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私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

アイルランド 第14話

2007-01-13 19:21:43 | 韓国字幕つきドラマ感想
オレンジ色のマフラーは編みあがったけれど、脚の怪我はまだ治らないジェボク。
自分と同じように脚を引きずる男性を見てショックを受ける。日常の中に自分の脚の怪我を受け入れる準備が出来ていないようだ。
それを見守ろうとするジュンアと、このままでいいのか悩むジェボク。

親しげにシヨンのボディガードを買って出るグク。
「整形よ!あの胸」そんな風に好奇の目で見られることを嫌がるシヨンに、友達らしい自然な態度で接し、彼女が家の中まで入るのを見届けてから立ち去るグク。
「寝たくなったらいつでも来て」そんな風に言う彼女に優しく「分かった」なんていうなど、絶対友達としか思っていないのだ。(気づいていなくても絶対だ。女性だと思っていたら、そんな風に言われてあんなに優しい笑顔を向けることなど出来るはずがない。)

グクの描く家族の風景は、グクの家族でしかなく、私達の風景でないからというジュンア。
時間をあげるから夢から醒めて・・・というジュンアだが、時間が解決してくれる問題なのだろうか。こういう問題は、何も解決の術がないような気がする。術がないからこそ、皆悩んだり涙を流したりするような気がするのだが・・・

オレンジ色のマフラーを残したまま、脚が治らないまま病院を出て行くジェボクと、仕事に行くシヨンを優しい笑顔で送り迎えするグク。

何も言わずに立ち去ったジェボクは、脚の怪我に後押しされたのか、それとも大人になったのか。洗車場で働く姿を偶然見かけ、驚くシヨン。

****
過去に生きる男性と、前に進もうとする女性。
シヨンの小学生の弟まで「ボクの記憶の中にあるのはジェボクだけ」などと、ジェボクと過ごした日々を懐かしんでいるではないか。

シヨンの前では満面の笑みを見せるグク。シヨンの気持ちとは関係なく、気の合う友達として心を許しているグクと、決して友達とは思っていないシヨン。友情が成り立つと無邪気に思っているとしか思えないグクの笑顔をどんな風に思ってシヨンが見つめているのか、ちょっと切ない。

****
ジェボクと義父のやり取り、そしてその義父とジュンアのやり取りが泣かせる。

アイルランド 第13話

2006-12-21 22:48:26 | 韓国字幕つきドラマ感想
自分から誘っておきながら、シヨンを抱くことが出来ず謝るグクに「別に寝てもいいのに・・・寝てから好きになることもあるでしょ?」と淡々としかし寂しそうに語るシヨン。結局寝ないのだが、こんな風に静かに、でも自分の気持ちをお互いに話合うなんて、たとえ寝ていなくとも何かを共有しているような気分になるのは、見ている私だけだろうか。

病院に入院するジェボクを見舞う自殺未遂したホテルの社長に「退屈だから自殺しようと思ったんですか?」と冗談とも本気ともつかぬ問いかけをするジェボク。
(こういう質問をしても、許されてしまう人の良さがジェボクのいいところだ。そして社長はただ退屈だから自殺未遂をしたわけではないのだ。不渡りを出し姿を消してしまうのである。子どものような社長の出番もここで終了か。)
しかしそんなジェボクも、兄かもしれないと思いながらも、「ジェボクがすきです」と打ちあけるチョンアを受け入れることが出来ない母親に対し、口答えをする。
以前のジェボクなら、口答えするにしてももう少し気の利いた事を言っていたに違いない。チョンアとも分かれられず、身体まで自由に動かなくなったことで、少しずつ変わっていってしまったようだ。

