【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

新生党結党30年で岡田克也、「茨の道で多くの仲間が落選して、あまりハッピーでなかったかもしれません」

2023年06月27日 22時48分06秒 | 岡田克也、旅の途中
[写真]岡田克也さん、きょう2023年6月27日、衆議院第二議員会館、宮崎信行撮影。

 立憲民主党幹事長の岡田克也さんはきょう27日の記者会見で、先週2023年6月23日で新生党結党30年となったことに関して、小沢一郎・二階俊博・岡田克也3衆議院議員が連続当選し、2回落ちた船田元衆議院議員を含めた4名しか残っていないとの指摘に「仲間はたくさんいたんですが茨の道だった。あまりハッピーではなかった」と志半ばで散った同志の苦難を思いやりました。

 岡田さんは「仲間はたくさんいたんですが年齢的なこともあると思いますが、二階さんもそうなんですが、自民党に行った人もいますし、苦しい思いの中で落選を繰り返して断念された人も、たくさんいます。そういう意味であまりハッピーじゃなかったかもしれません。茨の道ということですね。私自身は、内閣不信任案に賛成すると自分で決めましたので、私自身の判断ですから、そのときは本当に人生最大の決断だったと思いますが、そのときの思いっていうのは全く変わってません。迷いなく今日まで来ています」と述べました。

 岡田さんの新生党同期は、小沢一郎自民党幹事長の拡大策で、県会議長経験者などをスカウトしており、平均年齢はもともと高かった経緯があります。また岡田さんは勉強会「CP研(比較政治研究会)」の枠組みを優先しており、羽田孜代表・小沢一郎代表幹事の「改革フォーラム21(羽田派)」改め「新生党」の枠組みを必ずしも重視していなかったことを暗に強調した発言。

 以上です。

紙の保険証の来秋廃止撤回を野党要求へ、来週7/5水曜日マンナンバーで閉会中審査

2023年06月27日 17時04分00秒 | 第211回通常国会(2023年1月)
 来週水曜日(2023/7/5)に、マイナンバーと健康保険証などの紐付けミスをめぐる「総点検本部」に関して閉会中審査を行うことで、自民、立憲の国対が合意しました。
 衆議院地域・こども・デジタル特別委員会に、河野太郎デジタル、加藤勝信厚生労働、松本剛明総務の3大臣が出席する見通し。
 立憲民主党は「来年秋の、マイナ保険証への一体化による、紙の保険証廃止の延期を求める」との方針のもと、政府の事務や説明に対する姿勢をただすかまえ。
 一部世論調査で十数ポイント内閣支持率が下がっており、関連を問う声があがっています。
 以上です。