「生たらばシャブシャブセット」で、年末っぽく、ドカンと豪勢な晩餐。
なんでもこれは、妻が職場の「営業協力」で、6000円にて購入を余儀なくされたモノだという。
まあ、私としては、営業協力にしろ何にしろ、こういう豪華な食材を自宅でいただけるということは、ありがたいことこの上ない。
「6000円のかにしゃぶ」なんて、まず、「我が家が能動的に購入する」ことは、あり得ない逸品なのだから。
冷凍クール便で、それは届けられた。
冷蔵庫にてそれを自然解凍し・・・
「豪華おうち鍋パーティー」の開宴
レタス・油揚げ・エノキを下茹でし・・・
沸騰したら、生たらばの脚を、しゃぶしゃぶしゃぶ・・・
ぷりんとした感じに色が変わったら、食べ頃だ。
あまり茹ですぎず、ちょっと冷たさというかレアっぽさが残っているくらいの方が、美味しいと思う。
添付のたれは、濃厚ポン酢系で、これまたブリリアント
鋏の身は、ぷりっとほぐれる食感。
ポン酢たれの「爽快な柑橘系あまじょっぱさ」との相乗効果で、ビールはグイグイ進む
脚の付け根の部分は、旨味がさらに、濃い。
たらばを喰い尽くした後は、オプションとして別途用意の「知内かき」の、登場。
そしてこの夜の仕上げは、お餅である。
やはり私は、炭水化物系を口にしないと、120%の満足を得ることができないのだ。
そして、たらば&かきのエキスがしみ出た、残り汁。
それは、翌朝、雑炊にしていただいた。
刻んだ「かにかま」と「万能ねぎ」を散らせば、それはまるで、オホーツクの旅館の朝食的な、充実感。
寒くて滑る冬は嫌いだが、寒いからこそ、鍋が旨い。
冬のことを、ちょっとだけ、許してあげようと思う。