フィギュアやスピードスケート(女子団体のパシュートは惜しかった!)、そしてモーグル・カーリング等で盛り上がったバンクーバー五輪も終わってしまった。そのオリンピックタイアップ企画である「日清のホワイトシリーズ」。若干の「いまさら感」は否めないものの、まずは手始めに、「どん兵衛WHITE白ちゃんぽんうどん」をいただいた。
カップめんには、たいていの場合「デキストリン」が使用されている。
別袋は、先入れの「かやく」「粉末スープ」と、後入れの「調味オイル」の計3種。
茹で時間は5分と、やや長めである。
「かやく」と「粉末スープ」をカップに開けると、白・黄色・緑・ピンクと、その色彩感が目に眩しい。
久々に食したどん兵衛。その麺はもちっとした感触で、なかなかの喉越し。そこに、ちゃんぽん風味のスープがやさしく絡みつく。私の予想を大きく上回る、満足感のある出来栄えの製品だった。
私が小学校3年生くらいの時に登場した「どん兵衛シリーズ」。特に「きつねどん兵衛」を初めて食した時の衝撃は忘れられない。スープの沁み込んだ、あのじゅわっと甘い油揚げ!
山城新伍氏と川谷拓三氏のCMが、今も脳裏から離れない。今では二人とも居なくなってしまっているという事実に、月日の流れの速さを、しみじみ思う。