【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

衆議院議運の小委員会、概算要求を了承し、委員長に一任 参議院は取材拒否

2018年08月29日 17時29分48秒 | 第196回通常国会(2018年1月召集)働き方 カジノ

   衆議院の議院運営委員会の、庶務小委員会と図書館運営小委員会は、各々、衆議院事務局と、国立国会図書館から、平成31年度概算要求の説明を聞きました。与野党の小委員とも納得して議院運営委員長に一任しました。

  今日、2018年8月29日水曜日に、議長サロンで小委員会が開かれました。

   ところで、昨日の参議院議院運営委員会の理事会と図書館小委員会、庶務小委員会は、参議院事務局から取材拒否されました。非公開であることと、必要なら議院運営委員長の理事会後定例のブリーフィングに出てくれとのこと。全くその通りです。今朝の朝刊では、定数6増にともない参議院議員会館の会議室3つを議員室に改装する内容を盛り込んだ概算要求を説明。残り3つは、次の次の半数改選までに答えを出したいという趣旨の話し合いがあったようです。また、障害者雇用促進法に基づく法定雇用率に水増しがあったとの調査報告もあり、個別に報じられました。なんか変だな、との予感が的中しました。衆議院に比べれば、ほとんどのことで、参議院は閉鎖的です。人事の季節で、集団的自衛権を推進してきた山本順三議運委員長は入閣するかもしれませんが、事務総長が議長に議場で腕を払われたり、議員定数増の法律の付帯決議で、なぜか事務局の経費節減を盛り込まれたり。これは権力の攻防ですから、非公開をかてにして、情報公開を拒むと、あまり良い結果とならなかった組織が多いような気がします。政治報道は権力の攻防だし、秋は人事の季節ですから、珍しくおしゃべりになって、書きました。