[写真]特別国会での首相指名に近づいた野田佳彦さん、投票日前夜、宮崎信行撮影。
第50回衆院選は、さきほど5時40分前に、NHK集計で議席数が確定しました。
自民が191、公明が24。
立憲が148、衆参とも共同会派の社民1、国民民主党が28、日本維新の会38、共産8、れいわ新選組9、参政党3、政治団体「日本保守党」が3、無所属が12となりました。みんなでつくる党はゼロ。
自公と、世耕・萩生田両氏らを加えても、225位かで、過半数の233を大きく割る、与党の歴史的惨敗となりました。
第50回衆院選は、さきほど5時40分前に、NHK集計で議席数が確定しました。
自民が191、公明が24。
立憲が148、衆参とも共同会派の社民1、国民民主党が28、日本維新の会38、共産8、れいわ新選組9、参政党3、政治団体「日本保守党」が3、無所属が12となりました。みんなでつくる党はゼロ。
自公と、世耕・萩生田両氏らを加えても、225位かで、過半数の233を大きく割る、与党の歴史的惨敗となりました。
が、「立維国社・無所属の会」で219。共令参保を加えて野党は過半数を10程度上回る計算になります。
憲法などの規定にもとづき、石破茂首相が1か月前後続投することも考えられます。が、「能登半島補正案の編成で与野党一時休戦」をする体力すらないかもしれません。
人は死んでも金は死なないので、裏金をめぐり説明がつかなかった自民党とその候補たちの劣勢が日に日に増すばかりの大惨敗でした。
立維国共令・無所属の会・社の7党派で236となりますので第215回特別国会の召集日の首相指名選挙では、野田佳彦さんが首相に選ばれる可能性が高くなりました。31年前の細川護熙内閣の構図となりますが、公務員改革・原子力発電・消費税に関する政策の隔たりは大きく積木細工のような政権交渉が予想されます。小川淳也幹事長が中心になるでしょう。立憲のスローガンが「政権交代こそ最大の政治改革」で、野田さんは物価を下げるために税金を投入するという趣旨の頓珍漢な経済演説をしていましたので、混乱はひっしとなります。
どの党も過半数を占めない「ハングパーラメント(宙ぶらりん議会)」の伯仲国会のさなかの野党第一党への政権交代は、英国で1974年にあります。この時は、1年足らずで再度の解散総選挙をして政権の正統性を確保した事例があります。
前回衆院選で「安定の自公政権か混乱の立憲共産党政権か」という悪質なデマを流し田舎の高齢者が本当に騙された甘利明幹事長・公明党代表(石井啓一氏に交代)らは完全落選し、地獄に落ちました。
投票率は戦後最低水準で、非正規のサービス業従事者や、地方の脚が遠い有権者は余裕がなくて、選挙があったことをしらなかったとみられます。自民党本部が火炎瓶攻撃を受けた土曜日朝の永田町駅が、単に乗り換えるための通勤客でごった返していて、驚きました。
私の仲の良い人は、前職・新人とも全員当選しました。
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