振替休日だった、今年のクリスマス・イヴ。
妻との協議が調い、まずはラーメンランチとすることに。
我が家の定番ラーメン店である「吉山商店」に到着したのは、11時16分だった。
11時17分。
店内は相変わらず賑わっており、まずは中待合の椅子に着席。
そこでオーダーを尋ねられたので、私は人気ナンバーワンである「焙煎ごまみそらーめん」(税込780円)を、ご注文。
妻のチョイスは、「焙煎辛みそらーめん」(税込850円)であった。
そして11時21分。
混んでいた割にはスムーズに、カウンター席に案内される。
今回は、スタンプカードを活用し、「水餃子」をオプション的にオーダーした。
11時24分。
私が小用から戻ってくると、すでにカウンターにはラーメンが置かれていた
いつもながらのスムーズなオペレーションに、本当に、頭が下がる。
まさに、黄金色の輝きを放つ、麺。
茹で加減・太さ・ウェーブ具合・噛みごたえ・・・全てが、私にジャストミート
その味噌スープは、なにかミルキィさすら感じる、まろやかさ。
そこに焙煎ごまが、芳ばしさを添える。
のびやかでしなやかなメンマは、これまた固すぎず柔らかすぎずの、シャキッとした噛みごたえ。
キクラゲは、川相昌弘氏のごとく、欠かせないバイプレイヤー。
しっとりとした食感のダブルチャーシュー。
とろける脂身と、イイあんばいの歯応えを残す肉身とのバランスが、まさに理想の黄金比。
スタンプカード特典の水餃子。
これまた、皮のもちもち感が素晴らしく、感動的ですらある。
それを味噌スープに泳がせていただくのも、また一興。
そして11時36分。
数粒のゴマを除き、完食させていただきました。
ごっつあんです(^^)
満足いくランチのあと。
妻がスマホでリサーチしたところ、「モエレ沼公園」で「モエレのホワイトクリスマス」なるイベントが開催されるとの情報をキャッチ。
12時18分に、その公園の駐車場に、レガシィ2.0i(5MT)を、パークさせた。
イベント会場は、この「ガラスのピラミッド」内の2F。
それを支える鉄骨も、幾何学的で、アートである。
入場料は、おひとりさまあたり300円だった。
この日登場のアーティスト&演奏楽曲は、上の写真のとおり。
13:00~は「SAKURA」さんたちのステージ。
「琴」が主旋律を奏でる、耳なじみある、ヒット曲たち。
私は、かつてあった「和花亭」というとんかつ屋さんのBGMが、こんな感じだったことを、ふと思い出したのだった。
13:50~は「MURAKAMI★TRIO」さんたちの、シンプルな構成のステージ。
選曲等が、私と同世代であることを、感じさせてくれた。
14:40~は、「北海道大学ブルーグラス研究会」の、面々が登場。
第1ステージは、「さかさマグロにょきにょき」さんたちである。
みんな上手かったのだが、特に印象深かったのは、バンジョーの張りのある響きだった
第2ステージは、「ポロニャポラ」の方々。
こちらの演奏技術も素晴らしく、特に「カホン」の存在が、インプレッシヴ。
短髪のアコギの彼は、巧みな話術で、会場を沸かせていた。
15:30~は、「アンサンブルさっぽろ フルーツパフェ」さんたちの、ステージ。
本来「フルート四重奏」だったのだが、体調不良(インフル)で、ひとり欠員となったとのことで、この日は「三重奏」であった。
それでも、それぞれのフルートが、それぞれの役割を果たし、美しい響きで私を酔わせてくれた。
16:20~に、トリを飾る「ハーバーライツ」さんたちが登場。
この方々の演奏&歌は頭抜けて上手く、ほぼ「プロ」の領域にあると、私は震撼した。
アンプラグドな、素晴らしい音楽たちに心酔した、クリスマス・イブの午後。
その4時間は、じつに心地よく、あっという間に感じられた。
まあ、「座布団を敷いた階段に座って聴く」という体勢だったため、終盤、ややお尻が痛くなりましたが・・・
この「クリスマスコンサート」は、今年で16回目を迎えたとのこと。
是非来年も、スケジュールの都合が合えば、聴きに来たいと思う。
そして、単純な私は、「いつの日か、機会があれば、ここに出てみたい」などと、浅はかにも考えてしまうのでありました。
そして帰宅後。
20歳を過ぎた2人の娘は、それぞれがそれぞれの事情で出掛けていたため、私と妻とふたりでの、ささやかなホームパーティ。
ともあれ、イブが休日っていうのは、イイものですネ