【衆議院予算委員会 平成25年度本予算の基本的質疑 2013年3月8日(木、9日(金)、11日(月)、12日(火)】
きょう2013年3月12日(火)、メタンハイドレートの採掘に成功したようです。日本の未来が明るくなりました。バンザイ!
平成25年度総予算の基本的質疑が終わりました。
「基本的質疑(全大臣出席)」、「集中審議(総理、財務大臣、関係大臣出席)」とも、時計を止めて審議ストップすることはありませんでした。これは2年ぶりだと思います。
そして、「大臣のスキャンダル」「政治とカネ」の質問が、本予算審議スタート後一度もありませんでした。政権交代ある政治における予算審議の新しい地平です。
予算委員会は「予算の実施状況の調査の件」という権限が議長から与えられています。だから、大臣が税金を分配するにふさわしい人物かの質疑は予算委員会ではいつでもすべきです。しかし、金丸信さんらによる「リクルート事件」以降の「政治とカネ」は20年間続き、うんざりしている人が多いでしょう。そして、それを見越して、安倍首相が組閣しています。そういう意味では、民主党の圧力を感じているという側面もあるでしょう。
論点が出そろいました。TPP、規制改革(とくに農業と医療)、社会保障と税の一体改革(とくに低所得者対策)、政治改革(定数是正と定数削減)、復興対策、憲法改正、集団的自衛権などです。
すでに3月中旬なので、あすの昼を中心に法案審査に向けた「店開き」(衆院各常任委員会の大臣からの所信聴取)が9つの常任委員会で設定されました。
今後の政治日程としては、採決の前提になる「公聴会」「参考人質疑」の日程の採決でかけひきが行われます。また、13日も集中審議があります。これで安倍首相は、8日間(営業日、土日のぞく)連続で、衆参本会議場、衆・第1委員室で答弁し続けていることになります。通例は、参院本会議(代表質問)から衆院予算委(基本的質疑)の間に1日空きます。これは野党が予算成立を遅らせるプレッシャーを与党に与えるために1日空いていましたが、今回は翌朝9時スタートという異例の日程になっています。長妻さんはこの路線で徹底的にやっていただきたい。政府与党は、予算の早期成立は野党にいっぱい質疑をさせる時代になっているということ。見出しは立ちづらいが、これは今国会のビッグニュースです。
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