すぷりんぐぶろぐ

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夢に値段はあるかしら

2015年02月01日 | 雑記帳
 さすが『Brutus』(マガジンハウス)。

 「夢の値段」という見たこともない特集をした。

 コンセプトは「夢をカタチにして、買えるようにしました。全てオリジナル」。
 「とっておきの『夢』を叶えるショッピングを。」と来たもんだ。


 「ふうせん搭乗券」なる企画から、樹齢1000年のオリーブの木とか、特別料理とか、陶器とか…興味あるものもないものも、へぇーと読んで涎が出そうだ。
 つくづく自由主義経済?の自由さ、多様さを感じる。


 同時に、貧乏&ひねくれ者は窮屈さが強くなって、こんな詩めいた文句が浮かんできました。


 題して「夢見るソネット


 夢に値段はあるかしら
 お金で買えるものかしら
 夢を叶える方法は
 お金を貯めることかしら

 夢に値段はあるかしら
 店に並んでいるかしら
 値段を決めるその人の
 ほんとの夢は何かしら

 夢は買うもの、売れるもの
 すぐに引き換えできるもの
 いくらあっても足りぬもの

 夢は見るもの、つくるもの
 こころのなかで灯るもの
 あらしの夜に消えぬもの