2014年7月14日は、戦後衆議院で最大の歴史的審議となりそうです。
衆議院予算委員会(二階俊博委員長)は、14日(月)午前9時から、閉会中審査(予算実施状況の国政調査)を行うことにしました。
午前9時開議で、集団的自衛権を行使して、アメリカの戦争に我が国自衛隊が加担することになる、7月1日の「国の存立を全うし、国民を守るための、切れ目のない安全保障法制を整備する閣議決定」 について、審査します。
自民党からは高村正彦・与党協議会座長、公明党からは北側一雄・同座長代理が質問。
午前10時半過ぎからは、我が党(民主党)の海江田万里ネクスト総理、午前11時半から午後1時半までは岡田克也予算委員が質問することになりました。
話は急に変わりますが、水谷豊さんって若いですよね。子役デビューで、あれだけ長く活躍している芸能人はまれでしょう。奥様は、私の高校の先輩ですが、立派な方ですよね。「相棒」はとてもシナリオが良くできているので、見ると社会勉強になることも長く愛される理由でしょう。
[画像]若い水谷豊さんが主演の映画「相棒 劇場版Ⅲ 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ」、テレビ朝日ウェブサイトから。
その若い水谷豊さんは、14日が誕生日で、62歳になるそうです。
岡田克也さんも14日が誕生日ですが、その若い水谷豊さんよりも、1歳年下になります。
14日は午後3時半開廷(傍聴希望者は午後2時50分必着)で最高裁判所で、西山太吉さんら原告の沖縄密約文書の情報公開請求の判決があります。
まさにさまざまな運命が岡田克也さんの2014年7月14日に集まってきた感じで、日本の命運は岡田克也に全部お任せ!といった風情です。
昨年、(民主党大統領が投下した)広島原爆の惨状を長期間取材した、オリバーストーン監督の(民主党大統領が始めた)ベトナム戦争映画「7月4日に生まれて」は、(以下、ネタバレ)集団的自衛権の行使のためのベトナム戦争が泥沼になり、傷痍軍人となって帰国したのに、白い目で見られ、ドラッグにおぼれていきながらも、自分を取り戻して、共和党大統領候補に立候補する映画です。この映画は、「ファックユー」という放送禁止用語がおそらく200回ぐらい出てくるので、テレビでは放送されませんが、同監督の「プラトーン」に次いで必見の映画です。7月4日とは、アメリカ独立記念日のことです。
一方、7月14日はフランス革命記念日ということで、岡田さんが血の気が多いこととも関係しているかもしれませんが、海江田万里さんという相棒に忠誠をつくしながら、国のために、平和主義のために、野党で奮闘する岡田さんの8期目の忘れられない国会になるかもしれません。