出張したので、同僚さんとランチを共にした。
訪れたのは、石狩市花畔の「そば平」。
ココは、いわゆるひとつの「お蕎麦屋さん」である。
メニューは色々とあるのだが、お値段は800円から1,000円が標準的で、財布の軽い私にとっては、ややお高め。
そんな中、「昔風なつかしラーメン」が、650円となかなか良心的な価格であるのを発見!
蕎麦屋でラーメンをチョイスとは、一般的にはやや邪道かもしれないが、私自身にとっては理性的な選択なのだ。
お味は、やはり、「正油」が、最もハズさないだろうと思われた。
オーダーから9分後、それは供された。
製麺会社は謎だが、この麺は、温度・茹で加減共に、ラーメン専門店のそれと遜色ない出来映え!
粒立ちの美しい油が浮かぶ、正油スープ。
カツヲだしの利いたそれは、サッパリとしながらも、コク深い上質な味わい。
ゆで卵は若干の冷たさを残していたが、目くじらを立てて怒る必要は無い。
世の中には、怒るべきことは、他にもっと沢山あるのだから。
なると&麩は、懐かしさを感じさせる叙情詩人。
しなやかなメンマに、シャキシャキの水菜が、魅惑のハーモニーを織り成す。
チャーシューは、近年流行の「とろチャーシュー」である。
それはしっかりと大きく、これまた基本的に肉好きの私にとって嬉しい、こころのボーナス。
今回も、食い尽くしてしまいました。
量的なCPは、同僚さんのチョイスしていた「セット物」の方が上だったかもしれない。
私はそれを若干羨みながらも、大いに満足したのであった。
「そば平」の「ラーメン」。あなどれません!