身体のしなやかさだけでなく、心のしなやかさも失っていくかのようなジェボクを見るのはやはり寂しいものがあり。

ジェボクからシヨンがストーカーに襲われたと聞き、駆けつけるグクだが、逆にストーカーに襲われそうになったところをシヨンに助けられることになってしまう。
足のせいで助けられず、寂しさを隠せないジェボクと反対に、シヨンを助け、そして助けられたことに何かうれしさを感じているグク。そしてシヨンの手の傷を特に取り乱す様子もなく介抱する女医のチョンア。
(この時のチョンアの落ち着いた様子が非常に不思議だ。これが彼女の持ち味か・・・)
しかしチョンアとシヨンとの間で揺れているかのようなグクも、子どもをそして子どもの母親であるチョンアを大事にする気持ちに偽りはないのだ。

誰を選ぶ、どの道を選ぶのか、チョンア。

****
「ジェボクに知らせないまま、引越しなんて出来ないよ」
シヨンのマネージャーの指示通り、大きい家に引っ越すのを躊躇う理由の一つにジェボクが出てくるなんて・・・・こういう台詞があるところがこのドラマの好きなところでもあり、不思議に思うところでもあり。



アイルランド 第12話

2006-12-10 15:15:27 | 韓国字幕つきドラマ感想
ジュンアとの思い出のコインを拾おうとして、車に轢かれるジェボク。一度轢かれ、二度轢かれ・・・さすが韓国ドラマ。やることが激しい。入院しているジェボクを見舞うグクとジュンア。
「帽子なんか選んでいるから、病院に行くのが遅れたのよ」とグクに八つ当たりをし、ジェボクを自分の勤める病院に運び看病をするジュンア。
このあたりの周囲の人間には予測できない行動がジュンアらしいとも言えるのだが「二人を好きになるのは許す。でも離婚は駄目だ」という夫グクの言葉に「今分かった・・・私は一人だけ好きなんだって」と言うとは・・・

夫グクの「二人を好きになるのは許す。でも離婚は駄目だ」という台詞も究極の台詞だと思うが、それに対する返事が「私は一人だけ好きなんだって、分かった」とは、一体。
要求する方もする方だが、それに対する答えがこれとは・・・この夫婦やっぱり不思議なところがある似た者夫婦なのだ。

しかしそんな夫グクも、人気の出たシヨンをボランティアのように守り、見つめ、そしてとうとう寂しさからか、親しみを感じ始めたようだ。
女性のせいで開いてしまった心の穴は女性で癒すしかないのか・・・
ジュンアを失った寂しさからか、シヨンを誘うグク。そしてそのグクに「自分を好きな女のところに来たのね?」と言いながらも、彼についていこうとするシヨン。

世の中の人はみなこんな泥沼の恋愛模様を潜り抜けているのだろうか?
この台詞にこの答え・・・とは・・・
このドラマはそういう驚きがあるので、なんとも不思議なドラマだ。
そして面白いのだが非常に感想を書きにくいドラマでもある。)
(何度も同じようなことを書いているような気がするが・・・見るたびにそう思うのだから仕方ない

****
ヒョンビンが若い!雪の女王と比べると苦悩する表情に中にも若さあり。


アイルランド 第11話

2006-11-19 16:51:16 | 韓国字幕つきドラマ感想
「お前は今でも大事は人だ。でもカングクと付き合うならお前とも戦う。」とシヨンに忠告するジェボクだが、シヨンも自分の心をどうすることも出来ず。

シヨンに申し訳ない、ずるいといいながらも自分の妊娠を打ち明けるジュンア。
妊娠が分かってから彼女の不思議ぶりは一層磨きがかかったようだ。
ヒステリックになるわけでもなく、妙な落ち着きを持って自分と夫カングク、ジェボク、シヨンの関係を受け入れようとするようだ。
誰の心も止められないが、子どもは確実に生まれてくるからだろうか。

映画も終わったからと、監督との関係を終わらせようとするシヨンだが、打算的な関係はそんなに綺麗に終わるわけがない。
自分も監督に殴られ、そして助けに入ったカングクも監督に殴られ・・・
「結局寝たんだな」とカングクに聞かれても「私はそんな風にしか生きられないから」と寂しげに笑うシヨン。今まで寝た男は皆私の事を殴ったの。寝たから仕方がないと思っていた・・・そして一人だけ殴らなかったのは、ジェボクだと話すシヨン。
本当に正直な子なのだ。何故そこまで正直にカングクに自分の気持ちを話すのだ。
そして監督に殴られたカングクを助けるために、ジェボクに助けを求めるシヨン。

