12月22日(土)。
(株)SUBARUより、1通の手紙が、私の元に届いた。
それは「一連の当社製自動車の完成検査に関する不適切事案のお詫びについて」なる、書簡。
2005年よりスバル車に乗っている私の「私的見解」としては、「スバルのクルマ自体」には、おそらく致命的な欠陥は、なかったのだと思う。
しかしながら、やはり完成検査の方法に、「法令順守を軽んじていた」というか「コンプライアンス違反」があったのは、事実だったのだろう。
今回の騒動で、一番タイヘンだったのは、ユーザーというよりは、販売現場のディーラーさんだったと思う。
ともあれ、これを機に、膿を出し切って、我々スバリストが今後もスバリストであることを誇りに思えるような、クルマづくりを続けていただければ・・・と、切に願う。
そして、日産である。
カルロス・ゴーン氏が、倒産寸前だったといわれた日産自動車の最高執行責任者(COO)に就任したのは、1999年だった。
そして、かなりの大胆なリストラを断行し、日産の業績は回復したのだが・・・
それからほぼ20年が経ち、ゴーン氏は「私的な投資の損失約18億5千万円」を日産に付け替えたという背任容疑で、逮捕されるに至った。
当時リストラに遭った社員の方や、そのご家族の方々は、どのような思いで、このニュースを受け止めたのだろう。
それを思うと、本当に、胸が痛い。
2001年に、ウルフルズがリリースした「明日があるさ」。
この曲の中に出てくる歌詞、「新しい上司はフランス人」。
それは、やはり、ゴーン氏のことを指していたのだろうか・・・