私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

ショック ウェイブ/爆弾処理班

2018-08-30 21:13:38 | 映画鑑賞

爆弾処理のスペシャリストである警察官が身分を隠し、犯罪者組織に潜入。
上手くいくかと思われた潜入捜査は一部は成功、一部は失敗だった。銀行強盗は防げなかったが、主犯格の弟を逮捕することが出来たのだ。

主犯格の男にとっては、家族である弟を奪われたことは何よりも憎むべきことだった。
更に家族のつぎに親しい存在である仲間として潜入捜査官を受け入れたにも関わらず、結局彼に裏切られてしまったことが、主犯格の男の復讐心をとんでもなく燃え上がらせる・・・
警察官として身を挺して市民を守ろうとする主人公の行動も印象的だが、それよりも主犯格の男の行動が印象的だ。とにかく弟を救い出し、裏切った男に復讐をする。その一心で、九龍と香港島を結ぶ海底トンネルを爆破しようとするのだから・・・・

仲間に受け入れたにも関わらず裏切られた怒りの強さに驚くとともに、弟までもが心変わりするという・・・仲間に裏切られた思いがあそこまで熱く燃え上がるものなのか・・・・

 

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追記:

「裏切られた」と怒る犯罪グループのボスの様子を見ながら、中国人の対人関係の距離感について以前聞いた話を思い出した。

本人、自家人(家族、親戚)そし家族並みに親しい自己人・・・ここまでが非常に固い絆で結ばれており、それ以外はただの知り合いの熟人、そして何も知らない外人なのだという。この自己人のグループに入ることは非常に難しいが、ここに入れば家族同様なのだという話を思い出し、犯罪グループの一員になるということは、この自己人グループの一員になることなんだと考えれば、ボスの怒りが半端ない状況だったことも少し理解出来る。

 


親愛なる判事様 第17,18話

2018-08-29 20:50:59 | 韓国ドラマ さ行

ソウンの家にいる間に車に細工をされてしまい、ガスを吸い込み機を失ってしまうカンホ。
そのまま拉致されるかと思いきや、自分を拉致した野球帽の男を追っていたスホに助けられることになるカンホ。
野球帽の男はスホが二人居ることに驚き、スホはカンホが自分に成り代わって判事として活動していることを再確認。更に自分がこの場に居たことがばれては困ると車のドライブレコーダーをこっそりと持ち帰るのだ。(さすが本物の判事 やることがキッチリしている。)
出勤しないガンホを心配するソウンや事務官たちだが、怪我をしたことは知らせず、自分だけで捜査をしようとする彼。判事という立場を利用してマンションの防犯カメラを確認し、スホの様子をチェックするカンホ。スホも持ち帰ったドライブレコーダーからガンホの判事としての日常をチェックする。双子同士の戦いはこうしてどんどん過熱。

更に先日襲われた際の指紋から、自分を襲った男がスホが判決を下した後自殺した被告の双子の兄弟であることを知るカンホ。スホも当然その事に気づき、カンホよりも先に検察から書類を持ち出すのだ。
双子同士の戦いは留まるところを知らず・・・・

スホに判決を下された被告の弟は、スホが双子だということを確認するためにこっそりと二人の母に接近・・・ガンホが養子に出されたため、双子であることが分からなかったことなどをキッチリ確認する。(そんな中、事務官の中にもスホを裏切っている者がいることが分かるが、そんな彼は、「最近判事が良い人になっている・・・」と協力を拒んだりしているではないか。
偽判事であっても、信頼を得て、自分の居場所を確立しているカンホ。

ニュースキャスターであるスホの彼女は、スホが賄賂を貰っていたことを知り動揺するが、スホに刺青という大きなキーワードを貰っていながらも、カンホの正体にまだ気づいていないのだ・・・・
サンチョルも不審に思いながらも、まだ状況を把握していない様子。(さらに彼は嫉妬の炎も燃やしているようなので要注意だ・・・)

