【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

「民主党に帰りたい」石川知裕さんが本音 大地・真民主党の結党を前に

2011年12月30日 17時05分49秒 | 第46回衆院選(2012年12月)大惨敗

[写真]第44期衆議院解散の直後に、引退の金田誠一代議士を中心に民主党北海道連メンバーの集合写真に収まる石川知裕さん=左写真の右端=ら。2009年7月21日午後3時ごろ、民主党本部、筆者撮影。

 2012年(平成24年)1月6日(金)に札幌市で結党記者会見する「大地・真民主党」に参加する北海道11区(帯広市など十勝支庁)選出の衆院議員、石川知裕さんは当ブログの単独取材に答えて「民主党に帰りたい」との本音を述べました。

【追記 2012年1月9日 午後2時半】
 「大地・真民主党」は2012年冒頭に、総務大臣に政治団体の改称届を出して、「新党大地・真民主」に改名したうえで、結党会見にのぞみました。【追記おわり】

 石川さんは、2009年8月、民主党公認で2度目の当選を果たしましたが、2010年1月に党に迷惑をかけないため、自分の判断で離党届を出しました。

 石川さんは「民主党に帰りたい。でも帰してくれない」と本音を漏らし、「復党願は口頭で、地元の総支部から(道連に)してもらっている」と述べ、民主党北海道連の公募で「最も若いのに最も政治経験が長い」(当時の道連代表の鉢呂吉雄さんら)という理由で合格した北海道11区の民主党公認候補1号として、民主党愛を述べました。

 石川さんは「本籍は民主党、連合」としたうえで、「次の選挙が近くなってきたので総合的に判断した」と「大地・真民主党」入りを説明しています。「党名に民主という文字を入れてほしい」とお願いしたのは石川さんのようです。

 院(ハウス)での活動についても、「次の通常国会で農林水産委員でいられるかどうかはまだ分からないが、国会の中での活動を考えると、制約がある無所属ではなく与党会派として活動したい」と述べました。石川さんは離党後の2010年11月16日の第176臨時国会の農水委で質問時間を分けてもらい、「無所属の石川知裕でございます。質問するに当たりまして、民主党、与党の中から、また自民党の方にも御理解をいただいて、お時間をいただいたことに感謝申し上げたいと思います」と述べながら、野党時代からかかわった「六次産業化法案(民主党閣法)」および「農商工連携法案(自民党対案)」について質問しました。これは石川さんが党人議員として初めて「プロジェクトチーム事務局長」を任された記念すべき法案で、政権交代により閣法で提出、成立しました。が、ことしも同じく衆院農水委員を務めましたが、質問の機会はありませんでした。

 内山晃さんら9人の衆院議員が設立する新党について、内山さんは「野党として活動する」と述べました。石川さんは「内山さんの動きとは全く別の動きだ」「あくまでも民主党系の与党だ」と強調しました。

 北海道11区には、中川昭一さんの奥さんである、中川郁子(なかがわ・ゆうこ)さんが自民党支部長に就任し、第46回衆院選に出馬します。中川支部長は地元紙に「鈴木代表も地域のことを考えて新党を結成したのだと思う。私も支部長として地域のためにやるべきことを一生懸命やっていく」と述べました。

 石川さんは十勝の厳冬よりも厳しい闘いを強いられることが確実な情勢になっています。

 なお、この石川さんの「本籍は民主党、連合」「与党会派」発言により、民主党反主流派による離党ドミノの動きにブレーキがかかる可能性が出てきました。

石川知裕議員、新党参加に「本籍は民主党」|WEB TOKACHI-十勝毎日新聞

 新党大地代表の鈴木宗男前衆院議員(63)は28日、民主党を離党し無所属の石川知裕衆院議員(38)=道11区=、同党を除籍された松木謙公衆院議員(52)=道12区=らと新党「大地・真民主党」を結成し、総務省に届け出た。新党に参加した石川議員が29日午前、帯広市内で十勝毎日新聞社のインタビューに答えた。
 
 −新党への参加を決断した理由は。
  政権交代の原点に返り、約束した公約を守れるように努力したい。民主、連合、新党大地の連携を維持し、衆議院の中で協力関係を保つために決断をした。大地からの誘いをむげに断ることはできない。私の本籍は民主党、連合にある。そこは鈴木代表には理解してもらっている。今までの連携を崩さないのが鈴木代表の意向なので、政党名にも「民主」を入れてもらった。
 
 −地元の連合から反発も予想されるが。
  連合の政策を実現するためと考えている。TPP(環太平洋連携協定)反対や消費税について政策上は何ら変わりはない。協力してもらえるよう努力する。今までと政治スタンスは全く変わりない。
 