そして仕方なく助けに来るジェボク。(何故助けに来るのだ・・・)

このドラマ本当に不思議なドラマだ。

****
娘シヨンの成功でお金を手にした両親。
そしてそのお金を使うのだが、急に手にしたお金をどうしていいかわからず「昔ならお金があっても使い方なんて困らなかったのに、一度落ちぶれてしまうとお金の使い方も忘れてしまう・・・」と途方にくれ、涙する母親。
なんとなく分かりそうでもあり、でもこんな会話が出てくるこのドラマがまた不思議でもあり

アイルランド 第10話

2006-10-24 20:56:03 | 韓国字幕つきドラマ感想
グクの仕事場に朝食を持って行き、シヨンが彼の部屋に泊まったことを知っても「ごめんなさい」というジュンア。
「お前がごめんなさいって謝ることじゃない」という夫グクの言葉にも「嫉妬もしているけれど、でもごめんなさい。」涙するジュンア。
このドラマ、本当にこんな風に会話がかみ合っていると思えない場面が淡々と続いていくのだ。

こんなことがあってジュンアが家を飛び出すのかと思ったのだが、家を飛び出したのは、シヨンの家を出ようとタイミングを見計らっていたジェボクの方。
「お前はオレを無視はしたけど、オレに嘘はつかなかったよな。オレはお前に一杯嘘をついたよ。」
映画女優への欲が出て、なんとなくジェボクの事を恥かしく思っていたシヨンの気持ちに後押しされ、家を出るきっかけを掴むジェボクに「これから道で会っても、無視するかもしれないから覚悟して」こんな別れの言葉を告げるシヨン。

洒落た別れの言葉なのか、先に自分から心が離れてしまったジェボクへのあてつけの言葉なのか、これもなかなか普通は口にしない言葉だと思う。

そして不思議ちゃんジュンアはいつの間にか妊娠。そしてシヨンは、やはり監督のホテルの部屋を一人訪れるている。

不思議ちゃんジュンアの気持ちは非常に分かりにくいが、シヨンの行動はとても分かりやすいと思う。生きていくためにただただ一生懸命なのである。そのへんに一生懸命な行動を目の当たりにすると、「そんなことをするな」など、えらそうな意見など簡単にいえるはずもなし。


********
このドラマ、本当に普段は口にすることのない気持ちを語る、台詞の多いドラマである。
薄っすらと心の中で思いながらも、また相手も薄っすらとそんな感情を感じてはいても、普段は口することの無い言葉を、このドラマはそのまま台詞にしてしまっているのだ。だから会話もかみ合わない時が多いのだ。それはそうだ。心の中の気持ちに一々回答などないことの方が多いのだから・・・・

今回はシヨンの母親が彼女に言った台詞が心に残る。
「ジェボクはお前の人生を愛してくれていた。だから私はジェボクが好きになったのよ。」

アイルランド 第9話

2006-10-09 16:22:29 | 韓国字幕つきドラマ感想
ジュンアが自分の母親と一緒に病院にいるところを見、自分達が兄妹かもしれないことを悟るジェボク。(驚くのは勿論ジュンアも一緒だ。)
ジェボクの事が忘れられず、更に兄かもしれないという二重のショックを隠せないジュンアの姿を見て思わず彼女に手を上げるグク。
「全然痛くない・・・」涙を流しながらも更に殴り続けるように訴えるジュンアと、戸惑いながらも殴り続けるグク。
心の痛みより強い身体の痛みで、痛みの相殺でもしようというのか。勿論そんなことどちらも無駄なことと分かっていても、どうすることも出来ないのだ。

