【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

日本海では史上最大か常識崩す能登半島など石川県で震度7 立憲民主党の岡田克也、森山浩行正副幹事長は党災害対策本部を設置

2024年01月01日 17時39分41秒 | 第213回通常国会 令和6年2024年1月召集
[写真]立憲民主党の岡田克也(右)、森山浩行正副幹事長、先月、大阪・堺で、宮崎信行撮影。

 気象庁は「令和6年能登半島地震」と名づけました。

 日本の地震は太平洋で起きるという暗黙知はやはり神話で、日本海で気象観測史上最大に近づいた地震が起きました。

 「能登半島沖を震源とする大地震」(仮称)がさきほど令和6年2024年1月1日午後4時10分ごろ発生したことで、立憲民主党は「対策本部」を同16分に設置しました。

 岡田克也幹事長、森山浩行副幹事長(災害・緊急事態対策局長)の両名で設置され、「関係県連、総支部におかれましては、安全確保を最優先としつつ、情報収集、必要な対策をとるよう強く要請します」と呼びかけました。

 能登半島はおととし6月から地震が群発しています。マグニチュード7・7、震度7。大津波はすでに40センチメートル以上で押し寄せており、石川県内の消防の一部は電話がつながらない状態のようです。金沢市内ですらも建物が倒壊したと報じられています。

 およそ40年前の、日本海中部地震の秋田県「M7・6」で100名以上が亡くなっており、高齢化も踏まえて影響がでることが予想されます。長期的に過疎化が促進する遠因になるかもしれません。

 国会は今月下旬の召集の予定ですが、衆参の予算、災害対策特別の委員会の理事懇談会などで、内閣府防災や予備費の説明を聞くことになるかもしれません。

 以上です。