【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

第195回特別国会は平成29年2017年10月31日(火)召集か、11月2日(木)までか、第4次安倍内閣か第1次前原内閣が米大統領来日対応へ

2017年09月26日 20時44分14秒 | 第195回特別国会(2017年10月~11月)第4次安倍内閣と野党3極

[写真]天皇陛下が、国会から帰るときにみることになる、議事堂本館中央部3階から見た、中央階段、画面の向こう側が国会正門・皇居方面、吹き抜けを越えた突き当りは常任委員長室、筆者・宮崎信行撮影。

 第195回特別国会を、平成29年2017年10月31日(火)に召集し、11月2日(木)までの3日間程度開催することを、政府などが調整していることが分かりました。これは、26日、時事通信などが報じました。

 第48期衆議院(第23・24期参議院)の総理大臣を、10月31日に指名。10月22日(日)の選挙で、過半数を占めた政党の党首が指名される見通しで、第4次安倍内閣、または、第1次前原内閣が誕生します。前原誠司首相の場合は、階猛内閣官房長官になる見通し。

 特別国会閉会直後の、11月4日(土)ごろにトランプ大統領が来日し、新総理が会談するはこびになります。


[写真]第172回特別国会で、内閣を引き継ぎホッとする、左から、松本純・前内閣官房長官、細田博之・野党自民党幹事長、麻生太郎前総理=すべて当時の肩書=ら、左上は陛下の御料車、平成21年20019年9月18日(金)、筆者・宮崎信行撮影。

 閣僚というものは案外落選しやすいものですが、補充も含めた内閣ミニ改造もありそうです。

 このエントリー記事の本文は以上です。


【問われるのは有権者の見識】岡田克也、希望の党=3年前の維新の党とバッサリ、「一時的なブームでは政治を変えられない」

2017年09月26日 19時11分01秒 | 岡田克也、旅の途中

[写真]左から、今井雅人、松野頼久、岡田克也、枝野幸男の、各民進党衆議院議員、きょねん2016年2月26日、国会内で筆者・宮崎信行撮影。

 「岡田さんというのはすごい政治家だな」というのは、松野頼久さんの、きょねん3月1日の民進党結党大会での名言です。

 ただ、きょうは、これは岡田克也はすごい政治家だな、と私は感じましたね。

 岡田さんは、きょう、平成29年2017年9月26日、メッセージを発しました。あさって衆議院は解散され、内外情勢不穏な中、第48回衆議院議員総選挙に突入します。

 岡田さんは前日の希望の党結党について、

 「小池新党が、小選挙区で勝てない人たちの駆け込み寺のような存在になりつつありますが、それに対して、国民がどう判断するのか。前回の総選挙の前は、維新の党がブームを起こしましたが、3年足らずで状況は一変しています。一時的なブームでは政治を変えることはできません

 とし、第48回希望の党を、第47回維新の党、になぞらえ、バッサリ。

 というのは、きょねん、岡田克也代表(当時)は、維新の党の松野頼久代表(当時、熊本1区比例)、今井雅人幹事長(当時、岐阜4区比例)と話し合って、「民進党」をつくったからです。松野さん、今井さんがいた「維新の党」を一時的なブームで3年足らずで状況は一変したと切って捨てる。私も長年、発言が過激だの、自分から敵を作っているのだの、言われるんですが、永田町での発言力・影響力はいっこうに下がりません。かつて、2人の有名政治家に胸倉をつかまれました。一人は岡田克也さん(当時副総理)、もう一人は松野頼久さんです。

 まあ、岡田さんとしては、バッサリした方が、子分も身軽だからいいのでしょう。今ごろ、松野頼久国会対策委員長は、歯ぎしりしているかもしれませんが。

 岡田さんは「政権交代可能な政治、それを実現できるのは、地域に根を張り、実績を重ねてきた民進党です。政党側だけではなく、有権者の皆さんの見識も問われていると思います。

 と語りました。

 羽田孜先生が現世を去って、はじめての衆院選。だからなにをどうすればいいのか、私も分かりませんが、なぜか事務的な準備は順調に進んでおります。もうベテランだからね。今回の衆院選に私が立候補することはありません。私が注目するのは、候補者、政党うんぬん。でもそれ以上にとくに問われているのは、有権者の見識。岡田さんがおっしゃるのだから、私も期待してみたいと考えています。四半世紀、「あきらめかけたこと」はあっても、政権交代ある政治を「あきらめたこと」はありませんので、有権者の見識に期待しようと考えています。それでだめなら、どうなるわけでもないです。