ジュンアは兄と妹であるかもしれないという事実を受け入れようとするが、ジェボクは事実を受け入れることが出来ない。シヨンがいても彼女のことを大事に思ってはいても、ジュンアのことは全く別のことなのだ。
更にグクの事を仕事の師として大事に思っていても、それとは別にジュンアと自分の中を邪魔する存在として、冗談とも本気ともつかないが「あいつが死ねばいい」と思っているのだ。

黒白つけることの出来ない人生の選択に悩むジェボク。。。。

やっと手に入れた映画の仕事を逃すまいと、気を使わずにはいられないシヨン。そんな自分をキチンとガードしてくれるグクの態度に、ジェボクとは別の安らぎを感じるシヨン。


このドラマの登場人物は、皆自分にないことを誰かに求め、求められた人もまた別の人に何かを求め・・・とぐるぐる繋がっている不思議なドラマだ。

(8話を見終わってから8ヶ月も経ってしまっていることに気づく。自分の書いた視聴日記を読み返してストーリーを思い出してからの視聴・・・)

ヒョンビンが若い。しかし今更ながらこのドラマはジェボク演じるキム・ミンジュンのドラマなのだと納得。


アイルランド 吹き替え版

2006-08-24 22:22:46 | 韓国字幕つきドラマ感想
以前「時間が無い」という弱音を吐いた時に「時間は自分で作るものだ」と説教をされたことがある。
(忠告ではない。かなり説教をされたと思う・・・)
それからなるべく「時間がない」という言葉は使わないように心がけ、「時間があったら」という仮定の話はなるべくしないように心がけているのだが(心がけているだけで本当は全然実行にうつせていない)それでも時間があったらやりたいことが沢山ある。

8話まで見てそのままになっていたこの韓国ドラマ@アイルランドを見ることもやりたいことのかなり上位に入っているのだが、そのドラマが今日から地上波で放送されている。
字幕ではなく吹き替え、更に副音声も入っていないので、日本語で楽しむしかないのだ。

「ヒョンビンが日本語を喋っている・・・」録画した番組を確認しながらちょっと寂しくなった。
ヒョンビンの韓国語を聞きながらドラマを楽しみたかった。
時間を作れなかった自分がいけないのだが、「時間がない」と弱音を吐いてももう説教する人はそばはいないから、思い切って弱音を吐きたいと思う。

このドラマは答えの出ないような不思議な台詞が多いのだが、そのなんとも不思議な台詞をヒョンビンの声で楽しみたかった・・・
「もっと時間があったら、ヒョンビンの生の声でアイルランドを楽しめたのに・・・」
かなり残念だ。

****
アップした後で、アイルランドのDVDが発売されることを友人のメールで知る。
(教えてくれてありがとう!)
テレビではなく、DVDで楽しむことにしよう・・・

アイルランド 番外編 

2006-04-05 21:16:56 | 韓国字幕つきドラマ感想
時間があればしたいことは沢山ある。
そのうちの一つは8話まで見ただけで終わっている@アイルランドの後半戦を見ることだ。

年度初めで仕事が忙しいので、今はちょっと諦めているのだが、先日せっかくヒョンビン空間の会員になったのだからと@ヒョンビン空間のサイト内のアイルランドの部分を覗いてみる。

ヒョンビン演じるカン・グクのなんとも意味深な台詞の数々がアップされている。
(以下私のいい加減な超訳)

******

私がかわいそうだから好きになったの?
それとも好きだからかわいそうなの?

最初はかわいそうだから好きになって・・・
今は好きだからかわいそうなんだ。

お前はオレの理想の人だ。

니가 내살이 돈다면
넌 참 영광이겠다.
니 영광이 되서 나도 영광 이다

お前がオレの一部になったら、
お前は本当に誇りだよ
お前を誇りに思えてオレも誇りに思うよ


*****

ジョンアを愛し、自分も愛されたいグクという青年はそういえば、こんなことばかり言っていたな~と忘れてかけていたドラマのストーリーも思い出した。
が思い出したことに満足し、9話以降をみるのはまた先延ばしになってしまいそうだ。
早く私のいい加減な超訳が、字幕ではどんな風になっているのかキチンと確認し、勉強しないとと思う。