兎に角双子の争いはまだまだ続く・・

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悪人は、人を好きになる資格もない。。。。と実感し動揺するカンホ。ソウンからも「いい人がいい」と言われて更にショックを受けるが、「悪い人からいい人になったとしたら、その人は元から悪い人じゃなかったんです。」という自分ルールを聞かされ、なんだか複雑な笑顔を浮かべるしかないカンホ・・・


30歳ですが17歳です 第17,18話

2018-08-28 21:32:19 | 韓国ドラマ さ行

ウジンの姉の突然の帰国に、ソリとの同居がばれては・・・と焦るウジンと高校生・・・しかしお手伝いさんが外出していたことでウジンの姉はソリのことをお手伝いさんだと勘違いしてくれた。そのままやり過ごそうとするものの、世話になっているウジンと高校生のためにも嘘はつきたくなくて、ウジンの姉に正直に話すソリ。
(このあたりが高校生のまま大きくなっているソリの純粋なところか・・・)ウジンの姉は黙って受け入れてくれるが、ソリの言葉を受け入れただけでなく、世捨て人のような生活をしていたウジンがソリのことを受け入れている姿を見てうれしかったということが分かる。更にウジンは済州島にいる父親の元に出向き、家を売らないで欲しいと直談判するのだ。世間との関わりを避けていた息子が回りの事に関心を向けることを、静かに喜んでいる様子からも、いかにウジンの様子に家族が心を痛めていたことが分かる・・・

良い傾向だとは思うが、ソリが何故13年間も病院に居ることになったのか分かった時、もっと大きなショックが襲うのかと思うと、ちょっと切なくなる。

ウジンとしては一緒の家に住み、職場も一緒だ。一緒に出張にも行き、彼女が昔の恩師に再会して喜んでいる姿を見れば自分もうれしくなるというのは当然。昔の写真を見てしまえば、あっという間にソリが13年前の女子高生だと分かるはずなのだが、それはまだちょと先のようだ。

音楽監督は、13年間のブランクがあっても、ソリの存在はちょっと脅威のようだ。
更に、家政婦のジェニファーとソリの叔父さん家族との関係も気になる・・・


もう一度見たい映画リスト

2018-08-28 21:27:26 | 備忘の備忘・・・

米劇作家ニール・サイモン氏死去 「おかしな二人」などでトニー賞

 

グッバイガール [DVD]
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ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント

グッバイガールを又見てみたい・・・

実はこの映画は、一人で始めて映画館に見に行った映画だ。

当時、中学生一人で映画館に入るのは不良だと思い、「高校生だが、学生証を忘れたので一般料金で見る」という設定を考え出し、なけなしの小遣いから映画料金を払ったはずだ。
ただ、窓口では特にとがめられることもなかったと思う・・・新宿のミラノ座だったと思うのだが、観客は思いのほか少なく、席は選び放題だったはずだ。
(両親には、友人の家に遊びに行くという言い訳を考えたと思うのだが、詳細は覚えていない・・・)

女子中学生がニール・サイモン脚本の映画を一人で見るというのは、あまりにも渋すぎる趣味というのは理解していた為、この映画を一人で見に行ったことを誰にも話した事もなく、当然、この映画の感想を誰かに語ったこともなかった。40年近く経ち、そんなこともすっかり忘れていたのだが、訃報に接し、当時の事を思い出した。

中学生の頃は、「サヨナラ サヨナラ サヨナラ」が印象的な淀川氏のラジオ番組(月曜日の夜8時からの1時間番組だったと思う)を楽しみにしており、そこでこの映画の話を聞き、是非見に行きたいと思ったのだった。
「うちの奥さん こんなオモロイ人なんですよ。彼がそんな風に思って書いた話です。」
確かそんな解説だったと思う。

 