 −次の衆院選は新党から出るのか。
  今後どういう展開があるのか分からない。民主党が受け入れてくれれば、復党したいという従来の気持ちに変わりはない。
 
 −無所属での活動は厳しかったのか。
  与党の皆さんの応援をいただき予算の獲得や、農林水産委員会にも所属して十分活動できたが、一定の制限はあった。私は政党交付金で事務所運営は一切していない。(今後は)代表質問の可能性もあり、国会で有権者から見える活動ができるようになる。
 
十勝の民主、支援継続も複雑
  新党「大地・真民主党」に石川知裕衆院議員が参加することに対して、十勝の民主党関係者は一定の理解を示し、石川議員の支援を継続する構えだ。ただ新党は民主との連携を明確にしておらず、「今までと同じようにやっていけるのか」と複雑な声も漏れた。
 
 石川議員は民主党から支援を受ける手前、無所属の立場を維持する考えだった。関係者は「政党要件(5人の国会議員)を満たしたい同郷の鈴木宗男さんから強く参加を求められ、断れなかったのでは」とみる。
 
 石川議員は28日夜、帯広市内で開かれた連合の会合に出席。「いろいろな動きが出るが(私に)政治判断は任せてほしい」と語った。直後に新党結成のニュースが流れ、連合十勝の幹部は「新党でなく会派の話と受け止めていた」と驚く。この幹部は「引き続き応援するスタンスで落ち着くだろう。TPP(環太平洋連携協定)や消費税など基本政策を変更したわけではない」と受け止める。
 
 民主党道第11区総支部代表代行の池本柳次道議は「地元として石川さんを支える方針は踏襲する。政権与党の一翼を担い、TPP阻止、消費税反対の発言力を高めるという目的は有権者にも説明が付く。(支持者の)みんなの気持ちと一致している」と話す。
 
 複雑な声も出ている。民主党帯広代表の三津丈夫道議は「個人としては石川さんを支えたい。しかし無所属だから民主党も動けた。今までと同じスタンスでいけるのか民主党道連との関わりもあって微妙だ」と述べ、道連と新党の政策提携の行方を注視する。次期衆院選で民主党として石川議員以外の候補を擁立する可能性は否定した。
 
 一方、自民党道11区支部の中川郁子支部長は「鈴木代表も地域のことを考えて新党を結成したのだと思う。私も支部長として地域のためにやるべきことを一生懸命やっていく」と述べる。
 
 同支部の大谷亨幹事長は「石川さんは、鈴木さんの全面支援でやってきた。その意味で特別大きな変化があるとは感じない。ただ道内も含め民主党そのものがどうなるのか、今後の動きは注視したい」とする。
 
 共産党十勝地区委員会の佐藤糸江委員長は「違うことをして注目を集めようということ。公民権を停止される人がトップとは何を考えているのか。真剣に国民や政治のことを考えているとは思えない。(新党の)名前も無節操」と批判した。

「宗男新党」大地・真民主党届け出(日刊スポーツ)

新党大地の鈴木宗男代表(63)が28日、総務省に自ら代表を務める新党「大地・真民主党」を届け出た。この「宗男新党」に、横峯良郎参院議員(51)が、民主党を“電撃離党”して参加するほか、松木謙公氏(52)ら国会議員5人が集い、30日に結党会見を開くことが分かった。この日、民主党では内山晃衆院議員ら9人も集団離党を表明したが、宗男氏は9人との連携を否定した。民主ドミノ離党は、政界再編もにらんだ複雑な動きを見せ始めた。

 宗男氏は日刊スポーツの取材に、松木、横峯両氏のほか、無所属の石川知裕衆院議員、平山誠参院議員、新党大地代表代行の浅野貴博衆院議員が新党に参加すると明かした。石川、松木両氏は、同じ北海道が地元で、以前から支援を表明していた。平山氏とも親交があり、同氏と親しい横峯氏の参加が実現。平山氏は「鈴木先生のもとで鍛え直してほしい」と、横峯氏を紹介したという。宗男氏ら5人は30日に札幌市で結党会見を開く。

 今月6日の仮釈放後、宗男氏の動きは早かった。9日に民主党の小沢一郎元代表を訪ねて、新党構想を報告。小沢氏に近い松木、石川両氏は除名、離党で民主党を離れ、現在は無所属。小沢氏も宗男氏とのタッグ結成を歓迎したという。水面下で温めた「宗男新党」構想を、年末の土壇場で形にした。宗男氏は、この日夕にも小沢氏を訪れており、新党結成のあいさつをしたとみられる。

