北朝鮮と九州北部豪雨で閉会中審査がありました。
【衆議院災害対策特別委員会 平成29年2017年9月5日(火)】
「九州北部豪雨など、平成29年梅雨前線に伴う大雨」の閉会中審査がありました。参では先月10日(木)にありました。
委員派遣の報告は、秋葉賢也委員長自ら行いました。秋葉さんは「JR九州鉄道橋の崩落は、流木が堰き止められ、その圧力で流された」と語りました。これには、SNS上でも「鉄道橋が落ちていたことを知らなかった」との反応が見られました。この後の質疑では、政府参考人として、林野庁森林整備部長が呼ばれました。1年前の岩手沿岸北部の豪雨でも流木で橋付近で川があふれ、私の知人の兄2人が経営するクリーニング店2つが水に浸かってしまいました。林野行政の失敗で今の部長になじるのはお門違いですが、流木の被害について、やり場のない怒りを自民党全体が罪の意識を持って受け止めてほしいと感じます。
質疑前に、小此木八郎防災相が就任あいさつと被害状況の政府報告。福田峰之副大臣と山下雄平政務官(参)もあいさつしました。
質疑では民進党の小宮山泰子さんがティアラ姿で登場。「この委員会は特別委員会だが、定例日がある」として、定期的に開催するよう求めました。
【衆議院外務委員会】
国際情勢に関する件として一般質疑がありました。中山泰秀外務副大臣が登場。先の国会の会期末前後にスキャンダル懸念があったので、元気な姿を見せたかったのかもしれません。中山さんは「閉会中に地元を回ると、勇ましいことを言う人も多い」として、武力攻撃を求める声もあるが、政治家としての矜持を見せたいとしました。
きょうは多くの時間、河野太郎外務大臣は、電話会談などで、外す場面がありました。遠山清彦さんが公明党の党是にしたいが「国連事務総長に仲介してほしい」と求めました。原口一博さんの、電子パルス攻撃に関する質問では、外務省は質問通告がなかったとしました。ただ、やり取りからは、質問通告を受けながら答弁したくなかったのではないかとの勘繰りたくなる対応でした。
北朝鮮非難決議を全会一致で可決し、終了しました。
【参議院外交防衛委員会】
一般質疑として、北朝鮮の水爆実験などの問題を審査。この委員会では、日報問題でも閉会中審査をしました(その日の衆側は安全保障委員会)。最後に委員長自ら読み上げ「六者協議共同宣言、日朝ピョンヤン宣言に違反している」とする抗議決議を採択しました。
北朝鮮問題、これからどうなるんでしょうね。
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Miyazaki Nobuyuki