アイルランド第8話

2006-01-24 22:55:04 | 韓国字幕つきドラマ感想
映画監督からのオファーになんでもやる気のシヨン。お酒の席でも嫌がらず、勿論ホテルまでも付いていき、寝たほうがいいのか、このまま帰っても契約してもらえるのか、酔った頭で考えるのだ。
不思議ちゃんジュンアに気を取られていたが、このシヨンも元気でいながら悲しいところがあるなかなか可愛い子なのだ。
(とりあえず今回は監督もそんな風に考えていたようでよかった。)
「生きるってみじめですから・・・」なんてさらっといえるあたりなかなか根性が座っていると思う。やっぱり自分の稼ぎで家族を養ってきているから、並みの女子よりしっかりしているのだ。
でもタバコとライターの話を覚えているあたり、可愛い女の子の一面もあったりしてなかなか泣かせる。

シヨンを除いた3人はこれからどうするのか?
ジェボクとジュンアは、から揚げをはさんで不思議ちゃんカップルらしい分かれ方をしていたが、このまますんなり分かれられるはずもなく、母親が倒れた病室で鉢合わせしてしまうのだ。
すっかり忘れていたが、この二人は兄妹だったのだ。

そしてグク。寂しくて愛されたいグクは、格好悪いジェボクと病人のふりをし続けるジュンアの事を受け入れられるのか・・・・


追記)
「苦しい」と「悲しい」の違いについて語る場面があったが、普段、苦しいも悲しいも区別して使っていないような気がしてはっとさせられる。
「恋に破れて苦しむ」「恋に破れて悲しむ」この二つは、どこがどんな風に違うのだろう?それとも結局同じことなのか?このドラマは、こんなことをずーっと考えさせる不思議なドラマだ・・・・こんなことを考えるようになるとは、このドラマにはまってしまった証拠か?否 ただ単に暇なだけだろう・・・多分。

アイルランド第7話

2006-01-22 15:27:34 | 韓国字幕つきドラマ感想
ジュンアを向かえにきたグクをジュンアの夫と知らずに平手打ちするシヨン。平手打ちにも驚いたようだが、ジュンアが自分を守ってくれたことに喜びを感じるグク。「これこそ僕の望んでいた幸せ」とばかりに微笑むグクとは反対になんとなく居心地の悪さを感じるジュンア。二人の温度差。このあたりが不思議ちゃん同士が夫婦になった所以か・・・

ジュンアは心ここにあらずで仕事に向かっていることを院長に指摘され、職場を去ることになる。
「やっぱりグクの忠告通り、中途半端に仕事はしない。お母さんにも会う。面白くないかも知れないけれど、あなたの言うとおりにする。」と努力することを誓うジュンア。しかしこんなことは誓うことではないような気がする。不思議ちゃんで自由気ままに生きているかと思いきや、急に自分で自分の歩む道を狭めたり、苦しくなるようなことをしたりする。自由なはずなのに、自由に生きていない。薬を口にすることがなくても、不思議ちゃんは不思議ちゃんらしく自分の道を進んでいる。

病院の院長からジュンアが病院に来ないことを聞き心配するジェボク。
会社でグクにかかってきたジュンアからの電話を偶然に取り、心配していることを告げるジェボク。そして二人のそんなやり取りを偶然聞いてしまい愕然とするグク。
勿論ジェボクはそんなことなど一つも知らず、いままで通りグクに憧れの眼差しを送るっているが・・・・・
このままですむわけなどなく・・・・

人の良いグクだが、心の奥底には随分屈折したものがあるらしい。
戻って来いというホテルの社長に「社長と友達になるには、奴隷にならなくてはならないけれど、僕はもう奴隷にはなれません」と寂しそうな笑顔を浮かべるかと思いきや、無条件にグクを尊敬するジェボクには、邪険な態度を取ったりする。
妻ジュンアの不倫相手がジェボクと知っても「何も聞こえなかった」と知らん振りを決め込むが、牧師さんの前では涙ぐんだりしている。
「お前が空気のように軽ければ、皆がお前を身近に感じてくれるよ。お前の心は重いんだ・・・」さすが小さい頃からグクを育てた牧師さんだ。良く分かっている。愛するジュンアとどうしようもないひもジェボクの仲を知ってしまったグク。彼の愛されたい守られたいという心は、これからどこに向かうのか?

