あいの里公園内のトンネウス沼から、茨戸川に繋がる放水路。
そこに架かっているのが、「拓北橋」である。
ここ3年くらいの個人的体験では。
その下には、カワセミさんが居る確率が、高い。
そして、その日の16時08分。
案の定。
そこに佇むカワセミさんと、出逢うことが出来た。
橋の下で、光線条件があまり良くないことから。
私の格安コンデジでは、その美しさが表現できず、ややくすんだ色合いになってしまうが・・・
まあ、それはそれ。
16時09分。
彼は、そこから飛び去ってしまったかと思うと・・・
しっかりと、白魚のような小魚をくわえて、戻ってきてくれた。
グッと、ひと呑みである。
なおも、水面をみつめ、次なる獲物を探索する、彼。
16時11分。
どこかへ飛び去ってしまったかと思いきや・・・
すぐさま戻ってきた。
そうすると、なぜかカワセミさんが、2羽に増えていた。
まるで、手品をみているかのような展開に、私は嬉しい悲鳴をあげた。
キャー
どちらかが、親鳥なのか。
それとも、この2羽は、兄弟なのか。
それは、私の撮った写真からは、判定できない。
白黒をつけるなら、DNA鑑定が必要でありましょう。
左右でタンデムに並んでいたかと思うと。
16時15分には、上下でソーシャルディスタンス。
16時16分。
左の方は、獲物を咥えてきたかと思うと、もう一羽の方と再び急接近。
その後、距離を取ったり、また近づいたり。
この2羽の関係性は、なんとも微妙である。
その、メタリックブルーな背中の青は、まさに青いイナズマ。
サービス精神溢れるこのカワセミさん2羽は、16時26分まで、そこに居てくれた。
この「拓北橋」の下が、有力なカワセミ観察スポットのひとつであることは、間違いない。
だがしかし。
捨てきれない懸念は・・・
そこには「スズメバチの巣」があることだ。
なので、身の安全は、保障できない。
ここでのカワセミさん観察には、大きなリスクを伴う。
それだけは、心しておこう。
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