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トヨタが来年よりダイハツのOEM供給を受け、軽自動車市場に参入するという。
新聞によると、ダイハツの社長氏は「わが社にとっても生産量が増え、トヨタの参入で軽自動車自体の存在感が増し、大きなメリットになる」と語っているそうだ。
だが、はたしてそうだろうか?
現状でもトヨタの「パッソ」はダイハツ「ブーン」のOEMといえるが、その販売台数はトヨタの圧勝である。軽自動車販売にトヨタが参入することで、一番あおりを喰らうのは、ダイハツの販売店というかディーラーさんになるような予感がするのだが・・・そして同じく、ダイハツから軽のOEMを受けているスバルディーラーに与える影響も小さくないだろう。
これが、とうとうトヨタが「資本傘下会社のブランドをすべてトヨタにするための布石を打った」と見るのは、勘ぐり過ぎだろうか・・・勘ぐり過ぎであってほしい。
イトーヨーカドーに立ち寄った日のこと。
ちょうどお昼時だったので、施設内にある「ポッポ」で昼食とすることに。
12時25分。「きのこと野菜の塩たんめん」(430円)が、必食の価値ありと噂を聞いていたので、それをオーダーしてみることに。
店員さんは、「混んでいますから、10分ほどお時間いただきますが、よろしいでしょうか?」と尋ねてくれた。私は、まあ10分程度なら・・・と、快諾した。
ところが!番号札(呼び鈴付)を受け取って、待つこと15分経ち、そして20分経ち・・・一向に呼び出し音が鳴らない。たまらずカウンターに確認に行ったところ、「すみません、次が作る順番ですので、もう少々お待ちください。大変お待たせして申し訳ございません・・・」とのこと。ま、たしかに非常に混んではいたのだが・・・
そして12時56分。ようやくにしてそれは供された。
7種の野菜たっぷりとの触れ込みのこの商品。椎茸・舞茸・しめじ・きくらげ・もやし・ニンジン・キャベツ・・・野菜の鮮度は、シャキッとして甘みがあり、なかなか良い。
透明な塩スープはあっさり目だが、ブラックペパーがピリッとアクセントを利かせている。
麺の茹で加減も適正で、そのつるつる感も極めて良好。そのスープと麺のイメージは、なにかあの「のんきや」を彷彿とさせる。
私の好きな肉類が入っていないのは残念だが、プリッとしたウズラの卵に免じて、大目に見よう。
このラーメンそれ自体についていえば、価格対満足度は高い。
だがしかし、30分待つだけの価値がそこにあるかといえば、それは微妙である。
サクッとファストフード的にこれが供されたのならば、私はこのラーメンを「これぞ、プアマンズのんきや!」と諸手を挙げて評価したことだろう・・・ごめんネ。