宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

肩を叩いて「よお、よろしくな」、真後ろに座る、同じセリフを繰り返す 

2011年11月07日 10時17分09秒 | 岡田克也、旅の途中

 日本国憲法第73条には、内閣の職務として、「3、条約を締結すること。ただし、事前に、時宜によっては事後に、国会の承認を経ることを必要とする」と書いてあります。条約の交渉に参加することは内閣が判断すべきで、議会は後から承認する。これはデモクラシーのルール。例えば、アメリカでは、ウッドロー・ウィルソン大統領が国際連盟を提唱しながら、モンロー元大統領の外交的孤立主義の伝統を残していた米議会が承認せず、国際連盟発足時に同国が参加できなかったのはよく知られているところです。わが国は、日清戦争、日露戦争のおかげで、4ヶ国だけの理事国入りを果たしました。が、リットン報告書に反発した松岡洋右が国際連盟を脱退し、先の大戦へ。そして「航空機燃料の割り当てゼロ」となり敗戦します。TPP交渉に参加するか、しないかは国論を二分する争点です。しかしいずれにしろ、松岡洋右のように国際的に孤立することだけはあってはなりません。

 自民党の予定調和的な党内対立とは打って変わって、民主党内で政府外議員の意見集約に手間取り、政府の意思決定が遅れる事態が続いています。

 「復興増税」こと「復興債の償還の道筋を明確化する作業」のプロジェクト・チーム(PT)では、民主党議員410人、うち政府外議員340人のうち、50人ほどが国会閉会中にもかかわらず上京し、反対論を唱え続けるシーンが続きましたが、最終的にとりまとめに成功しました。

 ここでまとめ役を買って出たのが、岡田克也・民主党最高顧問。

 PT座長や事務局長が目を付けていた小沢チルドレンを見つけると、後ろから肩を叩き、
よお、よろしくな」。
 この後の会議では、座長らとは離れ、ヒラ議員席に。しかも、当該小沢チルドレンの真後ろに座りました。

 翌日の会議でも、同じく、当該小沢チルドレンを見つけると、後ろから肩を叩き、

 「よお、よろしくな」。

 この日もほぼ真後ろに席をとった岡田最高顧問。

 反対論をチルドレンが続けると、岡田さんは立ち上がり、「私はこの問題で党内の意見の集約はできていると考えています。そろそろ採決すべき時期だと思います」と発言しました。しかし、この後もチルドレンは再度マイクを握り反対論。そうすると、岡田さんは再びマイクを握り、「私はこの問題で党内の意見の集約はできていると考えています。そろそろ採決すべき時期だと思います」とまったく一字一句変わらぬ意見を述べました。

 この後、座長が採決をとると、復興債の償還財源の道筋の民主党案は可決され、政府に答申されました。

 これについて、小沢チルドレンは「あの人、大人げないよ」と不満たらたらですが、私が小選挙区の対抗馬(自民党比例当選)について聞くと、黙ってしまいました。

 その点、偉いのは玄葉光一郎外相。前回の第45回衆院選で、JAの政治団体である「農政連」の推薦を単独で受けたのは300選挙区中福島3区の玄葉さんが野党・民主党ではただ一人なんです。このほかに、小選挙区で自民党候補とともに推薦を受けたのは、「TPPプロジェクト・チーム」座長の鉢呂吉雄さん(北海道4区)、篠原孝さん(長野1区)、羽田孜さん(長野3区)らがいます。昨年の参院選では与党なので増えています。そのただ一人、農政連の推薦を受けた玄葉外相がTPP交渉参加を推進しているので、大したものです。やはり苦労はあるようで、7日付朝日新聞によると、10月21日に福島県内(全県?)の農業者らによるTPP反対集会で「現場(ゲンバ)を知らない玄葉(ゲンバ)が何をやっているんだ」とダジャレで批判されたそうです。昨日は県都・福島市でJA幹部に対して玄葉外相は「何もやらないと福島も日本もどんどん縮み志向になる」と言ったところ、JA幹部は「交渉に入ろうとしている人に何を言っても難しい」と話したそうです。ただ、福島県議選(20日投開票)に立候補する元秘書4人の応援演説では、最後とはいえ、「今のままでも農業は駄目になる。仮に交渉に入ったら、国益確保のために攻めるべきは攻めて守るべきは守る」と語ったそうですから、すごいと感じます。

