[写真]高木義明・民主党国会対策委員長。
民主党の高木義明国対委員長は2013年1月31日(木)の民主党・無所属クラブの代議士会で、(1)改革を推進する(2)提案をしていく(3)現場の声を国会に出していくーーの高木3原則を示して、来週からの予算委員会で巻き返し、会期終了後の参院選の大逆転につなげる考えを示しました。民主党の海江田万里代表が同日の定例記者会見で紹介しました。
高木さんの国対委員長は第1次野党期に、渡部恒三さんから受け継ぎ、山岡賢次さんに引き継いで以来2度目。与党期にも衆議院議院運営委員会筆頭理事や、議院運営委員長、文部科学大臣を務めました。
(1)野田首相の置き土産である自公民3党の枠組みによる社会保障と税の一体改革、立党の原点である政治改革、税金の無駄使いをやめる行政改革といった、改革推進主義
(2)提案をしていく提案主義
(3)現場の声を丹念に拾って国会に出していく現場主義
の3点。このうち、提案主義に関しては、第21・22期参議院では、みんなの党が参院側に議員立法(参法)を繰り返しており、党議違反議員を処分しないところまでしてその権利を確保してきました。しかし、第46期衆議院で民主党の協力を得るか、日本維新の会の協力を得るかのいずれかで法案が出せるようになったため、みんなの党と他党との連携が進む可能性があります。同党の渡辺喜美代表は同日の衆議院本会議で「野党時代の自民党はみんなの党と国家公務員制度改革法案を一緒に提出した」と秋波を送りました。一方、現段階では日本維新の会は、国会では政府与党と協力する色合いが強いため、「民み」連合による衆法提出のケースも増えそうです。
長妻昭・衆議院予算委員も、さっそく今国会第1号の質問主意書提出者となり、政府・厚生労働省を揺さぶり出しました。頼もしい気がします。国会論戦に勝って、選挙に負けることはよくありますが、いずれにしろ、持てる力を出し惜しみせず、悔いのない人生を送ることが、一人一人の民主党議員・総支部長に求められています。
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