所用で千歳に行った。
当然ながら、ランチはラーメンである。
あらかじめ事前調査して狙いをつけていた、「みそラーメン喜亭(きてぃ)」さんに行ってみることに。
このお店の人気ラーメンは、ダントツで「生姜ニンニクみそ」とのこと。
お値段は850円とお高めだが、コレは喰わないワケにはいきますまい。
ちなみに店内は、キティちゃんグッズ満載であった。
なお、このお店は、外観を含め、「無許可写メ撮影禁止」である。
私は、比較的若い女将さんに、許可を得て撮影させていただいたことを、申し添えておこう。
入店7分後。それはリーズナブルな待ち時間で供された。
西山製麺の中太ちぢれ麺。
私がラーメンを食するときに重要視するポイントは、まずは、麺の食感である。
その食感は、まさに「ザ・サッポロラーメン」とでも評すべき、私好みのストライクな味わい!
白みそベースのスープはじつにまろやかで、七味唐辛子の辛さがインパクトを添える。
生姜&ニンニクの自己主張は控えめながらも、パワフルな黒子として、このスープの旨味を支える。
いわゆる「無科調」のお店にありがちな、モノ足りなさは、皆無である。
煮豚的チャーシューはしっかりとした味付けで、しかもホロリと柔らかい!
煮卵の黄身のトロトロ感が、これまた絶妙かつ秀逸。
モヤシはそこはかとない甘みを抽出し、シャキッとしたメンマの歯ごたえも上々である。
当然ながら、スープまで完食!
850円という価格は微妙ながらも、確かな満足を与えてくれた一杯であった。
ココ、是非、また来たい。

おつまみとして近所の商店で購入したのが、この「にしんきりこみ(数の子入り)」である。
価格は税込330円と、おつまみとしては、やや高級といえましょう。

製造者は、札幌市西区の(株)丸三北栄商会という企業。
気になる賞味期限は、「枠外容器底面に記載」とのこと。

だが、そこに刻印されていたのは、「Lot.402009」の文字。
コレは、一体、どう読み取ればいいのだろう?
「2014年の2月9日」と私は解釈したのだが、実は「2009年の4月2日」だったりして・・・

まあ、細かいことは気にせず、とりあえず実食である。
ぷるんとした食感のにしんの身は、程良い塩味で、それを麹の甘味がまろやかに包む。
散りばめられた数の子は、プチプチと弾ける、いわゆる「魚卵」。
塩分とプリン体を補給し、ココロ満たされた晩酌であった。
痛風発症へのカウントダウンが近づいたリスクを、あえて否定はしないが(^^;)
「試乗無しのカタログインプレッション」を、ここで語ろう。

まずは、友人のニータ氏も気になる1台であるという、「NV200バネット」。

その、「ヴァン」モデル。
荷室は広大だが、セカンドシートは簡素な造りで、ファミリーカーと言うよりはビジネスユース向きのクルマであろう。
ただし、5MTも選べるのは、かなり惹かれるポイントではある。

やはりこのクルマの個人的本命は、この「5シーターワゴン」である。
荷室も十分に広大で、かつ、後席ヘッドレストも3名分装備。
一家でレジャーも楽しめそうなイメージを持っている。
ワゴンモデルにも、MTがあれば、嬉しかったのだが・・・

そして「7シーターワゴン」。
まあ、私は、免許を取ってから四半世紀経つが、「5シーターのクルマで人が乗りきらなくて困った」という経験は、今のところただの一度も無い。
なので、7シーターは、私の選択肢からは外れるであろう。
この「NV200バネット」というクルマ。
あまり世間一般の話題にはなっていないようだが、そこそこスタイリッシュだし、「和製カングー」の称号を授けてもいいのではなかろうか。
しかも、全車5ナンバー枠内で、スペアタイヤ標準装備。
実に好ましい日産車である。

そして、昨年末に、地味ながら13代目として発表された、「スカイライン」。

フロントマスクのエンブレムは、「NISSAN」ではなく、「INFINITI」である。
だが不思議なことに、そのカタログ内に、「インフィニティ」の言葉は、一つも出てこない。