 蛇足ですが、日本に入るコメ(精米)に対する関税は778%だそうですが、小麦は252%なんですね。ただ、わが国の小麦のカロリーベースでの自給率はわずか7%。ですから、小麦は当然、農業者戸別所得補償で現在の国内での生産水準は維持すべきです。ただ、今現在、小麦がこれだけ高関税ということは、パンやうどんの値段は高すぎるんじゃないでしょうか。いろいろなことが見えてくるTPP交渉。人の内面も見えてくるかも知れませんが、とにかく、「松岡洋右」だけはいけません。

 
[画像]野党・自民党の野次を制した岡田克也外相、2010年2月1日の衆院本会議。

 
[画像]民主党政府外議員の野次を注意する岡田克也幹事長、2011年。



 岡田さんは今週は衆・予算委筆頭理事の仕事があるのですが、あんまり反対論を唱えている議員は、岡田さんに後ろから肩を叩かれちゃうかもよ。間接デモクラシーですが、私たち国民も、難しいことはよく分からない人も、岡田さんと玄葉さんに任せておけば大丈夫です。日本を、あきらめない。岡田さんと玄葉さんに任せておけば大丈夫です。

 なお、第3次補正予算案は、一般会計の歳入が11兆6832億円で、そのうち、11兆5500億円を新設する「復興債」でまかないます。この「復興債」は、きょう衆院本会議で審議入りする「東日本大震災の復興財源の確保に関する法案」(179閣法4号)が成立して初めて発行が可能になります。ただ、この復興債の償還期間が10年間なのか、それとも、15年間か、20年間か、3党(民主党・国民新党、公明党、自民党)で合意できていません。この3党幹事長協議がきょうある予定でしたが、輿石東・民主党参院議員会長(兼)党幹事長が長崎での参院議長の告別式に参加するため、あすに延期されたと報道されています。しかし、この法案が修正可決のめどが立たないと、第3次補正の財源の98%が確保できないことになります。兼務できないのなら、どちらかを辞任したらどうでしょうか。日本を、あきらめない。そのために残された時間はそんなにたくさんありませんから。



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石破、小池理事、高木理事ら新体制でスタート 第3次補正予算(案)が審議入り

2011年11月06日 10時11分05秒 | 第179臨時国会(2011年10月)議員立法

【2011年11月2日(水) 衆・予算委員会】

 衆議院予算委員会(中井洽委員長)が今国会で初めて開かれ、新しい理事に、石破茂さん、小池百合子さん、高木陽介さんの3人が選ばれました。3人とも旧新進党勢。これにより、民主党側は、岡田克也筆頭理事、武正公一次席理事、西村智奈美理事ら、野党側は自民党の石破茂筆頭理事、小池百合子理事、公明党が高木陽介理事の体制で、次期180通常国会で、平成24年度予算の成立と、衆議院解散に突撃することになりそうです。

 安住淳・財務大臣は、第3次補正予算(案)について、衆参本会議に続いて、予算委で提案理由説明をし、委員会での審査がスタートしました。ただ、関連法案(復興財源確保法案など)の3党協議が難航しており、衆院通過は早くても11月10日、成立は、16日以降になりそうで、補正予算としては異例の長時間の審議となりそうです。民主党政権にとっては、最後の踏ん張り所です。

 この日の予算委員会の開会前には、冒頭の写真のように、岡田筆頭理事、武正次席理事、西村理事が相談する場面が見られました。この3人は政権交代直後の外相・外務副大臣・外務大臣政務官としてトリオを組んでいます。

 衆・予算委は、2月になると、本予算審議で、土日も地元に帰れない状態になります。岡田さん、武正さん、西村さんはあまり回れないまま、会期末に予想される総選挙に突入することになりそうです。岡田さんの三重3区、西村さんの新潟1区は、まだ自民党の支部長が河村建夫・選挙対策局長から発表されていません。もちろん、著名人が突然出てくるかも知れません。「見えない敵」との闘いは厳しいものです。武正さんの埼玉1区(浦和など)には若い財務官僚が自民党支部長になりました。苦戦が予想されますので、地元での支援が必要です。また、笹木竜三理事は、前回も比例復活ですので、福井1区の方はぜひ。 

