【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

日本銀行が30年物国債をマイナス金利で買い入れたもよう

2015年11月27日 05時40分34秒 | 経済

[写真]黒田東彦・日銀総裁、2013年、衆議院インターネット審議中継からスクリーンショット。

 30年物国債を、日本銀行がマイナス金利で買い入れたもようです。

 これは、きょうの日経新聞で、きのう2015年11月26日(木)の国債買い入れオペレーション。購入してから財務省理財局にお金にかえてもらうまでの期間を「残存期間」といいますが、「残存期間25年超」の入札で、最低落札が、年利マイナス0・005%で落札した機関投資家がいたようです。

 おそらく(40年物もありますが)30年物国債をマイナスで購入した者がいたようです。

  
[写真]2015年11月27日付日経新聞から、筆者・宮崎信行撮影。 

 長期国債をマイナス金利でも購入しているということは、債券(国債の表面価格)が高く、日本国債は人気があるということです。

 ただ、外国人の購入が増えており、長期国債がマイナス金利でも買われているということは、「引き潮」のように、債券安金利高のリスクが遠くに見えるということになります。

 とにかく、結論だけ言うと、金融システムが歪んでいる、ということです。

このエントリー記事の本文は以上です。
(C)宮崎信行 Nobuyuki Miyazaki 
(http://miyazakinobuyuki.net/)

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