アイルランド第6話

2006-01-15 18:03:42 | 韓国字幕つきドラマ感想
グクのもとでボディガードの訓練に臨むジェボクだが、背筋が伸びる感じはひとつもなく、ひもらしい雰囲気はそのままなのだ。がなぜか女社長に気に入られ、ためしに警備にはいったテレビ局で暴漢からグクを守るジェボク。(そうだ!ひもジェボクもやるときはやるのだ。)
怪我を治療に行った病院でジュンアの治療を受けることになり、グクとジュンアが夫婦だと知り、驚くジェボク。ジェボクに仕事を教えているのが夫のグクだと知り、同じように衝撃を受けるジュンア。
(もうこのあたりは偶然過ぎて、笑ってしまうのだが、そんなことに関係なくドラマは進む)人の良いグクは、二人の悩みなど一つも気づかず。ジェボクが良心の呵責から仕事に行くのをためらっていると、わざわざ家にまで迎えにくるのだ。何も知らないグクの人の良さに同情する。

制作会社を移ったものの、ポルノ映画の主役から脇役に格下げになり更に落ち込むシヨン。(ジェボクが仕事を始めたこともひそかにショックなのだろう。自分が養わなくては、自分の存在意義までなくなると思っているようだ。気持ちは良くわかる。)そんなシヨンに「テレビ局に行きオーディションを受けなさい」と助言するジュンア。彼女の助言で出向いたテレビ局で、偶然グクと出くわすシヨン。

今回のジュンアは不思議ちゃん度がやや低い。自分の事を必要以上に守ろうとする夫グクに向かって「私のことは放っておいて。いつまでもあなたに守られていてはダメ。一人で大人になりたいの」と宣言し、血を見ても倒れないようになるのだ。
「僕はかわいそうな人に心惹かれるんです。」というグクの愛情。
自分も一人になりたくない、そして相手にも優しくしたい、自分よりかわいそうな人に優しくし、自分も幸せになりたいと願うグク。そんな心の優しさは、相手には負担でしかなくなっていくようだ。(多分ジュンアにとっても牧師さんにとっても・・・)
が、ドラマを観ている限りはグクは非常に好青年故、応援したくなる。幸せにしたい、幸せになりたい、相手を守りたいというグクの優しさ、人の良さを素直に信じたい。

不思議ちゃんカップル ジュンアとジェボクは如何するのか?ジェボクはシヨンに本当の事を告げることが出来るのか?
(タバコとライターの話は泣かせる。どっちとも答えられず、マッチと答えるジェボクの優しさ・・・これこそ愛すべきひもの真骨頂だろう。)

そして愛に飢えているシヨンと、無意識に愛を請うているグクはどうなる?

注)誤字脱字王故、前回の感想までヒョンビン演じるグクのことをずっとクグと書いていることが分かる。(勿論自分で気づくはずもなく、友人に教えてもらったのだ。感謝!)本人はグクと入力しているつもりだったので、その辺は適当に読み飛ばしてもらえると嬉しい・・・直そうかと思ったが、更に誤字脱字が増えるような気がしたので、そのままでいくことにする。

アイルランド第5話

2006-01-14 00:29:48 | 韓国字幕つきドラマ感想
ジュンアと釣り合う男性になりたいと、立派なボディガードになりたいと願うジェボクだが、クグと喧嘩をするときの様子も非常に姑息な態度が目立つ。やられたと謝りながらも、後ろを向きながら舌を出して、ぞうりでクグの頭を殴るなど、喧嘩の仕方など小学生並なのだから本当に呆れる。普段はそんな姑息な態度が目立つジェボクなのに、娘を探し出し謝りたいという母親には「愚かなのも罪なんだよ」と諭したりする。更に病院で働き始めたジュンアに「凄いよ」と心の底から言えたりするのだ。ひもでありながら「馬鹿と利口は紙一重」を身をもって分からせてくれるジェボクの天然な感じにびっくりする。多分不思議ちゃんのジュンアはそのあたりのナチュラルな感じに惹かれているのだろう。