David Gates - Bread - Goodbye Girl - Lyrics


ちびまる子ちゃん

2018-08-27 20:12:23 | なんということはない日常

さくらももこさん、15日に亡くなる 享年53歳 乳がんのため…

1,2,3巻位までは本屋に並ぶのを心待ちし、何度も何度も読み返したことを懐かしく思い出す・・・・

(アニメでの花輪君キャラも好きだったが、コミック版の方が好みだった)

私も子供の頃は、おかっぱ頭で赤い吊りスカートをはかされていたので、なんとなくシンパシーを感じていたのかもしれない。

追記…

韓国に行った際、深夜のケーブルテレビで韓国語吹き替えのちびまる子ちゃんが放送されており、思わず見入ってしまった時があった。

韓国語吹き替えでもまるちゃんの声に違和感が無く、声優さんのキャスティングに感心したりしたのだが

たまたま見た回は、親友たまちゃんのお父さんがライカのカメラに凝っており、レンズを向けられる周囲が困惑という話だったのだが、たまちゃんのお父さんの事をたまちゃんのタマとお父さんの意味のアボジのボジで、「タマボジ」と吹き替えていたのだ。

洒落た吹き替えだった。

 

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スンホン you tube 検索(新作ドラマ プレイヤー 予告15秒バージョン)

2018-08-26 20:05:34 | ソン・スンホン(宋承憲)

先日、長めのメンバー紹介バージョンの予告をアップしたが、番組宣伝の基本はやっぱり15秒バージョンの予告編だろう。

こちらもアップしておこう。

Player [최초공개] 송승헌X정수정X이시언X태원석, 머니 스틸 액션 ′플레이어′ 9월 29일 첫방송! 180929 EP.0

 

 


24時間テレビを見ると「もう夏も終わりだ・・・」と思うはずなのに・・・

2018-08-26 19:44:37 | なんということはない日常

みやぞん、1時間以上の遅れ→20分遅れに 猛暑続くも猛烈にペース上げる

昨24時間テレビを見ると「もう夏も終わりだ・・・」と思うはずなのに・・・

昨日もそうだったが、今日も尋常でない位に暑く、この中を走るとは・・・・と思わずにはいられない。

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昨晩、たまたまチャンネルを合わせると、一夜限りの復活だというポケットビスケッツが、18年ぶりに三人で「YELLOW YELLOW HAPPY」を歌っているところだった。「キャイ~ン」のウドちゃんが好きなので、当時もこのユニットは大好きだった。

そういえば、この歌が流行っている当時、たまたま通りかかった109の前で、イベント中の三人を見かけた事があった。すっかり忘れていたのだが、ウドちゃんがその当時と変わらずにおたおたしながら演奏している姿を見ていたら、そんなことも懐かしく思い出した。

 

Yellow Yellow Happy
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a-nation 2018 東京DAY1

2018-08-25 21:45:16 | なんということはない日常

週末の家事を終えてから、夜は映画を見に出かけようと思っていたのだが、暑くてそんな気になれず。。。

結局西瓜を食べながら、ケーブルテレビでテレビ独占生中継だという a-nation 2018の東京DAY1を見る。

以前見に行った友人から、飛田給駅の駅の込み具合だの、暑さだと、生の楽しさを味わうためには色々な困難が待ち受けているという話を聞いていたのだが、こんな風にテレビでゆっくり見るのも楽しいものだ。

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しかしヘッドライナー(最終演者という意味らしい。私にとっては耳慣れない言葉なのでメモ。。。)の東方神起の汗が飛び散っているのを見ると、クーラーの効いた部屋で見ているのが申し訳なくなる。

「(歌いながら)一瞬頭が真っ白になったので・・・」と言いながら観客の人に水を飲むように言い、話ながらゆっくりやりますね・・・と言ってはいたが、観客席は見ている人が手にしているライトで真っ赤になっている。ゆっくりやれるわけがない。会場内を動くゴンドラ(でいいんだろうか・・・)の中にもストローが刺してあるペットボトルが用意されていた。でも、あの汗の量だ・・・カメラでアップになると汗の量がリアルにわかる。動くたびに汗がシャワーの水のように飛び散るのだ。

