日曜の午後。
妻の提案により、「串鳥 番外地」にてトワイライトな焼鳥ディナー。
16時半に入店した。
この「串鳥 番外地」。
通常よくある「串鳥」とは異なり、店内にはジャズが流れ、モノトーンでシックなしつらえ。
女性のみでも抵抗なく入れそうな、カフェ・バー的造りなのだ。
メニューは、やはり、「串もの系」が中心の模様。
着席すると、お茶ではなく、「コンソメ系スープ」が、まず運ばれてきた。
このあたりも、なにか西洋的な趣きである。
16時33分。
まずは、「アサヒスーパードライ エクストラコールド」で、ぐいっとノドを潤す
お通しは、だしの旨味の効いた、インゲンとあげきんちゃく。
そして16時41分。
自称ビール好きの我々夫妻は、早くも2杯目のビールに突入。
これ以降は、コスパに優れる「アサヒスーパードライ」を、ひたすら飲み続けたのだった。
16時46分。
まず供されたのは、夫妻で注文の「カチョカヴァロの炙り焼き」・妻オーダーの「つくねチーズ」・私チョイスの「激辛青南蛮つくね」である。
「激辛青南蛮つくね」。
「自称辛いもの好き」の私の印象としては「激辛というよりはピリ辛」のHOT加減だったが、ビールに似合うことは折り紙つきの一品でありました。
そして、ほぼ同時に。
「ぎんなん」「鳥の抱き身」「鳥おび山わさび」「和牛リブロース」が、運ばれてきた。
「和牛リブロース」は、牛肉由来の甘みに、塩コショウが激しくマッチ。
弾力感ある鶏に、醤油山わさびがほどよい刺激を添える、「鳥おび山わさび」。
皮のパリッと感&身のもちっと感が、嬉しいダブルスタンダードの「鳥の抱き身」。
「ぎんなん」は、ぷるんとつるっと、箸休め的にオイリーな口中の清涼剤的役割を果たす。
もちろん、定番中の定番である「鳥精肉」も、喰わないワケにはいきますまい
16時54分に仕上げの「鶏の釜めし」が、どっしりと登場。
「火が消えた時」が、食べ頃なのだという。
17時26分に、いよいよご対面
薬味の「小ネギ」と「わさび」を添えて、いざ実食。
鶏の甘みあるエキスが沁みたそのお米は、実にブリリアント
また、もれなく付いてくる「釜だし」が、これまたインポータントなポイントである。
釜内部の壁に産みだされた「おこげ」を取り出し、それを注ぐ。
おこげのパリッと感が、徐々におダシを含み、まろやか焙煎なテイストで、私を歓ばせる。
この「釜めし」、完全無欠のヒットチューンであった
そして、17時57分に、夫妻のトワイライトなプチ宴会を、お開きとした。
「串鳥 番外地」は、当初の私の想像を遥かに超えた、ナイスな焼鳥屋さんであった。
是非、また来よう