俳句作りは、鉛筆とメモ用紙があれば…
枕元にメモ用紙
◎ 俳句作りの楽しさ
小中学生の頃、小林一茶の「やれうつな・・・」や松尾芭蕉の「松島や・・・」など有名な人の名前や句を習ったことあると思います。
また、指を折りながら作ったことあると思いますが普段やっていなければ忘れて当然かもしれません。
俳句とは見た風景、自然などの様子を一定のリズムを言葉にして表します。その言葉の中に季節を表す言葉を入れれば俳句になります。そしてなんといっても紙と鉛筆さえあれば始められる、ごく手軽な趣味で頭の体操です。
◎ 兼題を受け取ったら・・・
まず歳時記を開き、その季語の意味をしっかりつかむことです。その季語に関する自身の経験したイメージを思い出し、そのイメージを膨らますこと、頭に浮かんだ要素や言葉を書き出してみる。
一般的な事だけでなく、自分の個人的なことを拾い上げるが特に大事です。
例えば「キノコ飯」が兼題であるならば、その香り、作ってくれた母のこと、それを食べていた時の光景や家族の様子などなど。キノコは何処で採ってきた(山)とか、又八百屋さんで買ってきたとかいろいろあることでしょう。
その言葉、語彙を中心として組み立てていくことが、俳句作りの醍醐味であるとともに、楽しいひと時です。
◎ 俳句との出会い
上京した頃まだ若かった。望郷の念を抱くこともしばしばでした。そんな時、親戚の人が新聞の歌壇欄に俳句や短歌を投稿し、これがよく新聞紙上に掲載されました。その句を読みながら田舎の様子を垣間見ることが出来、心の奥底をホットさせることもしばしばでした。投稿され紙上に掲載されその句を切り抜いたりしてスクラップにしあります。
俳句の基本を知らぬ間にブログを初めて、見よう見まねで作り俳句や短歌を書き込んだこともしばしば、皆さんの目にも触れたことでしょう。コメントだけでは何か心がもとなく5・7・5を織り交ぜた。
そんなこんなしている時、1昨年葛飾区主催の俳句教室が行われるというニュースを「かつしか公報」で見て参加することにした。講座終了後「かめの会・俳句会」に入会しました。
そんな折、葛飾区民文化祭へ一人2点以上を出品せよとのお触れが回りました。その250点の中から小生、
≪鍬を打つ天地返しや玉の汗≫ が葛飾区長賞 に入りました。
それからと言うものは俳句の虜になりました。
【NHKテレビテキスト 「NHK俳句」を見ながら
自分の意見を存分入れて記した】
百草園にて(2018、11,4訪)
(しばらく)は 花の上なる 月夜かな(芭蕉)
練 習
9月兼題「秋の声」
詠んでみました
添 削 尾瀬ケ原木道の靴秋の声(音)
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