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東方神起の二人は日本語が上手なのだが、「社会に戻って来てから1年ちょっと経ったんですけど・・・」という言い回しにちょっとだけ会場がザワザワしていた。

社会という言葉は韓国語でも日本語でも同じように使うから、文章としてはなんの問題もないんだろうけれど、「軍隊から戻ってきた」という意味で「社会に戻る」は、日本語としては使わない言い回しだ。(他のケースでもあまり言わないかもしれない・・・)耳慣れずになんとなくザワザワするのも分かる。

見ている人は状況を知っているから「戻ってきてから1年位経ちましたが・・・」で十分通じるはずなのだが、状況をキチンと説明したくて「社会に戻ってから・・・」と言ったんだろう。日本語が上手だからこそ、逆にザワザワしてしまうなんて。。。暑い中、日本語で歌い踊る二人の大変さを実感する瞬間だった。

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「除隊してから1年ちょっと経ちましたが・・・」が一番自然な言い方だろうか・・・韓国語ではどんな風に言うのが一番自然なんだろう。今度の韓国語レッスンの際にSさんに確認してみようと思う。

 

 

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猛暑日に今年最初で最後のスイカを・・・

2018-08-25 20:56:56 | なんということはない日常

都心 正午前に35度超 22日ぶり猛暑日

一人だとどうしてもスイカなど大きめの物を食べるチャンスを逃してしまうことが多い。

今年も一回もスイカを口にすることなく、夏が終わってしまうかと思ったが、

今日のこの暑さだ。

(青梅市で36度5分、八王子市で36度3分・・・・家の台所の温度計も34度8分を指していた)

最初で最後のスイカを楽しむ。

カット西瓜では楽しさも半分だといわれそうだが、この手軽さは私にはありがたい・・・・

 

 

 

 


スンホン you tube 検索(新作ドラマ プレイヤー 予告映像)

2018-08-24 21:33:21 | なんということはない日常

新作ドラマ プレイヤー 予告映像・・・映像についているタイトルは「汚いお金をきれいさっぱりに頂戴します」と訳せばいいんだろうか・・・Money steal action・・・・曰く付きのお金をそっくりかっさらっていくドラマなんだろう・・・

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詐欺師役のスンホンは、いつまでも無駄なカメラ目線で笑顔を見せ、ハッカー役のイ・シオンらに「早く車に乗れよ!前に誰がいるんだ?十分格好いいから・・・早く乗れよ」と呆れられている。

ドラマの中でもこんなやり取りがたくさんあるんだろうか・・・

Player 더러운 돈 깨끗하게 털어드립니다! 머니스틸액션 ′플레이어′ 티저 공개! #풀버전 #쿠키영상은_덤 180929 EP.0


雪梨パフェ

2018-08-23 21:11:14 | なんということはない日常
トロッと甘いアイスと梨のパフェだ。
甘いものに梨が使われていると知るだけでも、秋を感じる。
蒸し暑さを感じても、空の高さに確実に秋が近づいて来ているのを感じる。

ただ、コンビニから会社に持って帰って来る間にアイスクリームがかなり溶けてしまった。

本当の涼しさは、まだもう少し先らしい。



親愛なる判事様 第13,14,15,16話

2018-08-22 21:23:46 | 韓国ドラマ さ行

視覚障碍者がジェットコースターに乗るとどうなるか、アクシデントに備えるためにはどうすればいいのか検証すべく、高所恐怖症でありながらカンホを信じてジェットコースターに乗り、さらにはカンホを信じて上から歩いて降りてくるソウン。それだけの事だが、一緒に裁判を乗り切ろうとする二人にとってはとても大きな出来事だ。二人はなんだか照れた風にしているが、ドラマを見ている側にしたら、二人が近づいて行っている様が手に取るようにわかる。メールを送ろうかどうしようか悩んでみたり、自分の代わりに判決文を書いてくれる彼女のために自分の机の脇に可愛らしい椅子を準備してみたり、カンホの気遣いが非常に可愛らしい。またそれに答えて真面目に仕事に取り組もうとするソウンの様子も非常に好印象だ。