インテリアは極めて上質な仕立てに見える。
ボディーカラーを問わず、インテリアカラーをブラックとベージュから選べるもの、大いに魅力的だ。

「全車ハイブリッド」というのは、もはや日本の大型セダンの、スタンダードとなりつつある。

驚きの新機軸が、「ダイレクトアダプティブステアリング」。
通常時はハンドルとタイヤがシャフトで繋がっておらず、電気信号で操舵するというのだ!つまり、「ステアリング・バイ・ワイヤ」である。
スロットルのみならず、ステアリングまでが、電子制御の時代となるとは・・・
なお、この電子制御ステアリングに不具合が生じた際は、「バックアップモード」に移行し、物理的にハンドルとタイヤがシャフトで繋がり、ハンドル操作を可能にするのだそうだ。
乗ってみないことには分からないが、この「ダイレクトアダプティブステアリング」。果たして、そんなにイイものなのであろうか・・・
なお、このスカイライン。スペアタイヤは未装着ながらも、全車「ランフラットタイヤ」装着。このタイヤはパンクして空気が抜けても、時速80km/hで150kmの距離を走行可能とのこと。それならば、スペアタイヤ無しでも、私は笑って許したい。
ただし、お値段は、なんと税込4,496,100円から!
欧州プレミアムも視野に入るこの価格で、スカイラインは、日本国内での居場所を見つけることができるだろうか。ひょっとしたら、厳しいかも・・・

まず一つ目が、この「千~まん(ちーまん)」。
「数量限定」の、「わけ在り品」である。

皮の緑は、十勝地方に群生する「ラワン蕗」の粉が練り込んであるからだ。
そしてそこに、松山千春様の似顔絵が刻印されている。
この似顔絵が崩れてしまっているゆえに、コレは「わけ在り品」なのだ。
皮と餡とのバランスが良く、美味しい饅頭だったが、一人で12個は食い過ぎだ。
なので、取りあえず3個いただき、残り9個は職場に持参し、流し台横にさりげなく置いておいた。
好評だったようで、見事2日間で、いつのまにか完売に至りました!

もう一つは、この「千春様クリップ」。

マグネットつきで、冷蔵庫など、キッチン周りで大活躍!
何を挟めばいいか、きっとアナタも、迷ってしまうことでしょう。
このキャラクターを、松山千春氏だと認識出来る人は、全国的には少数派かもしれないが・・・

非常に冷え込み、水道も凍ってしまった今日この頃。
1月12日から2月2日までの間のレガシィ2.0i(5MT)の燃費を報告致します。

走行パターンとしては、自宅と単身赴任地往復のグランドツーリングが2回。
それと、2月1日の大試乗会による、札幌市内徘徊が主でした。
燃費計数値は10.5km/Lと、なんとかリッター10km台を維持。


満タン法では244.7km÷25.17L≒9.7km/Lでした。
寒いのは、イヤだなぁ。早く、春にならないかなぁ・・・

2月2日夜。単身赴任地に戻った私は、妻が持たせてくれた食材で、「おひとりさま手巻き寿司」を愉しんだ。
いわゆる、「恵方巻」の代わりである。
恵方がどちらの方角なのか確認することを忘れて、あっという間に食い尽くしてしまいました。んまかった(^-^)

毎年2月恒例の「8種混合ワクチン接種」のお知らせハガキが、いつもの動物病院より、チャロ君宛てに届いた。

そこで、私が帰省していた2月2日。彼をそこに連れて行ってあげることに。
ただならぬ雰囲気を察してか、彼も上目遣いで微妙な表情である。


動物病院の中に入ると、彼は尻尾を丸めて、怖じ気づいた様子。

私が抱き上げても、終始ブルブルと震えていた彼。
数年前に去勢手術をした時の恐怖を、今も覚えているのだろう・・・

例によって、接種自体は、ホンの数秒で終わってしまった。
料金は、昨年と同じく、税込8,400円。
ちなみに、この日の彼の体重は、4.5kgと、昨年同時期よりも0.5kg減少していた。
獣医のセンセイいわく、「もう少しエサの量を増やして様子を見てみましょう。それで、体重が増えなければ、ちょっと心配ですね。恐らく大丈夫でしょうけど・・・」とのこと。
私が単身赴任となったことによる心労が、ひょっとしたら、彼にもあったのかもしれない。
この日の夜。接種の後遺症か、しょんぼりと元気を無くしていたチャロ君。
だが、妻によると、現在は復活し、食欲旺盛。元気いっぱいとのことである(^-^)

タブレット端末から三栄書房のHPにアクセスし、注文していた「速報!スバル・レヴォーグ」が、単身赴任地に届いた。

私の単身赴任地には、コンビニはあるが、本屋は無い。
この本の定価は680円。それに加えて、送料200円・代引き手数料300円が掛かったので、支払額は合計1,180円である。
だがしかし、この冬期間。ガソリン代を掛け、交通事故や遭難のリスクを背負って札幌まで買いに行くよりも、ずっとお気楽だ。
加えて、北海道地区でこの手の本が書店に並ぶのは、内地の販売日の2日遅れくらいである。今回この本は、内地での販売日に私の手元に届いた。これも、見逃せないメリットで
ある。
そして、この本の中身は・・・
いや、まあ、スバリスト必携といえましょう。


