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代々木公園ケヤキ並木の帰路

2010年02月07日 | 文学  コラム・エッセイ

充実感(深夜便担当)

Mアナウンサーの言葉

NHKの局舎を出て、
帰路の代々木公園のケヤキ並木を、原宿駅に向かって歩いている時が
最も充実感を覚えるときです


ラジオ深夜便月刊2月号

 


縄文人がいつも通る柴又踏切

☆ ようやった 気持ちの整理 充実感

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今日のメモ

やり終え症候群

NHKラジオ深夜便は(23,20~5,00)
およそ6時間の長丁場を一人で担当する、高齢者に人気番組です。

Mアナウンサーは、番組が終えると局を出て、
真っ暗な代々木公園を通り抜けながら、担当した深夜便(番組)を反省
しながら原宿駅へ歩を進め帰路に着く。
《このときが1日の中でもっとう充実=至福の時》
と語っていた。

暗闇が思索を色濃くして、やり終えたばかりの番組の言葉や音楽、
リスナーからの励ましの便りを思い出すと言っていた。

私も似通った体験をしています。
朝の街灯と月明かりを頼りに仕事場へ向います。
深夜の帰宅もあり、Mアナウンサーと同じです。

仕事をやり終えた充実感は、自分のみ知る手ごたえがあります。
星・月明かり、静寂感、暗闇が人の心を虜にする独占感・・・
闇夜が醸し出す不思議な気持ちを覚えます。

Mアナウンサーは、定年卒業された方です。
未だ働ける喜び、社会への貢献
歳を重ねると現役とは違った気持ちを色濃くし、心を覆い尽くすのでしょう。

深夜便に掛ける情熱、
72歳の男が駐輪場への僅かな社会へ奉仕とが暗闇の中で交差した。

 

コメント (12)
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