[岡田かつやさんのメールマガジンなどの全文引用はじめ]

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      ◇◆かつやNEWS◆◇2017年9月26日号

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○大義なき解散─低投票率となれば与党有利、おごる総理はますます増長

 

安倍総理が、木曜日に国会召集、冒頭解散という方針を明らかにしました。

 

今回の総選挙の結果を左右する、重要な要素は3つだと私は考えています。

 

第1に解散の大義、第2に北朝鮮情勢、そして第3に野党間連携です。第

2、第3ついては、また後日述べたいと思いますが、今日は第1の問題の

重要性を強調したいと思います。

 

地元を回っていて、今回の安倍さんの判断に疑問の声が続出しています。

 

何のための解散か、総理はいろいろ取り繕ってはいますが、加計学園、森

友学園など、安倍政権を取り巻く疑惑に蓋をしてしまうための解散だとい

うことは、多くの国民の皆さんが分かっています。

 

安倍総理は、支持率が急落したことに慌てて、8月3日に記者会見を行い

ました。通常国会における今までの答弁について謝罪したうえで、これか

らは丁寧に説明していくと約束された安倍総理。しかし、その後、野党が

4分の1の議員を持って、憲法53条に基づき、国会の開会を要求したに

もかかわらず、それを開かず。今回、国会を開いたかと思えば、所信表明

や、それに関連する質疑などをすっ飛ばし、いきなり冒頭解散。国民に対

する説明責任を全く果たしてない。丁寧に説明するというのも、謝罪も、

本気ではなかったことは明らかです。解散の理由を総理はいろいろ述べら

れましたが、国会での数日間の質疑すら行わないことの説明には、全くな

っていません。

 

しかも、この選挙で、議席が減らしたとしても、過半数を維持すれば、通

常国会で問題になった様々な問題について、総選挙によってクリアにされ

たと強弁する可能性が強いわけです。

 

安倍政権の不誠実な態度に対して、国民の皆さんはどのように判断される

か、ということが注目されます。政治に失望して投票に行かないとか、諦

めてしまうということになれば、低投票率となり、与党に有利になります。

ここで大きく与党の議席を減らさない限り、おごる安倍総理は、ますます

増長してしまう。

 

何としても野党、とりわけ民進党の議席を増やさなければならない。この

ような国民の声をどれだけ引き出すことができるか。これが、この選挙の

大きな分岐点だと考えています。

 

小池新党が、小選挙区で勝てない人たちの駆け込み寺のような存在になり

つつありますが、それに対して、国民がどう判断するのか。前回の総選挙

の前は、維新の党がブームを起こしましたが、3年足らずで状況は一変し

ています。一時的なブームでは政治を変えることはできません。

 

政権交代可能な政治、それを実現できるのは、地域に根を張り、実績を重

ねてきた民進党です。政党側だけではなく、有権者の皆さんの見識も問わ

れていると思います。

 

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[全文引用おわり]


【派遣法改悪】長沢広明「労働者派遣法改悪法」筆頭理事が議員辞職へ、公明党、筆者「こういうことをやりそうだと思っていた」

2017年09月26日 13時03分18秒 | その他

 因果応報となりました。

 2015年「労働者派遣法改悪法」を、参議院厚生労働委員会で強行採決した、公明党の現場最高責任者、長沢広明参議院議員が、議員辞職するはこびとなりました。

 これはNHKなどが報じ、この後、平成29年2017年9月26日(火)に、公明党の山口那津男代表が発表するようです。

 参議院議員宿舎に、家族ではない、異性を、連れ込んでいたようです。

 もともと、労働者派遣法は、1985年当時から女性の労働者が多く、2015年改悪法については、男性の正社員も給料が下がっていますが、強行採決の際は、女性の傍聴者に対して与党から「早く追い出せ!」「騒ぐな!」の暴言が出ていました。テレビのインタビューなどでよく出ていた女性は、流れが分かっていますから、さすがに強行採決の際も、淡々としていましたが、なかなか涙する傍聴者というのはあまりありません。

 その後、2016年第23回参院選で、あろうことか、大票田の東京の割り当てで、ぬけぬけと全国比例に出馬。このような人物をポスターにはる公明党の変わり果てた姿に悲嘆していました。

 因果応報。ハッキリ言って、こういうことやりそうだと考えていました。こういうときに、みんなが言いますが、まさに私も「こういうことやりそうだ」と思っていました。異性というよりも、金の方のイメージでしたが、異性でした。

 竹内真二さんが繰り上げ当選する見通し。

 詳細はこの後書きます。

 2017年、宮崎信行。