加えて、三栄書房HPでの先行予約特典が、この「ニューモデル速報特製クリアファイル・スバルセレクション」である。
コレのお宝的価値も、見逃せないチャームポイントだ。
いやあ、実に良い買い物であった(^-^)

その日我々取材班が最後に試乗させていただいたのは、トヨタの新型ハリアーだった。
近くで見ると、バンパーの造形はかなり凝っていて、抑揚に富んでいる。
だがしかし、決して煩雑というか、ビジーではない。上手いデザインだと思う。
大柄なクルマだが、この3代目ハリアーは、意外なことに国内専用車だという。

尾車氏がステアリングを握り、ニータ氏と私は、後席に佇んでいた。
グレードは、ガソリン車の4WD「PREMIUM」。北海道地区メーカー希望小売価格は、税込3,272,600円。見た目よりも、安いといえるかもしれない。
インテリアの質感は極めて高く、実にリッチな気分である。
個人的には、クラウンあたりよりも、選ぶならこちらであろう。
4,720mm×1,835mm×1,690mmという堂々たる体躯のクルマだが、エンジンは意外に小さく、2,000ccの4気筒。
カタログ上のJC08モード燃費も、15.2km/Lと、悪くない数字。
だがしかし、空調コントロールが盲牌操作性に劣るタッチパネル式という部分には、苦言を呈したい。
蛇足ながら、スペアタイヤは、税込10,500円のオプションである。

室内の天井やピラーの内張りがブラックアウトされているのは、昨今のクルマとしては、珍しい。そのせいもあってか、落ち着きのある室内空間だった。
まあ、人によっては、重苦しさを感じるかもしれないと、日記には書いておこう。

このハリアー。ガソリン車でもテールランプはクリアレンズで、ハイブリッド車と共通である。部品共通化で、コストダウンを図っているのかもしれない。
だがしかし、あくまでも後席に座ってのインプレッションではあるが、価格相応、いや、それ以上の高級感がある。
余計なお世話かもしれないが、日産は、スカイラインクロスオーバーの在り方を、このハリアーから学ぶべきだと思う。

日産のお店を後にした我々取材班は、続いてホンダのお店に向かった。
お目当ては、フィットをベースに作られた、クロスオーバーSUV「ヴェゼル」。
試乗させていただいたのは、4WDの「HYBRID X」(税込車両本体価格256万円)である。
雪国では待望久しかった、4WDのハイブリッド・カー。スバルXVハイブリッドの好敵手となるであろう。カタログ上のJC08モード燃費は23.2km/Lと、スバルのそれを3.2km/L上回る。
そのフロントマスクは、フィットのそれよりも表情があって、なかなかカッコいい。

最新のSUVらしく、サイドアンダーミラーは、左ドアミラー内部の下方に装着。
近年、あの美しくない「キノコミラー」が、消え行く傾向にあるのは、大いに喜ばしいことである。

助手席前には、空調の送風口がズラリと並ぶ。
窓側は強く・顔面正面の中央は弱く・一番右は程よく・・・送風するように工夫されているとのこと。

センターコンソールはエスカレーターのように浮き上がっており、いわば2階建て構造である。
このクルマは、広々感よりもパーソナル感重視のコンセプトのようだ。
実際、車高の割にはヘッドルームの余裕は少なく、前席の居心地はクーペ的といえましょう。
また、相変わらずホンダお得意の「タッチパネル式空調コントロール」だが、SUVにコレはないだろう。マイチェンでは、コンベンショナルなものに直してほしい。

さて、まずは私がドライバーズシートに座り、運転させていただいた。
雪でガタガタの路面状況でも、その脚はしなやかに動き、実にイイ仕事をしているように思えた。
ステアリングフィールもそこそこダイレクトで、パワーも十二分。なかなかいいドライバーズカーだと、感心した。

SPORTモードのスイッチを入れると、メーター周りの照明がレッドに変わり、気分を高揚させる。
7速DCTは各ギアを高回転まで引っ張り、エンジン音が上下にシャープなハミングを奏でる。
いやあ、素晴らしい!と、その時は思った。
・・・だがしかし。尾車親方に運転を変わってもらい、私はリヤシートに移動。そうすると、印象は一変した。
後席には、結構、直接的に突き上げや振動が来るのだ。
センタータンクレイアウトのおかげで膝元に余裕はあるものの、ルーフラインの影響か、前席と同じく、ヘッドルームの余裕は少ない。
ヴェゼルというクルマは、やはりファミリーカーではなく、パーソナルカーとして使うべきなのかもしれない。


また、斜め後ろからのスタイルが、シトロエンDS4に酷似しているのは、いかがなものだろう。
きっと偶然似てしまったのだと、日本人の私としては、思いたい・・・

エクストレイルを試乗させていただいた日産ディーラーさんの敷地内のトレーラーに、見たことのない大型SUVが積まれていた。
しかも、インフィニティのエンブレムを付けている。
なんだろう、このクルマは・・・