あんなに自分の事を心配してくれている夫がいるのに「私の事を信じないの?」と夫クグに冷たく言い放つジュンア。(自分が孤児だから彼女に母親の暖かさを感じさせてやりたいと思っているのに、それを口にしない、クグ。そんなお人よしだから、不思議ちゃんジュンアが付け上がるのだ。)自分の感覚だけで生きている不思議ちゃんジュンアには、夫クグの人のよさはただの負担でしかないらしい。クグは夫だからこそジュンアに不安を感じるのだが、不思議ちゃんジュンアにはそれが負担とは、世の中は上手くいかないものだ。不思議ちゃんジュンアがジェボクに感じる天然な優しさも、彼が夫でないから感じるものだと思うのだが・・・・
きっとジェボクが夫になったら、クグに感じるようにジェボクのことも負担に感じるようになるのだと思うが・・・
(ジュンアとジェボクは兄妹なので、不倫で二人の仲を語るのはちょっと?だが、本人たちはまだ知らないのだから、とりあえず二人の関係は不倫ということで話を進める・・・自分たちが兄妹だと分かったらこの二人は一体どうなるのだろう。二人とも不思議ちゃん故、想像が付かない・・・)

AV女優で家族とジェボクを養っているシヨンは、所属する制作会社が潰れ、無職に・・・・ひものジェボクはそんなことも知らずに「おれより良い奴と結婚しろ」などと格好をつけている。そんなジェボクはシヨンに一発殴られて当然だ。

しかしこのジェボク、クグに弟子入りし、立派なボディガードになろうとしているのだから驚く。しかしクグに対する態度もなんとなくひもの香りがするので、不思議だ。多分生まれながらのひも体質ということにしておこう。しかも愛すべきひもなのだから・・・面白い。

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お人よしのクグとひものジェボク。どちらがジュンアの愛を手に入れるのか?それとも不思議ちゃんジュンアはこのまま一人で歩いていってしまうのか?ヒョンビン演じるクグの人の良さに感動しつつ5話を見終わる。

アイルランド第4話

2006-01-09 21:34:54 | 韓国字幕つきドラマ感想
ジュンアを後ろに乗せたいからと、どうしてもオートバイが欲しいジェボクは、誕生日プレゼントとしてシヨンにバイクを買ってもらうことになる。勿論ひも故、恥かしいなどということは一つも感じていない。だが彼女がポルノ女優であることを恥じていることを知り、驚くジェボク。泣く彼女を目の前に「悲しむ涙もキラキラしている」と声をかけることしか出来ないのだ。ひもらしい慰め方だと思う。

夫のグクが失業したことを知り、これからは彼に優しくしようとするジュンア。ヒョンビン演じるクグが不思議ちゃんジュンアにはまってしまっているのは良くわかるが(好きというより失いたくないというはまり方だ)、ジュンアがなぜクグと結婚したのか未だによく分からず。優しくするかと思いきや、彼が実母を探し出してきたことを知り、逆切れ。結局実の母親にも自分が娘であることを言い出せないのだ。(まぁ実の母親への複雑な感情、このあたりの事は不思議ちゃんの行動でも理解できる、数少ない場面の一つだ)

人のいいクグは、ジュンアが逆切れしたことに気づいたのか気づかないのか、知人の始めた警備会社を手伝うことになる。
そこでジュンアのために働きたいと思ったジェボクと同僚になるという、いかにも韓国ドラマという偶然の展開に・・・
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悲しむシヨンのために、ヤクザのバイクを壊したかと思いきや、会いたい人はシヨンでなくジュンア。そして夫クグに優しくしようと思ったのもほんのひと時でまたジェボクのもとに会いに行くジュンア。
不思議ちゃんたちが、不倫するという先の読めない展開。もうこの先は結構なんでもありなんだろう。不思議ちゃんを止める力は誰にもないだろうし・・・・

