泳ぎ続けなければ呼吸が出来なくなるサメの如く、おつまみが無ければビール(発泡酒)等を飲むことができない、私。
最近食した、珠玉のスナック系おつまみたちを、ここに紹介しよう。
敬老の日の洞爺湖方面へのドライブ時に、「道の駅 そうべつ情報館i」にて378円にて購入したのが、「納豆せんべい からし入」。
「せんべいのぱりぱり感に 納豆のねばり感が 合わさった匂い控え目の 美味しいせんべい」が、そのプロフィール。
食したのは、11月28日。
賞味期限を若干過ぎてしまっていたが、そう大きな問題ではない。It didn't matterである。
そのお味を私なりに表現すると、「納豆テイストのいかせんべい」である(原材料にイカは入っていなかったが・・・)。
サクッとした歯ごたえなのだが、咀嚼すると、口中を納豆特有のぬるり感が、濡らす。
辛子のほどよい刺激も心地よく、満足の一品でありました。
11月29日に、妻がファミマで買ってきたのが、「チーズインスティック 濃厚3種のチーズ味」。
それは、近年「ポテト系」に押されがちな、「コーン系」のお菓子である。
封を開けたとたんに、ぶわっ!と薫る、すばらしいチーズ臭!
その食感は、いまは亡き「カール」に近い。
濃厚なカールチーズ味的スティックに包まれた、なめらかチーズクリーム。
ビールは、お口の中に拡散したチーズエキスの消火活動のために、グイグイと進む。
そして、相乗効果で、このスティックをまたいただきたくなるという、スパイラルに陥る。
まさに、やめられない、止まらない!
同じく11月29日。
冷えたビールを飲みきってしまったので、梅酒とともに、岩塚製菓の「マヨカリ」をついばむ。
私は、岩塚製菓の米菓が、結構好きである。
「えびカリ」あたりも、素晴らしいんだよね~
それは、食いしん坊のブレーキアシストを果たす、4パックの小分け仕様。
マヨネーズ+醤油の素晴らしさは、いわずもがな。
蛇足ながら。私はスルメをいただく際には、小皿に「マヨネーズに醤油と七味唐辛子を振り掛けたもの」を必ずスタンバイする。
ガリッと男らしい歯ごたえの、この製品。
焦がしマヨネーズ的な、芳ばしいかほり。
喰いはじめはマヨネーズテイストが主体に感じられるのだが、目をつぶって咀嚼すると、醤油の旨味がじんわり口中を潤すのを感じる。
やはり、米菓に、醤油はジャストミートなのだ。
そして12月4日。
10月6日の「青い池等へのドライブ」時に、私がなけなしのポケットマネー540円をはたいて購入した「北海道美瑛ポテトスティック山わさび味」。
なんと妻が、それを黙って開けてしまったではありませんか!
そうなると、私も、参戦しないワケにはいきますまい。
商品名は「美瑛」だが、販売者は「(株)長登屋」という、札幌に工場を持つ全国的企業であった。
まあ、国外からの観光客の方にとっては、それこそIt didn't matterでありましょう。
優しげなパッケージデザインと裏腹に、山わさびはしっかりと辛い!
それは、美しい女性に頬を打たれた時のような、うれしはずかしい痛みである。
しかしながら、その食感自体は、じゃがいものほくっとしたザックリ感が、活きている。
日帰りでグランドツーリングを愉しめて、種々のご当地食材を入手できる北海道に生まれて良かったと、私はしみじみ思うのであった。