週末のたしなみである、バードウォッチング。
10月も半ばをすぎ、肌寒くなってきた今日この頃だが、探鳥に賭ける私のハートは、熱い。
いつもながらの「あいの里公園」を訪れたのは、朝8時36分だった。
8時43分。
公園内の「トンネウス沼」に目をやると。
「ハシビロガモ♀」ちゃんが、悠々と回遊していた。
本年4月以来の、約半年ぶりのご対面である。
その長くて、先端の太い、くちばし。
「プラナリア」系と表現できそうだ。
ハシビロガモという鳥さんは、♂と♀とで、羽色のみならず「瞳の色」が違う。
♀ちゃんの目は茶色基調で、優しげなイメージである。
水面にくちばしを差し入れ、プランクトンを濾しとるように食べる。
櫛状になっているくちばしの合わせ目が、その役割を担うのだ。
そのひょうきんな表情に、私はLOVE抱きしめたい状態に、陥る。
8時44分。
全温度チアーで洗った下着のように純白な「ダイサギ」さんは、いつものようにトンネウス沼の中州的場所に、君臨。
対照的に真っ黒な「ハシブトガラス」さんは、沼のほとりの木に止まり、遠い目をして向こうをみつめていた。
8時48分に颯爽と現れたのは・・・
おそらくは、「ハシブトガラ」さん。
この方は、「コガラ」と瓜二つなのだが・・・
ものの本によると、「くちばしの合わせ目が白いのはハシブトガラ」なのだという。
なので、それを信じて、この方は「ハシブトガラ」だと、私個人は認定する。
ちょこまかちょこまかと素早い動きの、この鳥さん。
松ぼっくりの種子をGETしたもようである。
9時12分。
お水を飲んでいたのは、いわゆる「ガラ系」の代表種である「シジュウカラ」さん。
背中のオリーブグリーンが、なかなか美しい。
15時23分。
手前の方は「ヒドリガモ♀」ちゃんで、奥の方は「ハシビロガモ♂エクリプス」さんだと、私は予想する。
そしてコチラは、「ヒドリガモ♂」くんである。
夏季にカワセミさんがよく止まっていた「いつもの木柱」だが・・・
最近は「マガモ」さんが、そこに陣取ることが多い。
この日の15時25分にそこに居たのは、「マガモ♂エクリプス」くん。
15時31分には、「コガモ♀」ちゃんを発見。
15時42分。
黒いあたまに、黄色いギョロ眼。
「ハシビロガモ♂」くんが、悠然と登場した。
いわゆる「冬鳥」のハシビロガモさんが、飛来しはじめた「トンネウス沼」。
「夏鳥」のカワセミさんが姿を消した今は、もう秋なのかもしれない。
15時44分。
ハシビロガモさんもコガモさんも、夢中でプランクトンを、採食中。
15時46分。
「マガモ♂エクリプス」くんも、逆立ち状態でお食事である
くちばしがオレンジ基調の「マガモ♀」ちゃんと出会ったのは、15時56分。
15時58分には「ヒドリガモ♀」ちゃん。
16時ジャストには、またまた「マガモ♀」ちゃん。
そして、同時刻。
「ハシビロガモ♂」くんが、カメラ目線でポーズをとってくれた(^^)
その黒い頭に、黄色い眼。
私は、この「ハシビロガモ♂」くんが、とても好きである。
その立ち居振る舞いがなんともひょうきんで、思わずクスッと笑ってしまうのだ。
彼の姿を見た私は、まさに満タンエネチャージ
大いに満足して、この日のバードウォッチングを、終えたのでありました
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