 不仲で知られる、岡田克也さんと石破茂さんの調整ですが、この前日の衆院本会議では、武正公一次席理事が、公明党の高木陽介理事(内定者)のもとを訪れて連絡する姿が見られました。武正理事が調整役として奔走することになりそうです。


高橋千秋さん「地球の人口が70億人になっても地球の大きさは変わらない」

2011年11月06日 09時41分33秒 | 第179臨時国会(2011年10月)議員立法

【2011年11月1日(火)参院本会議】

 政治家のスケールが小さくなっていると感じます。
 日本人は、討論が下手であるのは間違いありません。しかし、1日の本会議では、高橋千秋さんが良識の府らしい大づかみな質問をしましたが、野田佳彦総理が明確な答弁をせず、自民党のおそらくF議員が揚げ足取りの野次を飛ばし続ける残念な出来事がありました。

 尾辻秀久・副議長が議事を進行し、まず、参議院自民党(中曽根弘文会長)の新しい幹事長になった溝手顕正さん(広島選挙区)が質問しました。

 次に高橋千秋さんが登場。
 ここで、F議員は「もう(与党)民主党の質問はいいよ!」と野次を飛ばしました。ちなみに、ニシヤンこと西田昌司さんの野次・合いの手は溝手質問では飛んでいたのですが、高橋さんのときは全くなかったので、席を外していたのではないでしょうか。

 高橋さんは野田総理に向けて「東日本大震災の復興に向けて、だいたいどのくらいのがかかるのか?」という大変大づかみながら、とても聞きたい質問をしました。

 このあと、高橋さんは次のような質問演説をしました。

 「国連によると、きのう、地球の人口は70億人になりました。2050年には95億人まで人口が増えると言われています。しかし、地球の大きさは変わりません。その一方、日本では人口が減り続けています」。

 そして、厚労省の審議会が年金支給年齢を68歳に引き上げるという動きを示したことについて、「若い人は投資をして年金保険料を払わなくなってしまう」と述べ、「人口減少や医療の問題、高齢者の増加により、健康保険財政も厳しくなる」としました。そして、日本経済の6重苦として①法人税の高さ②少子高齢化による消費減③人件費や電力料金の高さ④関税の高さ⑤円高⑥大震災ーーをあげて「私はJA出身で農業関係者の支持もいただいている。その一方で政権交代後には経産政務官や外務副大臣として外交政策にも携わった」としてTPPへの交渉参加について、揺れ動く心境を示しました。

 で、これに対する野田総理の答弁は、「被災地の復興を加速していきたい」として、「何年か」には答えませんでしたが、これが一つの答えかも知れません。そして、世論に驚きを与えた「68歳への引き上げは政府として決定したわけではない」としました。どうやら、昔からある、官僚が審議会を利用して世論誘導する常套手段だったようで、国民ももう騙されないようにしないといけません。高橋さんは2回の政務三役経験の中から、政務三役のトップにいる総理を官僚の呪縛から救い出してあげました。F議員の「民主党の質問はいいよ!」という野次に対して、答弁という結果で必要性を示しました。

【F議員の揚げ足取りのヒドイ野次】

 さて、高橋さんの質問に、F議員がどういう野次を飛ばし続けたか。参議院本会議場の一般傍聴席で取ったノートを読み返しても腹が立ってしまいますが、現在の参議院の姿としてご紹介します。

 高橋 国連によると、きのう地球の人口は70億人になりました。
 F そんな余計なことはいいよ。

 高橋 2050年には95億人まで人口が増えると言われています。
 F だからどうしたんだよ。

 高橋 日本では人口が減り続けています。
 F 何が言いたいんだよ!

 高橋 総理はホノルルでの12日・13日のAPECでは、TPPについてどう述べますか。
 F 個人的に聞けよ、同じ党なんだから。

 高橋 さて、日本人は表現が下手だと言われています。
 F あんたが下手なんだよ!

