうことは入館前から予想していたけれど、実際そうなりました(笑)。でないと、この企画展の意図がわからないから。 特に西洋美術はギリシャ神話とか旧約聖書・新約聖書などの知識がないと絵の意味が全く分からないから、解説文を読まないと、単純に構図とかタッチを鑑賞するのみ(笑)。 とはいえ、解説文のパネルは従来どおりのサイズであまり読みやすくはなく、企画展の意図からすれば、解説文パネルを大きくするとか、解説方法の工夫が欲しかったように思います。 同美術館の在庫品をテーマに沿って並べただけという感じ。 強いて言えば、歌川広重の『東海道五十三次』が、よく見る「保永堂版」ではなく、『丸清版・隷書東海道五十三次』のほうが飾られており、「日本橋」から「京」までのうち、10枚。「桑名」「四日市」もあり。「保永堂版」とは全く違うアングル・構図で描かれていて興味深かったデス。 曾我蕭白の『塞翁飼馬・簫史吹簫図屏風』などは独特の筆跡でこれまた面白いデス。 「わたしだけの物語」では、ただ作品を並べただけで解説文もナシ。自分で物語を想像せよという趣向。意図はわかるけれどもちょっとイマイチだったかな。スペースの壁の中央には三重県立美術館の目玉商品のシャガールの『枝』がどーんと飾られておりました。 こんな感じでございました。暇つぶししたいならドーゾという感じ。 |
久しぶりに三重県立美術館に行きました。
『コレクション展 物語る美術』を観るため。
これのレポートは次に回すとして、
まずは美術館に併設されている
『ミュゼ・ボン・ヴィヴァン』でリッチな昼食を。
これがメニュー。
美杉の山より
~雌鹿のスパイス煮と金柑のサラダ~
自家製マイヤーレモンヴィネガーのドレッシング
・・・とありますが、ちょっと違うような。
それはともかく、雌鹿のスパイス煮は豚でも
牛でも鶏でもない独特の味でした。美味。
サラダはフレンチドレッシングでした。
次はメニューとは違って
桜のコンソメスープ
桜の花びらが一輪添えられているのがイイ感じ
ではありますが、普段よく飲むインスタントの
コンソメスープとは違って、ちょっと醤油が
足されて塩っぱ辛い感じでちょっとイマイチ。
桜の色がコンソメに溶け込んで見た目も残念。
~フランス ランド産マグレ鴨のロティ~
蜂蜜とハーブの香り
鴨は鴨らしい味でしたが、蜂蜜となんとかの
ソースはあまり蜂蜜っぽくなく、少しスパイシー。
添えられた野菜もブロッコリー、カリフラワー、
カブのほか、ふきのとうもあり、春を感じる一品で
ございました。
デザート
左からベリーのケーキ、ココアのタルト、
チョコレートのアイスクリーム。
ワタシはあまり甘い物が得意でないので、
さっぱりしたアイスクリームが一番好みでした。
コーヒー
トアルコトラジャのコーヒーデございます。
こんな感じでちょっとリッチな昼食でした。