宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

民主党・岡田克也最高顧問が第187秋の臨時国会前の代表選を要求

2014年07月22日 23時06分12秒 | 岡田克也、旅の途中

 民主党の岡田克也最高顧問は、2014年7月22日(火)の第617回常任幹事会で、「第18回統一地方選(2015年4月)、第47回衆院選(2015年7月から2016年1月)、第24回参院選(2016年7月)に一体した取り組みを示すべきだ」として、第187回臨時国会(2014年10月)の前に、第18回民主党代表選挙を行うべきだとの考えを述べました。

 新代表の任期は2017年9月末日になるので、仮に安倍自民党が任期満了までつとめたとしても2016年12月までなので、その後の通常国会にも対応できることになります。また、2015年9月の自民党総裁選への帰趨を見て、民主党代表を選び必要がなくなります。

 英国労働党では、2010年5月の下野後、10月の召集まで、5か月間かけて代表選を行い、当選2回生のエド・ミリバンド代表(ネクスト総理)を選出。世論調査では、常に与党を上回っており、次期衆院選(2015年5月)での政権再交代の可能性が高まっています。 

 一方、自民党からは複数の経済産業副大臣経験者から、「集団的自衛権の説明のため、臨時国会を早く召集すべきだ」「11月の消費税10%引き上げ前に、平成26年度補正予算案の編成を始めるべきだ」といった、秋の臨時国会や、補正予算編成を前倒しするよう、首相(総裁)に求める動きが出てきました。