 以上です。もう本当に腹が立ちます。このF議員は日本医師会の会員です。医師会はJAとともに、TPP交渉参加に反対していますが、こういう揚げ足取りで議論をしていたら、困ります。子どもの頃は、お医者さんというのはばくぜんとアタマがいい人だと思っていましたが、最近は二世、三世も多いし、医学部も多いですからそうでもなくいようですね。


[画像]首相とともに伊勢神宮(三重県伊勢市)を参拝した高橋千秋さん。


[写真]三重1区選出で当選25回を数えた尾崎行雄・衆議院名誉議員の「尾崎咢堂記念館」(三重県伊勢市)を訪れた高橋千秋さん。

【与党の洗礼と友情】

 ところで、千秋さんはことし、外務副大臣として与党の洗礼を受けました。

 週刊誌で、銀座で「20代と思われる」女性と飲食をしていたと報じられました。この週刊誌を後追い報道した夕刊フジの見出しは「民主ドスケベ副大臣!職員キャバ嬢代わり」というヒドイもので、「民主党の高橋千秋外務副大臣(54)=参院三重選挙区=が、東日本大震災発生2日後の3月13日夜、公務前に東京・銀座で、外務省所管団体の20代の女性職員と飲酒をしていたことが分かった」としています。ところが、後で聞いてみたら、これヒドイ話で、まず、「20代の女性」となっていますが、実際には「39歳の女性」だと聞きました。それはある意味ステキですが、「外務省所管団体の職員」というのは、タイヘン向上心の強いすばらしい方のようですが、期限付き採用ということで、そろそろその期限が満了するので、就職の相談に乗ってほしいということで話をしたようです。政治家は疑われるようなことをしてはいけませんが、就職の相談となると、第三者の立ち会いは難しいです。自民党の政治家なら、私設秘書に東京で私有しているクルマを止めさせた後、カウンター席で時間を潰さればいいのでしょうが、民主党ではそこまでお金はありません。

 岡田克也さんは報道直後の6月16日の記者会見では「友人として言うとすれば、「もう少し慎重に」とアドバイスしたいと思います。」としました。

 しかし、8月4日の記者会見で、小沢グループの筒井信隆・農水副大臣の週刊誌報道について、フリーランスの安積明子(あずみ・あきこ)記者から聞かれた際には「週刊誌に載ったからそれが事実であるかのような、そういう前提のご質問 にはお答えできません。高橋副大臣からは、私も直接説明を聞きましたが、かなり事実誤認が記事の中にはあるということでした。筒井副大臣とは私、お話ししておりません。確かに手をつないでいる写真が写っておりましたので、その範囲においては何かあったのかなという感じはしますが、中身は承知しておりませんので、特にコメントすることはありません」とのことでした。岡田さんと高橋さんの強い絆を感じさせた場面でした。

 一方、前原誠司外相の辞任に伴い、松本剛明副大臣が外相に昇格し、後任の副大臣に高橋千秋さんが入った際には、私(宮崎信行)は次のような質問を3月10日にしています。「徳永久志外務政務官がニュージーランド・クライストチャーチの(震災の)現地に行かれた。今、(現地の駐在者は)山花郁夫外務政務官にかわられているが、そこでは野党時代には経験したことのない大変な経験をされていると思う。外務省では松本剛明外務大臣、(その後任の)副大臣には経産政務官の経験がある高橋千秋さんが起用された。政府外議員の中で、与党でありながら責任ある振る舞いをしていないような人も中にはいるのではないかと思うが、政務三役の人事で今回政務官経験のある人が起用されたということで、与党になって政務三役と政府外議員のあり方、あらためて今どういうふうにお感じになるか」との質問。

 これに対して、岡田さんは「ちょっと質問の趣旨がよくわからないのですが、いずれにしろ副大臣人事は総理がお決めになることですので、総理は松本新大臣はじめ関係者と協議されて人選されたと理解しております」と語っています。

 私は「政府外議員に与党としての責任ある振るまいが足りないから、政務三役経験者が補充人事で起用されることになるのではないか?」と質問したつもりですが、岡田さんは「高橋千秋・外務副大臣」の人事は、菅直人総理が松本新外相と話して人選した、と強調しました。こういうのは、ニコニコ動画だと、質問者の小生に対して、「なんの質問だ?」「宮崎は出入り禁止だ」などとコメントが書き込まれてしまうのですが、聞いて良かったと思うし、岡田さんと高橋さんの友情は素晴らしいと考えます。


