【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

参・議院運営委の理事会開かる、安倍国葬「ムラヤマ」など参議院でも議論へ

2022年09月05日 23時31分25秒 | 第209回臨時国会 令和4年2022年 院の構成
[写真]参議院議院運営委員会理事会にのぞむ、野党理事(左)と与党理事(右)ら、きょねん2021年11月、宮崎信行撮影。

【参議院議院運営委員会理事会 きょう令和4年2022年9月5日(月)】

 理事会が開かれ、27日の安倍晋三元首相の「国葬」について、議院運営委員会の閉会中審査を開くことで合意しました。日程は筆頭間協議にゆだねられました。

 国葬は日本テレビ放送網(日テレ)の100%子会社「ムラヤマ」社が、演出を手掛けることになりましたが、桜を見る会なども内閣府から請け負っており、立憲民主党などは野党国対合同ヒアリングを開催。閉会中審査でも追及する検討に入りました。

 東京地検特捜部は、オリンピック組織委員会のみなし公務員だった高橋被疑者を調べており、捜査の手は電通に続いて大広、カドカワに伸びました。統一教会問題を含めて、安倍利権をむさぼったメディア関連企業に対する不信感がふつふつと湧き出しつつあります。

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【訃報】古川貞二郎元内閣官房副長官(事務)が逝去

2022年09月05日 13時24分20秒 | 人物
[写真]古川貞二郎さんが活躍した首相官邸(現・首相公邸)9年前の2013年、宮崎信行撮影。

 私が首相官邸詰め記者の頃ずっと、内閣官房副長官だった古川貞二郎さんが、きょう亡くなったそうです。享年87。きょう令和4年2022年9月5日(月)亡くなりました。昭和9年1934年生まれで、佐賀県立佐賀高校から佐賀大学に入学して中退。九州大学法学部卒業後に長崎県庁に入庁し、その後国家公務員上級職試験に合格して、昭和25年厚生省入省。東大卒組などから聞こえるように嫌味を言われて発奮。

 内閣官房副長官として、橋本龍太郎首相がモンデール駐日大使と普天間飛行場返還の合意をした際には、国内での調整を担当しました。このときのカウンターパートが、大田昌秀知事率いる沖縄県庁の政策調整監で当時40歳前後の又吉さんという人で、最近知ったのでエスが、東京1区などで出馬した泡沫候補の又吉イエスさんの実兄だったようです。

 おそらく南青山にあった官舎にも先輩の代打でうかがったことがあります。ご自宅のファクスがかなり旧式なように感じられたのが印象に残りました。首相官邸が巨大な建物になって、デジタル化は進みましたが、スタッフの人数も膨大になり、伝言ゲームがうまくいかないこともあるようです。

 心より哀悼の意を表しますとともに、私からはご冥福をお祈りいたします。

gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2022090501000474


以上です。