そんな様子を見て、サンチョルが不安に思わないはずはない。いつまでも彼女の足長おじさんに甘んじてはいけないと彼女にプロポーズをするものの、彼の父親は彼女の姉のセクハラ裁判で加害者側の弁護をしていたのだ。彼に罪はないことは分かっていても、姉はいまだに行方不明だし、それにショックを受けた母はシンガポールに移住してしまった。サンチョルが優しくても、彼と結婚するわけにはいかないのだ。(さらにサンチョルと父の間に確執があることもソウンにとっては胸が痛むことだ。。。)

ただ断ることはソウンにとっても胸が痛むこと・・・ストレスを感じ、体調を崩した彼女を優しくいたわるのは、偶然彼女を訪ねてきたカンホだ。

(こうやってちょっとの偶然が重なり、さらに親しさが増していくという・・・ラブコメ定番の展開・・・)

ソウンはどんどんカンホの自由なやり方を尊敬し、彼についていこうとするが、ソウンの事を大事だと思えば思うほど、それはやってはダメだということに悩むカンホ。所詮自分は漢字も読めず、判決文も書けない偽物判事だ。

ソウンがそばにいてくれた事で裁判にも出席出来たのだが、限界がある。ソウンに近づきたくとも二の腕の入れ墨を見てしまうとそんなことも出来ない・・・

「判事をやめるつもりだ。もらったお金でレストランでも開くつもりだから、その時は遊びに来てくれ・・・」という話をするために彼女の部屋を訪ねたところを、影からこっそり見ているのは、彼女を諦められないサンチョル。

そして、彼が双子の弟だと知らずに、スホだと思い、車に催眠ガスを仕掛けるのは、スホを監禁した男だ・・・

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前科五犯だが、それまでの経験で何とか裁判をこなすカンホ。ドラマだからと言ってしまえばそれまでなのだが、なんだか応援したくなる立派な裁きっぷりだ・・・


なかなか難しい・・・

2018-08-21 22:36:34 | なんということはない日常

外国人の医療費「横取り」を許すな ノンフィクション作家・福田ますみ氏が解説

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これとは直接関係ないが、この記事を読みながら、思い出した話がある。

何かの話の最中に、中国人の知り合いが「日本人は使える制度も使わない人がいるよね。勿体無い。」と言いだしたのだ。
何が勿体無いというのかと思っていると、彼女の知り合いが中国で区画整理で立ち退かねばならなくなった時の話を教えてくれた。

彼女の友人は未婚で両親や祖父母と一緒に暮らしていたらしいのだが、その家が区画整理で立ち退き対象になったらしい。立ち退きに際し、支払われる金額は一世帯に付き幾らという計算だったらしく、立ち退きの家に何家族か一緒に暮らしており、別世帯と認められれば家は一つでも立ち退き料はその家族分だけ支払われるという仕組みだったらしい。
その時、彼女の友人は付き合っている男性がいたらしく『結婚してこの家に一緒に住めば立ち退き料が2倍になる!』という話になり、急いで入籍手続きを進めたのだという。

「それで、立ち退き料は2倍もらえたの?」とややびっくりしながら聞くと、「それがなんだか書類に不備があったりして、結婚はしたものの、立ち退き料をもらえる期日までに手続きが上手くいかなくて、結局立ち退き料は一件分しかもらえなかったんです」と言うではないか・・・・
その場にいた日本人は皆びっくりして言葉がなかったのだが、中国人の知り合いは「これは上手くいかなかった例だけれど、皆その位のことはやるという意味です。」と涼しい顔をしながら言っていた。

これが、「日本人は使える制度も使わない人がいるよね。勿体無い。」ということなのか・・・