 またこの日午前、民主党では内山晃衆院議員ら9人も離党を表明したが、宗男氏は「9人とは別の動き」と述べ、内山氏らの動きと一線を画す考えを示した。

 一方、所用で海外に滞在中の横峯氏は日刊スポーツの電話取材に「党は消費税も上げるというし、八ツ場ダムの建設も決めた。公務員削減にも手を付けていない。こういうことも含めて、民主党は国民と約束したことを何もやっていない。それに比べて橋下(大阪市長)はやっている。橋下氏のようにやらなければならない」と主張した。

 突然、表舞台に登場した宗男新党だが、「数合わせ」の批判も予想され、今後の展開は未知数だ。亀井静香国民新党代表も石原慎太郎東京都知事を担いだ新党に意欲を示し、内山氏らとの連携も取りざたされる。1日で10人が集団離党する異例の展開となった民主党内は、今後も波乱含みだ。

 [2011年12月29日7時56分 紙面から]

野田政権に大打撃 民主、若手9人が離党届を提出 - MSN産経ニュース

 野田佳彦首相が目指す消費税増税などに反発する民主党の内山晃衆院議員(57)=千葉7区=ら9人が28日午前、国会内で樽床伸二幹事長代行に離党届を提出した。内山氏らは、すでに党除籍(除名)となっている松木謙公衆院議員(52)=北海道12区=と年明けの新党結成に向けて連携する意向で、野田政権にとって大きな打撃となる。

 離党届を提出したのは、内山氏のほか、渡辺浩一郎(67)=比例東京▽豊田潤多郎(62)=比例近畿、斎藤恭紀(42)=宮城2区▽中後淳(41)=比例南関東▽石田三示(59)=比例南関東▽三輪信昭(69)=比例東海▽小林正枝(40)=比例東海▽渡辺義彦(55)=比例近畿の各衆院議員。9人は午後に国会内で記者会見する。

 党執行部は離党をとどまるよう慰留に務める方針。1月下旬に開かれる党常任幹事会で正式に対応を決める。

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野田総理の強い指導力で、消費税増税準備法案の素案の年内決定に成功 保守二大政党らしさ成熟 

2011年12月30日 01時48分22秒 | 第180通常国会(2012年1月~9月)一体改革

[写真]総理(民主党代表)の野田佳彦さんと民主党税調事務局長で衆院議員の古本伸一郎
 
 年末のうれしい誤算というよりも、ちょっとした感動を覚えています。

 我が党(民主党)は2011年12月29日(木)午後3時から、税制調査会および税・社一体改革調査会の合同総会を開き、平成21年に天皇陛下が公布した「税制改正法」の104条にもとづく消費税増税準備法案の素案を協議しました。途中からは、国賓としてのインド訪問から帰国した民主党代表で総理の野田佳彦さんも出席し、「2014年4月から8%、2015年10月に10%に引き上げる」という素案を午後11時45分ごろ、決定しました。私は年内の決定は難しく年越しした方が党のためだと考えていましたが、54歳の野田総理の「政治家の集大成」という強い言葉もあり、年内決定に成功しました。男子の本懐です。とくに、反対派が退席するというかっこうをとり、まだまだ足もとに及ばないとはいえ、半世紀にわたる政権政党、自民党に似た、政権担当能力がある保守二大政党として民主党が成熟しつつあることを感じました。万感の思いがします。

 民主党が素案を決定したことで、年明けの自民党の対応が注目されます。

 このほか、消費税増税の際の景気弾力条項、低所得者向けの給付付き税額控除、議員定数削減、行政改革法案の成立、所得税の累進課税の最高税率の再引き上げなども決まりました。