調査したところ、これは逆輸入された「インフィニティQX80」というモデルらしい。
オーナーの方は、このクルマを、おいくらで購入されたのだろう?激しく、気になる。
800万円くらいはするんだろうなァ・・・
フィエスタに続いて我々取材班が乗せていただいたのは、SUVオーナーのニータ氏の進言により、3代目となった日産エクストレイルだった。
グレードは「20X “エマージェンシーブレーキ パッケージ”」の2列シートの4WD。
税込車両本体価格は2,527,350円である。
自発光式メーターは、現代ではもはや当たり前の装備となったようだ。
インテリアの質感は悪くないし、ボンネットがしっかり目視できることから、車両感覚も掴みやすい。
加えて、カタログ上のJC08モード燃費も、16.0km/Lと、なかなか優秀。
ステアリングのフィールも、SUVとしては曖昧さが無く、運転して楽しいクルマと言えましょう。
また、大容量のラゲッジアンダースペースのその下に、しっかりとスペアタイヤを積んでいるという点も、大いに評価すべきポイント。これをパンク修理セットに置き替えなかった点に、日産の生真面目さを感じる。
だがしかし、スタイリングについては、旧型の方が、圧倒的に好もしかった。
デュアリスと統合せざるを得なかったという、日産のお家の事情もあったのかもしれないが・・・・新型は、バッジが無ければ、トヨタなのか日産なのか、よく分からない。
旧型のスタイリングは、グローバルな視点では、あまり受けが良くなかったと、三栄書房の「エクストレイルのすべて」には、書いてあった。
だが、ここは日本で、日産は日本のメーカーである。
先代までのスタイリングテイストを受け継いで、「日産のジムニー」、あるいは「日産のランクル」を目指してほしかったと、個人的には思う。御免。
尾車氏・ニータ氏・私の取材班3名は、本年初の試乗会へと繰り出した。
尾車氏の進言により、まず最初に乗らせていただいたのは、フォード・フィエスタ(税込車両本体価格229万円)だった。
ぽっかりと空いたその口の形状は、どことなくアストン・マーティンを連想させる。
右ハンドルの輸入車だが、同じフォードの「フォーカス」とは違って、「左ウインカー・右ワイパー」である。
それは、このクルマがタイ製ではなく、ドイツ製であるがゆえなのであろう。
空調コントロールのロジックも、なかなか理にかなっており私好み。
フロントガラスにも熱線が入っているのは、特筆すべき事項であろう。
さて、走り出してみる。
1.0L3気筒ターボエンジンを積む、このクルマ。欧州で流行のダウンサイジングコンセプトである。ラフな振動など皆無で、そうと知らなければ、このエンジンが3気筒であることに気が付かないであろう。大人4人が乗車していたにもかかわらず、その加速に、全く痛痒は感じなかった。
カタログ上のJC08モード燃費も17.7km/Lと、決して、悪くない。
そして、日本のコンパクトカーとは一線を画する、しっかり感と、スタビリティ。
ストロークではなく踏力で効かせる感じのブレーキが、また、イイ。
この日の路面状況は非常にスリッピィで、発進時にはトラクション・コントロール効きまくりだったが、走らせての不安感は、まったくナシ。さすがは欧州フォードの作品である。
また、特筆すべきは、しっかりとスペアタイヤを積んでいたこと!このあたりに私は、ドイツ人の見識を感じる。
フィエスタ。いいクルマだった。そのスタイリングテイストが気に入ったならば、買って後悔することはないだろう。
欧州フォード、あなどれません。
フライデイ・ナイトは、大通の「四季の蔵」で、課の新年会であった。
お通しは、きのことカズノコの和え物である。
「旬のお造り」は、絵画のようなあでやかさ。
居酒屋料理の定番、「ザンギ」。
「おまかせ串盛り合わせ」は、6種の違った味が愉しめる。
山わさびの刺激が嬉しい、「つくね」。
「チーズとろける玉子焼き」は、おふくろというよりは、ワイフの味である。
「豪快!海鮮太巻き」は、具の比率が少なかったのが、やや残念。
レンコンスライスのサクッと感が嬉しい、「生ハムと八品目の野菜サラダ」。
お酒にストライクのおつまみ、「エイひれ炙り」。
「たまねぎザンギ」で、硫化アリルを補給し、コレステロールの代謝を促進。
「冷奴」で、火照ったカラダをクールダウン。
仕上げの「海鮮塩焼きそば」の皿が私の目の前に回ってきた時には、すでにモヤシしか残っていなかった・・・
これを喰い逃したことを除けば、おおむね満足の新年会であった。