友人のニータ氏と、サッポロファクトリーのユナイテッドシネマ前で待ち合わせをした。
現在公開中の映画「アイルトン・セナ~音速の彼方へ」を観るためである。
会場内はどちらかといえば空いており、客層的には我々と同じくアラウンドフォーティの男性が主体であったが、女性の姿もちらほら見受けられた。
これからこの映画をご覧になる方も多数いらっしゃると思うので、内容について多くを語ることは避けるが、私が気づいた点を2点あげておこう。
まず、1つ目。セナのファーストネームの発音は「アイルトン」なのか、それとも「エヤトン」なのか・・・という点に私は着目して観ていた。ま、どうでもいいっちゃどうでもいいことなんですが・・・
私が確認した限りでは、セナの家族は、彼のことを、確かに「アイルトン」と呼んでいた。そして映画中に登場したF1チームスタッフの中には、「エヤトン」と発音している者も、確かにいた。
まあ、家族が「アイルトン」と呼んでいるのだから、やはりセナは「アイルトン」なのだろう。過去私のブログ内では彼のことを「エヤトン」と表現していたのだが、これはやはり「津川哲夫式変格活用」に過ぎなかった模様だ。なので、私も今後は、彼のことを「アイルトン」と表現することにする。
そしてもう1つ。あの1994年のサンマリノGPの決勝当日、セナが無線でTV解説のプロストに対し、「アラン、君がいなくて淋しいよ」と呼びかけたというのが通説となっている。だが、どういうわけか、そのシーンはこの映画の中には登場してこない。
確かその動画は、私も過去に見たことがあるような気がするのだが、そのシーンがこの映画に挿入されていないのは、なにか画竜点睛を欠く感がある。実はあの呼びかけのシーンは、通説ではなく伝説で、実際にはそのような動画は残っていないのだろうか?いや、そんなハズはないよなぁ・・・
映画を観終わった後、パンフレットを買おうと思ったのだが、なんとそれは発行されていないのだった。肖像権等の問題なのだろうか、実に残念。
とりあえず私は、この映画がDVD化されたら、必ずや購入しようと思う。