渡辺恒雄の後継者、宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

臨時国会は短期決戦で自民党は「デジタルファースト法案」の提出を2019年国会に先送り

2018年10月12日 22時02分25秒 | 第198回通常国会2019年1月、改元、参院選へ激闘

 政府・与党自民党は、「デジタルファースト法案」の提出を、2019年1月召集の第198回(?)通常国会に先送りする方針を固めました。

 自民党は代わりに、議員立法で「デジタル化促進法案」(仮称)(197衆法 号)を提出する段取りを描いており「国や自治体は、電子化を促進するべきだ」「マイナンバーを活用して個人認証を電子化すべきだ」との努力義務規定を法制化したい考え。

 これは来週召集予定の第197回臨時国会は50日前後の短期決戦で、首相訪中もあり、衆参内閣委員会で一般法案を審議する日程が6回程度しかとれない見通しとなったことで、人事院勧告を実施し3万円程度を支給する国家公務員給与法改正案(197閣法 号)を優先することにしたからです。

 政権交代後に自民党が法案立案作業の工程表としている6月15日の閣議決定「通称・政府4計画」では、「本年中に国会に提出する予定のデジタルファースト法案(仮称)において必要な措置を盛り込む」との表現が盛り込まれましたが、先送りとなりました。

 当ブログが6月に報じた「

「デジタルファースト法案」を政府、秋の第197回臨時国会に提出へ、未来投資戦略2018と骨太の方針2018決定【追記有】

」にはさきほど追記を入れました。

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