 ちょっと訳の分からないことを書いてしまいましたので、最後に一つエピソードを。先日、三重県で政治家をしている人と、東京の会社で働いている三重出身の人、ともに北勢・四日市の2人に賛同を得た話。私は、三重の人はのんびりと大づかみなところがある。それはなぜかと考えた。伊勢湾の海の幸がある。そして紀伊山地の山の幸がある。そして、がつがつやりたければ、名古屋に出てもいいけど、名古屋からの商業流通や文化のつながりがある。そして、港であり、商都であり、工業都市である。世界に名だたる工場に勤めれば、一定の時間、一定の場所で、一定のルールで仕事をすれば、夕方には生活するには十分な報酬とともに、アフターファイブもエンジョイできる。だから、ある程度、のんびりしても大丈夫。そして、山を越えれば伊勢神宮もある(これがイチバン大きいかも知れませんが)ということで、人生エンジョイできる。もう少し、伊勢湾と紀伊山地の勾配がゆるやかな方がいいけど、それは自然だからしかたがないので、台風が来ると大変なので、政治家はちゃんとしたのを選ばなければならない。だから三重の人はのんびりしているーーと話すと、賛同を得ました。もちろん、人は皆同じではありませんから、個人差はあるでしょう。あくまでも私見です。怒らないでください。

 だから、千秋さんの「復興は何年かかる?」「地球の人口は70億人になったが、地球の大きさは変わらない」と、演壇でしゃべれるのは、憲政の神様・尾崎行雄が、東京市長時代(衆院議員兼務)に、債務で首が回らない国の代わりにポトマック川に送った桜が今でも咲いていることに相通じる感があります。このポトマック川の桜ですが、最初に送ったときは、西海岸で検疫に引っかかって、焼却処分され、その旨を通知してきて、尾崎行雄はその姿勢に感心したそうです。今のは二度目に送ったものです。岡田さんや高橋さんも、何度か失敗しているような気もしますが、桜の花が咲くときがまた来るかもしれません。岡田さんがあまりにのんびり屋さんなので、年齢と選挙区の関係で、そろそろついていけなくなる人もでるでしょうが、気にする必要はありません。国は生き続けます。臥薪嘗胆、今は辛抱と勉強と足腰固めの時期です。

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衆参新時代の幕開け 両院合同協議会が衆議院第5委員室で開催 ネットも共通

2011年11月05日 23時08分17秒 | 第179臨時国会(2011年10月)議員立法

[画像]両院合同協議会会長になった小平忠正・衆院議運委員長、左は衆議院インターネット審議中継、右は参議院インターネット審議中継、2011年11月2日、衆議院第5委員室から。

【2011年11月2日(水)東京電力福島原子力発電所事故に係る両議院の議院運営委員会の合同協議会】

 さあいよいよ、「衆参新時代」の幕開けです。

 第178臨時国会で唯一成立した法案である「東京電力福島原子力発電所の事故調査委員会法」(衆・議運委員長提出の議員立法、原案は自民党の塩崎恭久さん提出)に基づき、憲法にもとづく国政調査権を発動する「両院合同協議会」が2011年11月2日(水)に発足しました。

 会議は、衆議院の第5委員室を使って行われました。このもようは、備え付けのインターネット中継装置を使い、衆議院インターネット審議中継で生放送されたほか、参議院インターネット審議中継でも、おそらく同じ素材を生放送しました。

 これまで、衆参不一致があった場合に設置される「両院協議会」は、国会議事堂中央部3階にある、「常任委員長室」で開かれていました。しかし、今回は衆参の合同会議でありながら、衆院の委員室で初回会合を開き、会長には衆・議運委員長の民主党の小平忠正さん、会長代理には参・議運委員長の自民党の鶴保庸介さんが選ばれました。両院協議会は議長は衆参のくじ引きです。が、ここでは、委員の動議により、無投票の全会一致で決まりました。

 これに先立ち、11月1日(火)の衆院本会議の冒頭、「委員数は衆院、参院とも15人ずつとする。割り当てのない会派からはそれ以外の委員の追加も認める」なとどした「両院合同協議会規定(案)」が全会一致で可決されました。11月2日(水)の参院本会議の冒頭でも全会一致で可決、成立。その日のうちの、スピーディーな初会議となりました。

