【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

【6/19】参・沖縄北方で閉会中審査、衆参の法務委理事懇「河井夫妻」で急きょ開催、月曜日は参・決算委員会

2020年06月19日 18時02分03秒 | 第201回通常国会(2020年1月から6月)「コロナ感染症」
[写真]国会議事堂中庭のアジサイ(紫陽花)3年前の6月19日、宮崎信行撮影。

 きのうの衆に続き、参・沖縄北方特別委の閉会中審査が開催。前日、宮沢解散17年後に逮捕された河井克行・河井案里夫妻について、衆参法務委で急きょ理事懇談会が開かれました。週明け月曜日は、当ニュースサイトがおととい14時18分に特報した、参・決算委(外務、厚労、防衛)が午前9時から午後4時40分過ぎの予定で、あります。

【参議院沖縄及び北方問題に関する特別委員会 令和2年2020年6月19日(金)】

 一般質疑がありました。維新の鈴木宗男さんは「国後島、択捉島を船で見る、上陸しない観光ができるか検討すべきだ」としました。茂木外相は「一つのアイディアだと思う。事務レベルで検討している」と語りました。

【衆議院法務委員会理事懇談会 同日】
【参議院法務委員会理事懇談会 同日】


 前日は、「小池百合子知事の再選をうらなう都知事選告示」「河井克行前法相による河井案里陣営公選法違反の疑いで広島地裁に逮捕」の2つのニュースがありました。与野党国対委員長会談により理事懇が開かれました。

 立憲民主党のSNSによると、法務省は「2570万円の現金が94名にわたった買収供応の疑いがある」と説明。野党理事の「政党交付金が含まれている野か」の質問は与党理事が拒みました。この件に関する閉会中審査は開かれないと考えられます。宮沢解散17年後の広島選出議員逮捕となりましたが、定数1の小選挙区ですと、こういう現金買収は効果が薄く、定数2の選挙で起きた事件となります。私は必ずしも小選挙区にこだわる考え方ではありません。選挙制度のシンプル化が必要でしょう。

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2020年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki