[衆・予算委 基本的質疑2日目 2011-2-1]
基本的質疑2日目。野党の抵抗で、1日目の与党の質問スタートが5時間近く遅れたので、きょうは逆に自民党8人が登場する自民党デーになりました。石原伸晃幹事長はそこそこ、石破茂・政調会長はやや持論が多かったけれど、塩崎恭久・元官房長官、甘利明・元経産大臣の経済論争は大したもので、やはり自民党の産業政策は太い。次の総選挙に向けて、民主党は力をつけないといけない。
ところで、8人目に登場した総裁候補ともされる柴山昌彦さん。小沢問題として、平成14年度(2002年度)の自由党(小沢一郎党首独裁のミニ政党)の政治資金収支報告書に関して、当時・自由党幹事長だった藤井裕久・官房副長官に質問。藤井さんは、収支報告書に関係した領収書や、会計責任者として総務大臣に宛てた宣誓書などの署名・捺印について「知らない」と答弁しました。
そして、この後、柴山さんは、当時の自由党職員の参考人招致を中井洽委員長に求めました。このうち、Yさんは既に亡くなっていますが、2人は民由合併後の民主党本部(菅直人代表・岡田克也幹事長)の職員として、党のため、国民のために働いています。
私はつねづね「小沢一郎に近寄った人間は必ず不幸になる」「小沢一郎は利用するものであって、利用されてはいけない」と主張してきました。柴山さんも、小沢一郎被告を証人喚問に引っぱり出す駆け引きとして当該党職員の名前を出したのでしょう。ただ、NHK全国中継で、実名(苗字)を読み上げられるのも辛いでしょう。1人の党職員のお父さんは、地元では県会議長を務めた名士です。自民党最盛期は、派閥が強すぎて、県会議員もかなり派閥に系列化されており、その息子として、小沢自由党に連いて行かざるを得なかった面もあるかもしれません。
というか、当該職員は元々新生党本部職員なんですね。関係者として、貴重な予算審議の時間を損ねたことを、民主党、国民に私からもお詫びします。新生党→新進党→新進党解党のときに、岡田さんや私はうまく民主党に行ったわけですが、自由党に行った人は悲惨なことになりました。ホントウにそういう瞬間の政局には、赤坂の飲み友達より、飲み会を断って家の机で読んだ歴史書、法律、経済、政治、行政学、論語の方がずっと役に立ちますね。それと仮にいるならば、“第二の父”とも呼べる恩師のたったのヒトコト。
繰り返しますが、小沢被告を擁護すると、あなたが不幸になります。小沢被告が無罪かと有罪かなどというのはどうでもいいことです。政治家としての小沢一郎を無力にする千載一遇のチャンスを、私たち日本国民は迎えています。
小沢被告は自ら国会で説明すべきです。
基本的質疑2日目。野党の抵抗で、1日目の与党の質問スタートが5時間近く遅れたので、きょうは逆に自民党8人が登場する自民党デーになりました。石原伸晃幹事長はそこそこ、石破茂・政調会長はやや持論が多かったけれど、塩崎恭久・元官房長官、甘利明・元経産大臣の経済論争は大したもので、やはり自民党の産業政策は太い。次の総選挙に向けて、民主党は力をつけないといけない。
ところで、8人目に登場した総裁候補ともされる柴山昌彦さん。小沢問題として、平成14年度(2002年度)の自由党(小沢一郎党首独裁のミニ政党)の政治資金収支報告書に関して、当時・自由党幹事長だった藤井裕久・官房副長官に質問。藤井さんは、収支報告書に関係した領収書や、会計責任者として総務大臣に宛てた宣誓書などの署名・捺印について「知らない」と答弁しました。
そして、この後、柴山さんは、当時の自由党職員の参考人招致を中井洽委員長に求めました。このうち、Yさんは既に亡くなっていますが、2人は民由合併後の民主党本部(菅直人代表・岡田克也幹事長)の職員として、党のため、国民のために働いています。
私はつねづね「小沢一郎に近寄った人間は必ず不幸になる」「小沢一郎は利用するものであって、利用されてはいけない」と主張してきました。柴山さんも、小沢一郎被告を証人喚問に引っぱり出す駆け引きとして当該党職員の名前を出したのでしょう。ただ、NHK全国中継で、実名(苗字)を読み上げられるのも辛いでしょう。1人の党職員のお父さんは、地元では県会議長を務めた名士です。自民党最盛期は、派閥が強すぎて、県会議員もかなり派閥に系列化されており、その息子として、小沢自由党に連いて行かざるを得なかった面もあるかもしれません。
というか、当該職員は元々新生党本部職員なんですね。関係者として、貴重な予算審議の時間を損ねたことを、民主党、国民に私からもお詫びします。新生党→新進党→新進党解党のときに、岡田さんや私はうまく民主党に行ったわけですが、自由党に行った人は悲惨なことになりました。ホントウにそういう瞬間の政局には、赤坂の飲み友達より、飲み会を断って家の机で読んだ歴史書、法律、経済、政治、行政学、論語の方がずっと役に立ちますね。それと仮にいるならば、“第二の父”とも呼べる恩師のたったのヒトコト。
繰り返しますが、小沢被告を擁護すると、あなたが不幸になります。小沢被告が無罪かと有罪かなどというのはどうでもいいことです。政治家としての小沢一郎を無力にする千載一遇のチャンスを、私たち日本国民は迎えています。
小沢被告は自ら国会で説明すべきです。