 ちなみに、1日の衆本も、2日の参本も代表質問があったのでNHKの中継が入っていたと思いますが、おそらく規程(案)に関する審議の部分は、アナウンサーの声をかぶせて伝わらないようにしていたでしょう。時間的に、すでに放送は始まっていたはずですから、わざわざアナウンサーの声をかぶせることはなく、NHKも中継してほしいものです。

 それは、さておき。委員数が、衆参とも15人ずつ30人となったのは、良かったです。というのは、当初の塩崎法案では「30人」だったのが、第178臨時国会の与野党修正協議により成立した法律では「20人」になってしまいガックリ。しかし、「規程(案)」の修正協議で、再度「30人」が復活しました。

 私が、30人にこだわった理由はエントリー(http://blog.goo.ne.jp/kokkai-blog/e/2e28bce70400f715fd2f7d907c7cf950)に縷々書いておりますのでご笑覧ください。

 「両院合同協議会は30人にすべきだ!」というのは、小生の高邁な理想・・・とはまったく違って極めてテクニカルな理由。

 30議員となってくると、国会議事堂中央部3階の「常任委員長室」が使えないので、衆議院、参議院どちらかの部屋を使わなければならなくなる。

 ということで、衆院で規程が可決し、参院に送られた日に、参議院事務局に問い合わせてみました。私が「30議員となると、机などの模様替えをしても、常任委員長室は使えないのではないか?」とたずねると、「そうですね。たしかに狭いですね」とのていねいな返答。その後、「衆院第5委員室を使う」という情報をキャッチしたので、衆院事務局に問い合わせたところ、「衆・内閣委員会などが時折使っている衆・第3委員室が、他の委員会などで使えないときにたまに使う委員室が第5委員室だ」とのことで、「インターネットの中継設備はある」との回答でした。

 ところで、参院本会議の代表質問を傍聴していても、民主党・新緑風会はまったく元気がないですね。どうしたんでしょうか。自民党議員の質問中も、同僚・民主党議員の質問中も、下を向いてうなだれているだけ、首相(民主党議員)が登壇するときだけ拍手して、自民党から「拍手だけかよ!」と野次られていました。ただ、本会議の最後には、一般傍聴者が私を含めて2人だけでした。一方、午後の衆本は、後援会の国会見学ツアーも含めて、おそらく50人~100人前後(あまり周りを気にしていないのでよく分からない)の一般傍聴者が常時いる状態でしたから、多少はちゃんとしていたようでした。自民党もようやく出席率が高くなってきました。やはり傍聴者が多いと、国会議員はちゃんとします。ネットで傍聴した人も、その旨、議員事務所に伝えたらどうでしょうか。

 私の30議員か20議員かのこだわりをくだらないと感じた読者もいらっしゃるでしょう。しかし、議会制度の歴史をみると、議会(国会)というのは、こういうささいな形式的なことからルールができ、現在のシステムにつながっているケースが多々あります。「福島両院合同協議会」が今後どうなっていくか分かりませんが、見守りたいところです。とにもかくにも、二院制は今のままではダメです。プロセスが複雑であるということは、それ自体がデモクラシーの敵です。

 こういった細かい運用から、衆参の交流を良くしてほしい。衆参の議席のねじれはしかたありませんが、衆参の審議のねじれは解消すべきです。内閣支持率よりも、国会支持率が問われています。

 ◇

 この衆参新時代の幕開けを見届けたかのように、2011年11月5日(土)未明、西岡武夫・参議院議長が亡くなりました。衷心よりご冥福をお祈りいたします。旧新進党勢の三権の長でした。

 7日(月)も参院では東日本大震災復興特別委員会がありますし、衆院では、第3次補正予算(案)の実質審議入りを前に、本会議で財源確保法案など3次補正予算関連法案の趣旨説明と代表質問が行われることになりました。これらをセットで煮崩れなく衆参を通さなければなりません。残念ながら、予算パッケージの成立はAPEC後の11月16日(水)以降にずれ込むことが確実になりました。速やかな後任議長の選出を希望します。

 ◇

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凌雲会、来年解散総選挙への準備を指示 「6月」念頭か?