 そもそも、平成21年度税制改正法は第44期衆議院と第21期参議院の議決により、天皇陛下が公布したものであり、その附則104条に、その時点の内閣総理大臣が従うのは、法治国家、デモクラシーにおいて当然のことです。マニフェストに違反したのではなく、マニフェストが甘かったのです。そういったなかで、自民党経験のある藤井裕久税調会長だけでなく、税調事務局長の古本伸一郎さんの力は特筆に値します。古本さんは民主党で初当選し、民社協会員ですから自民党経験はありません。私は恥ずかしながら、与党税調の取材経験がこれまでありませんでした。ただ、12月9日でことしの国会が終わり、旧新生党筋から「税調はおもしろいよ」とのアドバイスを受けたので、平成24年度税制改正大綱の策定作業から、ちょっとだけですが勉強させてもらいました。民主党税調は野党時代から「租税特別措置のシンプル化」の筋を通し続けており、これは政権交代してからもうまく行っています。例えば、「ナフサの免税を恒久化」しましたが、これは「減税の粗特の廃止」であり、野党時代からの民主党税調の基本方針を踏襲したものです。この一連の作業の中で、記者向けブリーフィングを一人任された古本さんは、農林漁業燃料用A重油の免税の粗特が、実は、国税収への影響が28億円減収でしかないとして、こういった差配で、自民党が長年、票と政治資金を集め政権を維持してきたことに驚く、という趣旨のディスクロージャーをしました。そして、党税調という名称はことしが初めてで、どの程度オープンにするかについて、「自民党がどうやっていたのか、ぜひ記者の皆さん教えてください」と頭を下げました。民主党で最も選挙が強いとされる古本さんですが、何度も言及していますが、政権交代直後のNHKスペシャルでは、財務政務官で「いやあ、自民党は長年こんなに大変なことをしていたのか」と発言し、その「弱さのディスクロージャー」は番組冒頭から、使われました。昨年の「税制改正プロジェクトチーム」では中野寛成会長・古本事務局長の「民社協会コンビ」の信頼関係と阿吽の呼吸だったようですが、今年は藤井裕久さんと政権交代直後の「財務省政務三役コンビ」で、総理官邸を何度も訪ねて、野田さんの勇気と含めて、年内にまとめました。やはりトヨタで通用する人はどんな世界でも通用するのだな、と再認識しました。自民党出身者と民社協会員を軸に、「新しい保守政党」として、わが党が、自民党の足もとに近づいてきた感じがします。民主党の青春、民主党の挫折を経て、民主党の成熟を感じます。結党15年目を迎える来年2012年は、結党時にあった総務会(横路孝弘・初代会長)を復活させるのもいいかもしれません。総務会は社会党議員の牙城となったので、廃止したのですが、今後は、政務三役として使えない小沢グループや社会主義政党出身者の連中のガス抜きもかねて総務会をつくってもいいかもしれません。

 民主党の中には、「穏健な多党制が理想」などという訳の分からないことを言う連中が大臣にすら居て、頭を抱えます。しかし、我が党の進む道が、政権交代可能な保守二大政党の片割れであることしかないことはすでに明白です。古本さんと同じ愛知県連所属の社会保障と税の一体改革担当大臣ですが、あまり存在感がありませんでした。2009年5月の代表選では良い判断をした政治家なので、今後に期待します。

 第180通常国会に提出する消費増税準備法案は、「所得税法等の一部を改正する法律(平成21年法律第13号)」の附則104条です。この「平成21年法律第13号」とは、平成21年において、天皇陛下が日本国憲法第7条により、13番目に公布なさった法律です。そして、民主党の2009マニフェストはこのあとに発表されたものです。ですから、消費増税準備法案を3月までに提出することは、天皇の国事行為と日本の法体系に基づく内閣の義務であり、民主党マニフェストに優先します。すなわち、マニフェストに違反しているのではなく、マニフェストの見通しが甘かったのです。それを理解できない、小沢グループや社会主義者は、我が党から去るべきです。とはいえ、議席はあるので、当分は、総務会的なかっこうの党内議論に参加し、一定の段階で退席する。そういうことにすればいいのではないでしょうか。

 なお個人的には、たったの10%ではなく、できれば、16%ぐらいまで上げて、自治体へ半分ぐらい配分してもらいたいと考えます。消費税は地域による偏りが比較的少ない税目なので。それにしても、代表無くして課税なし、税とはすなわち政治なりという感じがします。そして、我が党が古本さんというニューリーダーを得たことに希望を感じます。ピンチはチャンス、苦しいときが伸びるとき。まさに「民主党の成熟」です。そういえば、藤井財務大臣、野田副大臣、古本政務官というラインアップでしたね。野田さんも小沢さんの妨害で、副大臣スタートで良かったのかもしれません。

 私も学生として、経世会(自民党竹下派)、改革フォーラム21(自民党羽田派)、新生党、新進党と歩み、その後、新聞記者として新党友愛(民社協会)を担当。そのメンバーがこうやって民主党第1次与党期を形作っていくことに万感の思いを感じると共に、自分の前半生が有益であったことが証明されたことに安堵し、節目節目での自らの選択が正しかったことに誇りを持ち、そして発行部数300万部の新聞社の社命でたった一人の「新党友愛」専従担当記者だった巡り合わせに感謝します。東日本大震災が発生した年の暮れに、国益、国民益に自らの人生が資していると実感できることは日本国民としてなによりも幸福なことであります。ご先祖様もさぞかし喜んでくださっていることでしょう。

 そもそも参議院で法案が可決・成立するのかという大問題からして、我が党の行く手には難題が多々あります。ただ、今回の「体験」は、仮に我が党が第46回総選挙で下野しても、第47回総選挙につながると確信しています。まずは「陛下が公布した法律よりもマニフェストが偉い」という国賊・小沢一郎グループを根絶やし、公認差し替え、第46回総選挙への陣立てを整えるところから、平成24年、2012年という一年を始めていきましょう。

 逃げるなよ!自民党! 

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