読売新聞一面「編集手帳」(2020年5月25日)。
この日は、尾身茂さんを紹介したコラムでした。
印象に残ります。
2008年2月。当時の読売新聞から引用されているのは、
「感染症対策について国会議員に講演した際の訴え」を
紹介されております。その時の尾身茂さんの発言は
『皆が病院に行けば、病院が最大の感染場所になる。
人の動きを制限し、自宅待機や学校閉鎖を我慢して
もらえるよう政治家が訴えてほしい』
あとは、このコラムの最後の箇所を引用しておきます。
「先日の国会審議で、野党の幹部が、
参考人として出席した尾身さんを激しく攻め立てた。
感染収束に向け、与党も野党も知恵を絞るべきだろう。
著書『WHOをゆく』で、尾身さんは
『治療薬やワクチンがなければ、
19世紀的古典手法に頼らざるを得ない』と説く。
古典的手法とは、感染者の隔離と接触者の追跡だという。
日本の対策は正しいのかどうか、
答えが出るのは当分先かもしれない。」
気になったので尾身茂著「WHOをゆく」をアマゾンで
今日になって注文する、現在は品切れのようです(笑)。
入荷予定は6月中旬とありました。
はい。この本を読み、尾身茂さんを知りたい。