2011年11月05日 06時48分57秒 | 第46回衆院選(2012年12月)大惨敗

[写真]凌雲会幹部の仙谷由人会長、前原誠司さん、枝野幸男さん

 「凌雲会(りょううんかい)」(仙谷由人代表者・枝野幸男会計責任者=その他政治団体、収支報告書はコチラ)が2011年10月28日(金)と29日(土)に、軽井沢プリンスホテルで開いた合宿で、中堅・若手の衆院議員に来年(2012年)の第46回衆院議員総選挙に向けて準備するよう指示していたことが、分かりました。

 複数の出席者が明かしました。第46回衆院選の任期は再来年(2013年)8月30日までで、任期満了直前に解散すれば、2013年10月上旬まで引き延ばすことも可能です。当初予想された再来年7月の衆参ダブル選挙よりも1年ほど前倒しになる公算が高まっています。

 凌雲会は、新聞では「前原グループ」「前原誠司政調会長G」などと表記されています。

 凌雲会の合宿は政権交代後、初めてだけに、同会が首相(代表)候補の御輿にかつぐ前原さんの「来年9月の代表選挙」に向けてのコアメンバーの結束固めと思って参加した出席者は、あいさつする仙谷会長のガラス窓の後ろに映える紅葉をみて、「後でみんなで散策して結束固めをしたいな」と思ったそうです。

 
[写真]軽井沢プリンスホテルのホームページから。

 初日は金曜日でしたので、出席者は各々の持ち場での国会日程を終えて、五月雨式に到着しました。仙谷会長はマイクを片手に選挙のやり方や日常活動のやり方について、個別指導を開始。前原政調会長が到着しない状況での熱血指導に出席者は何か違うものを感じました。

 そして、参加者がほぼそろった懇親会の中締めに元環境副大臣の田島一成さんが立ちました。田島さんは、逆風の郵政選挙で滋賀2区で2度目の当選をした経験があります。

 ここで、田島さんは、「来年の選挙ガンバロー」と呼びかけ、もはや散策どころではない雰囲気になりました。

[写真]仙谷由人さんに続き、田島一成さんが「来年の選挙、ガンバロー!!」と中締め。

 これは「平成24年度の特例公債法案」を民自公3党の合意で、衆院、そして参院で通してもらう見返りに、解散の1年前倒しに応じざるを得ないとの認識にもとづくものだと考えられます。

 ただし、凌雲会合宿では、来年の何月に解散し、総選挙になるのかの、具体的な明示はありませんでした。

 複数の出席者が自身の政局感も交えて話すところでは、「(予算審議中の)1月から3月まではゼッタイにない(だろう)」としています。そして、「平成24年度の特例公債法案の成立前の解散もないだろう」との見通しは一致しています。5月上旬の大型連休の前に、民自公3党合意となると、「談合色」が強くなり、みんなの党などが議席をのばす可能性があり、大型連休前もないと思われます。大型連休後の5月ですが、ここも「社会保障と税の一体改革法案(消費税増税法案)」の審議がありそうな気配ですから、公明党が「成立前の解散」を要求していることから、参院での可決が難しい情勢になり、解散になる可能性が高くなります。

 ですから、「選挙は6月」を軸として、「早くて5月連休明け解散」~「6月総選挙」~「どんなにずれ込んでも10月総選挙」ということになりそうです。

 これについては、岡田系も9月頃から、選挙準備を急ぐよう指示。くしくも凌雲会合宿があった10月29日(土)には四日市市で民主党の比例東海ブロック単独35位で当選した1回生・金森正さん(74歳)が国政報告会を開き、盛況だったそうです。


[写真]金森正・衆院議員

 金森さんは国会では1回生ですが、四日市市議4期、三重県議4期の豊かな実績を持ち、議員はいったん引退していましたが、第45回衆院選には岡田克也幹事長(当時)の要望で、比例名簿に登載されました。金森さんは連合系ですので、四日市を選挙区とする三重2区の中川正春・文部科学大臣や、三重3区の岡田克也さんとは違った支持層を持っていると思われます。このほか、岡田筋が9月、代表選で野田佳彦さんが言及した直木賞作家について「最近読んだら面白い小説があった」と紹介してくれたので読んでみたら、エンディングは「衆議院解散」でした。

