
私は「あび」のラーメンが大好きだ。だが、東区から白石区に移転し、ウチからやや遠くなってしまったので、最近はあまり来ていなかった。今回は2年5か月ぶりの訪問である。

さて、ラーメンは以前よりも50円ほど値上げしていた。今回は「みそ」(700円)を注文。このお店は食券制でないラーメン店としては珍しく、「前払い制」である。注文したすぐ後に、『やっぱ「みそキムチ」の方が良かったかなぁ・・・』などと思ったが、なにか怒られそうだったので、オーダー変更は自粛した。

新メニューも多く開発されており、「平打麺」専用のメニューも登場している模様。これらは、次回の課題にしよう。

トイレに入ると、「便座に腰掛ける前に手にペーパーを巻き、スプレーを押し、便座をふいてから、使用してください。」との張り紙が・・・みなさん、従順に従いましょう。

賑わっていたせいか、12時7分に入店し、30分以上が経過しても、ラーメンが出てこない。厨房で「ぶわっ!」と上がる炎ととともに、一品一品魂の籠ったラーメン作りをしているからなのだろうと、私たちは辛抱強く待ち続けた。

そして12時44分。ようやく目前に供された「みそらーめん」!散りばめられたゴマと焦がし野菜の香りが、私の鼻腔を奥深くまでくすぐる。まろやかでコク深いスープが、砂漠にじょうろで水を撒くかのごとく、瞬く間に私の胃壁に浸透していく。

小林製麺のぷりぷり感が、いいじゃありませんか!

このお店の記号である「角煮的チャーシュー」が、相変わらず絶品。これは、「スープにしっかりと浸してから」いただきましょう。

そして12時50分、完食。37分間の雌伏の時間を経て、6分間の至福のひとときが終わった。

さてさて、ポイントカードである。スタンプ10個でラーメン一杯サービスなのだが、2枚のカードを1枚にはまとめてくれなかった。だが、嬉しいことに、「有効期間は撤廃した」とのこと!タダで一杯喰える日も、目前だ。うっしっし。
・・・なお、前払い制なので、ポイントカードも注文時に提示してくださいとのことです。みなさん、気を付けましょう。