午後出勤のその日。自宅で摂った昼食は「日清 ジャンクガレッジまぜそば 濃厚にんにく醤油味」だった。
目新しいカップめんを見つけるとついつい買い込んでしまうのが、私の悪いクセ。こいつも気が付いたら、賞味期限が切れていた。
スペック表からは、あんまり「ジャンク感」は感じられない。
だが、別袋は「液体ソース」「にんにくペースト」「唐辛子マヨソース」そして「魚粉」(!)の、なんと4種類!期待と不安で私の胸の鼓動は高まる。
茹で時間は5分とやや長め。別袋4種類は、すべて「後入れ」である。
ここで、「液体ソース」をフタの上で温めるのが重要なポイント。なお、気をつけなければいけないのが、「唐辛子マヨソースはフタの上で温めてはいけない」という点である。マヨネーズは温めると、成分が分離して変質してしまうのだ。覚えておこう。
そして全部の袋を投入し、まぜまぜすれば完成!
いやあ、なんとも雑多な調味料の、ヤケクソのような夢の競演だ。その全てが太目の弾力感のある麺に、まとわりつくように絡みつく。ニンニク臭が濃厚な上に、魚粉のザラリ感がジャンク感に輪をかける。まったくもって、コレは下品ですんばらしい。
さて、全てを味わいつくし満足した後。私は牛乳を飲んで、コーヒーを飲んで、歯を磨いて、お口くちゅくちゅモンダミンして、職場へと出勤したのだった・・・