 ですから次の第180通常国会中に解散ということで、あっという間にその時期は来るでしょう。とはいえ、まだまだ先行きは不透明です。気になるのは、平成24年度の特例公債法案は衆参で通してくれるでしょうが、社会保障と税の一体改革法案がどうなるのか。これは参院を通らない可能性があり、そこで衆院解散という「郵政解散方式(郵政民営化法案は衆院では可決、参院では否決→衆院が解散)」になる可能性もあります。

 また、できれば新区割りで第46回衆院選をやってほしいという気持ちはやまやまですが、仮に今の区割りでやっても、「衆議院解散」「第46回総選挙を公示」と日本国憲法第7条に基づく天皇の国事行為が2つなされる総選挙を、最高裁が「無効→やり直し」まで命じることはおそらく「統治行為論」からしてできないだろうと、私は判断しています。もちろん定数是正による新区割り、定数削減は今すぐすべきです。ただ、新選挙制度は第47回衆院選以降に先送りになるでしょう。

 TPPがどうしたこうしたなどと、1年生議員が言っている場合じゃありません。解散になれば、その瞬間に東京駅や羽田空港に走り出し、連絡しなくても、地元の秘書・スタッフがハンドマイクを持って、地元駅や空港で待っている。降り立つや、ハンドマイクを持ち、「解散したのでよろしく頼みます」と演説する。もちろん、選挙区が広大で、組織の力がないと選挙で勝つ前に、選挙運動が展開できないような「地方部」の選挙区は、解散当日と翌日に各種団体の東京本部をあいさつして、少し掃除して、地元に戻る場合もあります。

 とにもかくにも、TPPがどうしたこうしたなどと言う前に、2回生にならなきゃどうにもならないですよ!

 停滞気味だった日本政治ですが、来年6月(頃?)総選挙に向けて一気に動き出しました。

 民主党にしろ、自民党にしろ、公明党にしろ、地滑り的勝利はなしの、本物を選ぶ選挙にしましょう。常在戦場。第46回衆院選は事実上すでにスタートしています。

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ヴルフ独大統領が岡田克也さんと伊勢神宮参拝 

2011年11月02日 05時00分15秒 | 岡田克也、旅の途中


[写真]伊勢神宮参拝を前に、お手水(オチョーズ?)をなさるヴルフ大統領(右)と民主党最高顧問で三重3区選出衆院議員の岡田克也さん(ドイツ連邦共和国大使館ホームページから)

 2011年10月23日(日)から28日(金)まで日本を訪れたドイツ連邦共和国のクリスティアン・ヴルフ大統領(ウルフ独大統領)の滞在中の写真が、同国日本大使館のホームページで公開されました。

 この中で、岡田克也さん(民主党最高顧問、衆院三重3区選出衆議院議員)とともに、伊勢神宮を訪れた写真も公開されました。













 なお、これに先立ち大統領は、四日市市にある「エボニック・モノシラン・ジャパン四日市工場」を訪れました。大統領には、ドイツ政府専用機に同乗した岡田克也さん、ドイツリーグに所属し大統領と一緒に帰国したなでしこジャパンの安藤梢選手らも同行し、現地では鈴木英敬(すずき・えいけい)三重県知事らが出迎えました。ここは四日市市石原町ですので、三重2区の中川正春・文部科学大臣の選挙区になります。

 グローバリゼーションの相克(そうこく)としてローカリゼーション、あるいはブロック化の様相を呈し始めたリーマン・ショック後の世界経済。人と人のつながり、人と自然のつながりに立脚して、一人一人の謙虚さが求められます。

 ◇

 ヴルフ大統領が伊勢神宮で記帳した内容(日本語訳)がドイツ大使館ホームページに載っています。


 
「私たちドイツ人は、日本から、そして日本において多くを学ぶことができます。日本の文化に敬意を抱き、日本の方々の心遣いに感激しています。

人生において本当に大切なものは何か。伊勢神宮というこの特別な地においては、それをはっきりと感じとることができます。

貴国日本が、これからも自然との深いつながりを守っていかれますことを心から念じています。

日出ずる国日本とドイツ連邦共和国の良好な関係を願いつつ。

クリスティアン・ヴルフ 
2011年10月26日




[写真]政府専用機で離日するヴルフ大統領(ドイツ大使館ホームページから)

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