和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

SNS時代とメディア

2020-05-09 | 産経新聞
産経新聞5月9日。そこに
共通する3つの話題がありました。

1つ目は、産経抄。
そのはじまりを引用。

「政府や安倍さん(晋三首相)批判のためのデマや
偏向報道はやめませんかーー。
危機管理血液内科医の中村幸嗣さんは8日、
自身のブログで呼び掛けた。

それによると心臓外科医の渋谷泰介さんが7日に、
テレビ朝日番組に関してフェイスブックに記した投稿が
医療界で話題になっている。

渋谷さんは同局の取材を受けた際、
新型コロナウイルス対策に関して
『PCR検査をいたずらに増やそうとするのは得策ではない』
と繰り返し答えた。にもかかわらずインタビュー映像は7日、
PCR検査を大至急増やすべきだとのメッセージの一部として
放送されたのだった。

PCR検査拡充の是非はさておき、
自分の意見が逆さまにすり替えられてはたまらない。
一方で何より伝えたかった
医療現場へのサポート要請については、全てカットされていた。
『メディアの強い論調は視聴者に強く響き不安を煽ります。
(中略)正しく伝えるって難しいですね・・』。
投稿はこう締めくくられていた。
『SNSの時代、デマはすぐに検証されてしまいます』。
中村さんは戒めている・・・・」


うん。途中をカットして、最後を引用。

「・・・・・・・8日のNHK番組は・・・・
出所不明の情報が拡散される恐ろしさを訴えていた。
もっともな話だが、出所が明らかでも
メディアが情報をゆがめては元も子もない。

皮肉にもコロナ禍は、在宅時間が増えた日本人の
ネット利用を促進している。
メディアの意識が一番遅れているのかもしれない。」


2つ目は、「花田紀凱の週刊誌ウォッチング」から

「『週刊朝日』の連載コラム『田原総一朗のギロン堂』で
・・・『国民は、というより世界中の人たちが恐怖の中で、
どうすれば身を守れるのか、と全身全霊で闘っている。
そうした人々にとって、もちろん私も含めてだが、
今現在の安倍首相叩きの氾濫は、いささか
無神経に思えるのではないだろうか』
田原さん、遅過ぎます!・・・」


3つ目。総合欄に「籠池被告 野党と距離」
はじまりは

「安倍晋三政権が批判された学校法人『森友学園』の
小学校建設などをめぐる補助金詐取事件で、詐欺罪などに
問われた前理事長の籠池泰典被告と妻の諄子被告が、
最近まで歩調を合わせてきた野党や反政権の人たちと
距離を置くようなメッセージを動画やSNS(会員制交流サイト)で
発信し、注目を集めている。・・・・・

諄子氏は
『ふと思い出せば何かおかしい。
「安倍犯罪だ」とか安倍がどうのとか(主張する人たちに)
乗っかっていた』と訴えた。・・・・・・『真っ先に駆け付けたのは
(立憲民主党衆院議員の)辻元清美さんだった』と名指しした。」


3つ共、安倍晋三首相の名が登場。
何だか、象徴的です。

はい。SNS時代の産経新聞。
はい。私は読んでいます。
応援してます。産経新聞。


コメント (2)
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