アイルランド第3話

2006-01-09 17:28:08 | 韓国字幕つきドラマ感想
妻ジュンアのために公開番組の「尋ね人」に出演し、母親を探そうとするクグ。
が、そんな夫クグの心も知らずシヨンのひものジェボクと会い続けるジュンア。ただのひものジェボクより夫のいるジュンアの方が罪悪感がありそうなものだが、夢見る不思議ちゃんなジュンアはどこまでもマイペース。ジュンアが何でクグと結婚したのかも不思議だが、この生活力のないジェボクとなんで付き合う気になったのかそれも分からない。不思議ちゃんは浮気をしても不思議ちゃんのままだ。
シヨンの両親もひものジェボクが浮気をしていることを知り、「娘の悪口は涙の裏返しよ。浮気をしないで。娘をなかせないで。」とひものジェボクをなじりながらも、彼が欲しがっているバイクを買うお金をあげようとする。このドラマの出演者誰もが不思議ちゃんだ。

何を考えているか一つも分からない妻と暮らしている、お人よしのボディガードクグは、人の良さゆえホテルのボディガードの職を失うことになってしまう。(上司の社長があんなに最低な奴なら自分から辞めたほうがいいような気がするのだが、お人よしのクグはそんなことも思わないらしい)
失業した夫クグに「浮気しているの。その人が私の頭の中に家を作っているの」とこれまた不思議ちゃんらしい不倫の告白をするジョンア。

出演者4人中、誰が一番不思議ちゃんでないか考えてみる。が誰もが不思議ちゃんなのだ。職業があるという社会性から考えたら、自分の体で家族の生活を支えるポルノ女優のシヨンと、ボディガードのクグだろうが、この二人でさえ妙な独り言が多く、やっぱり不思議ちゃんなのだ。

アイルランド第2話

2006-01-03 18:26:51 | 韓国字幕つきドラマ感想
このドラマ本当に台詞に溺れそうになるドラマだ。

養父母を失くし、アイルランドから戻ってきた挙動不審なジュンアを守ろうとするボディガードのグク。そんな彼に心を開くかと思いきや急に居なくなったりする、どこか心ココにあらずのジョンア。ホテルの相続争いに巻き込まれ危ない目にあったりするも、1年後二人は一緒に暮らすようになる。

ポルノ映画で家族を養うシヨンのもとに転がり込むジェボクも、「娘の苦労は運命」とうそぶく母親に「彼女を悲しませないようにしましょう」と説教めいたことをいうかと思いきや、1年後もやっぱり彼女のヒモのままの生活なのだ。

このドラマ、大きな流れはあるのだろうけれど、その流れよりもちょっとした台詞の一つ一つが面白かったりするのだ。

「私が食べさせてあげるから、私の涙を受け止めて」こんな台詞がバンバン出てくるから、ドラマの流れよりそちらの方が面白かったりする。
出演者それぞれがお互いに痛い所をつく台詞をいいながらも、お互いがその台詞に癒されたりしているのだから不思議なドラマだ。

ヒョンビン演じるグクは、ジュンアの捉え所のない言動に魅力を感じているようだが、彼女の妙な言葉を全部理解しているとは思えない。「最後までキチンと話したことがないじゃないか・・・」こんな不満は、恋の始まりには何の問題にもならないだろうけれど、別れの時にはどうしようもない大きな問題になっているはず。
大きな運命の波に飲み込まれそうなジュンアとジェボクに、どこかぼーっとしたグクがどんな風に絡んでくるのかちょっと興味あり。
しかしこのドラマ、本当に不思議なドラマなので、感想もかなり書きづらい・・・

*****
ソウル市庁舎前のソウル広場に、ヒョンビンとイ・ナヨンの足型が本当にあったら面白いのにと思う・・・