妻と2女が街に買い物に行ってしまったその日。残された私と長女はチラシのクーポンを手に、ケンタッキーのお店へと出かけた。
やはり着目すべきは、「香るケンタッキー」こと「ゆず辛チキン」であろう。
サクッとした衣一面にまぶされた唐辛子!だが、見た目ほど辛いわけではなく、万人向けのマイルドな辛さ。ゆずの香りも、私の基準からいけばやや弱めである。
じゅわっと肉汁溢れるお肉は、やはりケンタッキーならではの味わい。
ただ、やっぱ、毎度のことながら、「オリジナルチキンもオーダーすべきだった・・・」と、心の虫が騒ぐのだった。
サイドオーダーとして注文したのが、この「フリフリポテト」。これはおそらく、マックの「シャカシャカチキン」にインスパイアされて開発された製品なのだと、私は思料する。
※2012.8.31追記。「シャカシャカチキン」の方が後に出たそうです。訂正してお詫びします。
「ふりふりスパイス」は「バーベキュー」「コンソメ」「じゃがバター」の3種から選べる。今回私は「じゃがバターパウダー」でいただいたが、これがなかなかの味わい。「バーベキュー」「コンソメ」も、大いに気になる存在。私はノーマルフライドポテトよりも、この「フリフリポテト」の方を強く推す。右中間スタンドにふらふらっと飛び込む落合のホームランのように、私のココロに響く一品であった。

その日のランチは、久々の「日清焼そば U.F.O.」。今さらながらだが、「スパイシーポークカレー」を試してみた。

鮮やかなイエロー&ブラックのパッケージに、阪神ファンでもないのに、私の期待は昂ぶる。

「湯切りで作るスープ」が付いていないのが、道産子の私としては、やや引っかかるところではある。

地味に楽しみなのが、「U.F.O.青春の名言麺言」。今回は「その拳は、箸を握るためにある。」・・・コレって何種類くらいあるんでしょうネ?

別袋は、共に後入れの「カレースパイス」と「液体ソース」の2種。

さて、熱湯をかけ3分後。まずはお湯をしっかりと切る。そして「液体ソース」をかけてよ~くまぜまぜし、カレースパイスをまんべんなく振りかけて、いよいよ実食である。

カレーの香りが、ぐぐっと食欲をそそる。決して辛すぎることなく、適度にスパイシーなソースたちが、もっちり感に満ちたその優秀な麺と絡み合い、私の口中で踊る。いやあ、いつも思うのだが、数あるカップ焼きそばの中で、この「U.F.O.シリーズ」の麺が、最もよく出来ているのではなかろうか。

一見カメのエサのようにも見える「コロ・チャー」は、やや食べごたえには欠けるが、キャベツと同様、この製品に欠かすことの出来ないバイプレイヤーだ。
全般的には、大変満足の一品だった。これで「戻し湯で作るスープ」が付いていれば、もう、完全無欠なのに・・・